黄長石霞石玄武岩(島根県指定文化財)

(おうちょうせきかすみいしげんぶがん)

更新:2007年07月20日


指定日:昭和41年5月31日
所在地:浜田市長浜町・熱田町・内田町
所有者:個人
画像


  黄長石霞石玄武岩は、市内熱田町・長浜町・内田町の標高120mの丘陵地一帯に分布している。そのうち三所の露頭が指定されている。
  この岩石は、火山岩の一種で、黒色ないし暗灰色の細粒ち密な玄武岩である。多くの小さな沸石(ふっせき)の晶洞(しょうどう)があって、この晶洞にはしばしば岩漿水(がんしょうすい)が認められる。
  日本で最初に、霞石と黄長石が発見されたのは、この長浜丘陵である。霞石は中国山地の玄武岩中にわずかに認められているが、霞石を含み長石を欠く玄武岩(霞石)は日本でこの丘陵のみである。またこの玄武岩の一部には黄長石も含まれている。黄長石は、日本で唯一、この地で産出する。玄武岩中に霞石と黄長石が認められるのは、世界的にもめずらしい現象であり、地質鉱物学上貴重な存在である。
  この岩石は、第三紀に噴出したもので、今からおよそ600万年前のものである。
【この情報の提供元】
浜田市 文化振興課   ( 庁舎配置図文化振興課の提供情報
電話: 0855-25-9730(直通)  FAX: 0855-22-5090  Mail: bunka@city.hamada.shimane.jp
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