(次世代育成支援計画)4 次世代育成支援計画で取り組む基本的な課題
更新:2009年06月23日
4 次世代育成支援計画で取り組む基本的な課題
- 子どもを安心して生み、地域共通の財産としてあたたかく見守り、大切に育てる環境の整備
少子化の進展により、子どもや子育て家庭を取り巻く社会環境は多様化・複雑化しています。
このような時代の変化に対応し、家庭や地域、行政、関係機関・団体、事業者など、すべての住民が子育ての意義について理解を深め、子どもの個性・主体性・社会性が育つような支援や環境の整備が必要です。
- さまざまなニーズに対応できるきめ細かな対応
何らかの保育サービスを利用したいという人が8~9割と多く、ニーズは高まっています。
従来の保育サービスの充実を図るとともに、個別化・多様化するニーズに対応する必要があります。サービスを組み合わせて利用できるようにしたり、在宅で子育てをしている保護者への配慮など、きめ細かな対応が必要です。
- 子どもの成長に地域があたたかくかかわっていけるような意識づくり・体制づくり
地域における子育て機能の弱体化は、子育て家庭の孤立化や、人間関係の希薄化によって子ども自身が社会性を身につけたり多様な価値観を学んだりする機会が減少していることが指摘されています。子どもの成長を身近な地域がかかわり、あたたかく見守っていける意識づくり・体制づくりが必要です。
- 保護者に対する支援施策の充実
育児に大変さや不安を感じている保護者が多く、さまざまな悩みをかかえていることがわかりました。児童虐待予防の観点からも、育児ストレスを解消したり身近なところで相談がでる体制づくりなど保護者自身に対する支援施策の充実が必要です。
- 企業の意識改革と男女共同参画の社会づくり
子育てと仕事の両立支援として最も望まれていることは、子どもが病気のときに安心して休暇が取れる制度の充実です。企業側の子育て支援に対する取り組みの推進と、病後児保育などの制度・サービスの充実が望まれます。
また、職場内の理解を深めることや女性の就労継続に対する企業の理解や支援が必要だという意見も多く、企業の意識改革とともに、職場中心の考え方を見直し、働く男女がお互い協力して子育てや家事、地域活動に取り組むことができるような男女共同参画の社会づくりが必要です。
- 子どもと子育て家庭に配慮した住環境の充実・安全で快適に過ごせるまちづくり
就学前児童の保護者では、子どもと外出する際困ることとして、子どもとの食事に配慮された場所がないことやトイレがオムツ替えや親子での利用に配慮されていないことなどが上位項目にあがっています。子ども連れでも社会参加しやすい、子どもと子育て家庭にやさしいまちづくりが望まれます。また、小学生の保護者では、子どもが犯罪の被害に合わないか心配であるといった意見が多く、子どもを安心して生み育てるための、まちづくりが必要です。
- 子どもたちが将来に夢や希望をもてるまちづくり
中高生の意見では、将来は結婚したい。子どもがほしいと思ったりしている生徒が多くなっています。次代の担い手である子どもたちが心豊かに成長し将来に夢や希望をもてることが重要です。