ノロウイルスに注意しましょう!
ノロウイルスとは?
以前は小型球形ウイルス(SRSV)という名称でしたが、2003年8月より「ノロウイルス」と名称変更されました。ノロウイルスは、非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種で、カキなどの貝類による食中毒の原因にもなります。ウイルス性胃腸炎集団発生の最も重要な病原因子といわれています。
発生状況は一年を通して見られますが、冬場に多く11月くらいから発生件数は増加し始め、1~2月が発生のピークになる傾向があります。これは、ノロウイルスを蓄積するカキ(貝)を生食する機会が冬場に多いからではないかと考えられています。
ノロウイルスはどうやって感染するのでしょう?
このウイルスの感染経路はほとんどが経口感染で、次のような感染様式があると考えられています。
- 汚染されていた貝類を生、あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合。
- 食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます)が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合。
- 患者の糞便や嘔吐物から二次感染した場合。
ノロウイルスに感染するとどんな症状になるのでしょう?
潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。通常これらの症状が1~2日続きます。抵抗力の弱い高齢者や乳幼児等が感染すると重症化する恐れがあります。
二次感染を予防するために
カキなどの二枚貝は中心部まで十分加熱調理して食べましょう。
- 二枚貝などの処理に使用したまな板、包丁はよく水洗いし、熱湯消毒等を行い、他の食材への汚染を防止しまた、調理後は手指もよく洗浄し消毒しましょう。
- 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱など風邪に似た症状があったときは早めに医療機関を受診しましょう。
- 感染者の便や嘔吐物を処理する場合は、直接触れないようにマスクや使い捨て手袋を着用し、汚れた床は塩素系漂白剤を含ませた布で消毒しましょう。
- いったんノロウイルスに感染すると、症状が治まっても長期間(2~3週間程度)便中にウイルスを排泄する場合もあります。排便後や調理前には必ず石鹸と流水で十分に手を洗いましょう。
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