錆朱塗横矧菱綴二枚胴具足廻鉢兜付(浜田市指定文化財)

(さびしゅぬりよこはぎひしとじにまいどうぐそくめぐりばちかぶと)

更新:2007年03月26日


指定日:平成14年2月22日
所在地:浜田市野原町 浜田市世界こども美術館
所有者:浜田市

画像

 
  浜田藩主松平周防守家(すおうのかみけ)の祖である松平康親(やすちか)所用の甲冑(かっちゅう)である。康親は大永元年(1521)に現在の愛知県吉良 町に生まれ、その後、徳川家康と深く関わりながら、数々の戦功を挙げ、東條(愛知県吉良町)、牧野(静岡県金谷町)の城主となり、天正11年(1583) に三枚橋(静岡県沼津市)の城主として没している。
  この甲冑は極めて実戦的で素朴なものであり、当時威力を発揮しはじめた鉄砲に対しても鉄板を厚くしたり、廻鉢の兜を採用するなど、戦国時代の特徴をよく示 したものとなっている。ただし、伊多羅貝(いたらがい)の前立(まえだて)は、二代康重(やすしげ)の時に製作されたものといわれ、また、壺袖についても 記録に無く、後補によるものと考えられる。なお、記録に「浄和様御具足一領」の記述があり、その内容から二代康重も着用していた可能性がある。
この甲冑は、毎年正月に浜田の御殿の書院床の間に飾られており、浜田にゆかりの深いものである。
【この情報の提供元】
浜田市 文化振興課   ( 庁舎配置図文化振興課の提供情報
電話: 0855-25-9730(直通)  FAX: 0855-22-5090  Mail: bunka@city.hamada.shimane.jp
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