おしゃぶりについて
この春、おしゃぶりを長い間使っていて歯ならびが悪くなったとして、母親が販売メーカーを訴えるというニュースがありました。
おしゃぶりについては様々な意見があり、戸惑っている保護者も多いのではないでしょうか。
そこで、平成17年1月に日本小児歯科学会と日本小児学会の会員でつくる保健検討委員会から出された意見を参考までに紹介します。
1 おしゃぶりのよいところとわるいところ
〈よいところ〉
○子どもが安心する。
○簡単に泣きやむ。
○眠りがスムースになる。
○お母さんの子育てストレスが減る。
※鼻呼吸や舌・あごの発達によいということは、今のところ証明されていません。
〈わるいところ〉
○一度使いはじめるとやめにくい。
○長い間使うとかみ合わせが悪くなる。(ただし、2歳頃までにやめれば大きくなるにつれ改善されます。)
○子どもがどうして泣いているか考えないで使ってしまう。
○おとながあやしたり、ことばをかけたりすることに対して、子どもが声を出さなくなるので言葉の発達が遅くなりやすい。
2 おしゃぶりを使うときに注意すること
おしゃぶりはできるだけ使わない方がよいですが、もし使うなら次のことに注意しましょう。
○ことばが出たり、ことばを覚える一歳過ぎになったら、いつも使わないようにしましょう。
○おそくとも2歳半までにおしゃぶりをやめるようにしましょう。
○おしゃぶりをしていても、声をかけたりふれあいを大切にして、子どもが満足するよう心がけましょう。
○4歳以降になってもおしゃぶりがやめられないときは、かかりつけの小児科医に相談してみましょう。
かみあわせが悪くなることが気になるようであれば、定期的にかかりつけの歯科医院で歯科健診を受けられることをおすすめします。
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