道路整備を進めるためにガソリンなどに上乗せしている、道路特定財源の暫定税率廃止が問題となっています。
市民の皆さんは、税金が少なくなれば家計の上で大変助かることになります。しかし、暫定税率が廃止されると試算ですが、浜田市の収入が、約4億1千万円減少します。そうなると道路整備ばかりでなく福祉や教育などの行政サービス全般に影響が出ることになります。そして、よく考えると、このたびの原油の高騰の原因は、道路の暫定税率とは、全く関係が無いということです。
都市と地方の経済格差が存在する中で、私たちは地方に暮らし、国土を保全しているという誇りがあります。「せめて地域振興に必要な全国ネットワークに繫がる高速道路整備を」と望むことは、決して贅沢を言っているわけではありません。浜田自動車道の交通量が1日4千台に届かず、無駄な道路との報道があります。この道路は平成3年12月に開通しましたが、完成までに30年以上沿線の広島市と千代田・大朝両町も加入した、広島浜田線建設促進同盟会とともに要望活動を続け夢の道路の完成にこぎつけました。完成後は引き続いて利用促進同盟会に衣がえして、今日まで努力してきたのです。沿線距離が短く居住住民の人口が少ないハンデの中、懸命の努力を重ねました。浜田道路は終点の浜田から東は出雲・松江に西は益田・萩へつながることで、機能が発揮されるのです。
県内の山陰自動車道は、あと10年から15年で完成する予定です。しかし、暫定税率が廃止されると30年以上かかると言われています。最近の高速道路整備の賛否を見ると、未整備の地方と、既に恩恵に浴している都市に大別され、その結果、道路整備に反対が圧倒的に多いとの構図になっているように思えてなりません。
都市部の人は恩恵を受けているわけですから、未整備のままになっている地方の実状を理解して、掘り下げた議論を切望します。
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