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平成17年度浜田市人権作品コンクール~最優秀賞・小学校の部「笑顔」

更新:2007年03月06日

小学校5年

 「気合いだー!」とアニマル浜口さんの言葉が体育館中いっぱいにひびきました。ものすごく大きな声です。アニマルさんは、原井小学校のみんなの大せんぱいです。テレビのさつえいのお仕事で、母校に帰ってこられたのです。昼休みに行われた全校集会で私たちに話をしてくださいました。浜田に住んでいた時の思い出や娘さんのきょう子さんとめざしたオリンピックのレスリングの話をしてくださいました。
  私は、アニマルさんはすごいなあ、あこがれるなあと思いました。その理由は、みんなを明るい気持ちにしたり、笑顔にしたりする強い気持ちがあるからです。アニマルさんが、みんなに好かれる理由は、オリンピックをめざす中で、たくさんの困なんに出会っても、いつも笑顔だからだと思います。
 アニマルさんの「気合いだー!」という言葉は、いろいろなことを「がんばれー!」と応援してくれているように感じました。その言葉を聞いて、私もいろいろなことをがんばろう!と思いました。
 私は、アニマルさんとにているなと思ったことが二つあります。一つめは、スポーツをがんばっていることです。その中でも、陸上と、バスケットボールは、特にがんばっています。陸上では、いろいろな大会に出場して、上位の成績をおさめることができました。そして、バスケットボール部に入って、大会に向けて、みんなで一生けん命に練習しています。四年生のころから、スポーツが得意になったけれど、三年生の時までは、得意なことがありませんでした。でも、四年生になって足が速くなって、自分の得意なことがみつかりました。そして、いつか陸上で大活躍してみたいと思うようになりました。だから、今は、陸上で一生けん命がんばっています。
 私には、ブラジル人のお父さんとお母さんがいます。お母さんは、よく「ブラジル人は、スポーツが得意。」と言います。ブラジルを愛している強い気持ちが伝わってきます。
 アニマルさんと私がにているところの二つめは、自分のことがはずかしい、自信がもてないと思っていたところです。それは、保育園の時の出来事がきっかけです。私が保育園に通っていた時、友達に「一緒に遊ばせて」と言うと、「だめ」とか、「やだ」とか言われたり、無視されたりしました。私は、自分がいない方がいいんだ、私がきらいなんだと思って、悲しくなりました。友達の前に出ていくのが、はずかしくなりました。だけど、今思うと、私は、髪形もみんなと違うし、好きな遊びも変わっているから、友達もどう接してよいのか分からなかったんだと思います。一人一人をよく見ていると同じ日本人でも皆ちがったところがあることに気がつきました。だから、私は、みんなと違うことを認めることにしました。そして、小さい事をいつまでも考えていても、気分が暗くなるだけなので、自分から笑顔で明るい人になろうと思いました。明るくしていると、みんなが、私を仲間に入れてくれるようになりました。それと同時に、はずかしさもなくなっていきました。それまで、とても苦しい思いもしたけれど、それもだんだん忘れていきました。今では、とても楽しい生活を送っています。アニマルさんのように、苦しさも笑顔でふきとばしたい、みんなからすごいと思われる人になりたいと思います。笑顔で苦しさをふきとばすのは、とてもたいへんだと思うけれど、アニマルさんは一生けんめいやっているように見えました。私も、一生けんめいに困なんを乗りこえていきたいと思います。もし、私が日本に来なければ、こんな苦しい事もそれを乗りこえようと思う事もなかったと思います。
 困なんを乗りこえられたのは、自分の苦しさを笑える元気のおかげ、家族のおかげ、友達のおかげ、先生のおかげ、そして、アニマルさんのおかげだと思います。
 今でも、初めて会う人からは、じろじろ見られることもあるけれど、それも笑顔でふきとばしていきたいです。笑顔は、みんなと友達になるときに役立ちます。そして、その友達は、私が困った時に私を支えてくれます。そんな笑顔に私は、「ありがとう!」といつも思っています。これからも笑顔を大切にがんばっていきたいです。

【この情報の提供元】
浜田市 人権同和教育啓発センター   ( 庁舎配置図人権同和教育啓発センターの提供情報
TEL: 0855-22-2612  FAX: 0855-23-1866  Mail: jinken@city.hamada.shimane.jp
関連項目
浜田市人権作品コンクール
平成17年度
入賞作品(ポスター・作文・標語の部)
最優秀賞・小学校の部「笑顔」
最優秀賞・中学校の部「友達の大切さ」
平成18年度
平成19年度
平成20年度人権作品コンクール