更新:2006年12月28日

御弟須佐之男命(みおとすさのおのみこと)の悪業により天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸(あまのいわと)にお隠れになりました。高天が原(たかまがはら)を追われた須佐之男命は中国大陸を徘徊し、出雲の国斐の川にさしかかると、嘆き悲しむ老夫婦と稲田姫に出会いました。理由を尋ねると、八岐の大蛇が毎年現れ、既に七人の娘が攫われ、残ったこの稲田姫もやがてその大蛇に攫われてしまうと言います。一計を案じた須佐之男命は、種々の木の実で醸した毒酒を飲ませ、酔ったところを退治します。そのとき、大蛇の尾から出た剣を『天の村雲の宝剣』と名づけ、天照大御神に捧げ、稲田姫と結ばれました。