更新:2009年06月17日
近年のインターネットの急速な普及に代表される情報通信技術の進展は、社会・経済にとどまらず、地域社会や住民の日常生活の中に深く浸透しています。
このような状況の中、政府は電子政府構築に向けた取り組みを積極的に推進するとともに、地方自治体に対しても早急な電子自治体の構築を求めているところです。
浜田市の地図業務に関しては、各課が個別に地図を作成・管理することによる重複投資や紙地図による非効率な作業が行われている現状があり、全庁的に地理情報の多面的、かつ効率的な利活用を図る必要があります。
このため、全庁的に共有できる基盤図(共用空間データ)を作成することにより、重複投資を排除するとともに、地理情報の電子化により、窓口業務の迅速化をはじめとした住民サービスの向上、行政事務の効率化・高度化、また新しい住民ニーズへの対応等を図っていくために、『統合型GIS』の構築について検討を進めるものです。

(出典)総務省統合型GISポータルより
旧浜田市では、平成13年2月に高度情報化推進本部内の高度情報化推進委員会に3つの専門部会を設置し、専門的な調査研究を行ってきました。
・文書管理部会(電子決裁)
・総合窓口部会(電子申請)
・防災部会(GIS)
平成17年10月の市町村合併後は、平成18年5月にIT推進本部として高度情報化推進本部を再編し、IT推進委員会にGIS専門部会を設置し、統合型GISについて具体的に検討してきました。
GIS専門部会では、浜田市におけるGISのニーズ・既存システムや各種台帳の整備状況などを把握するため、各支所・担当各課の現状調査を実施しました。
その結果をもとに、浜田市の現況を分析・評価し、より効果的で使いやすい統合型GISにするために、浜田市統合型GIS基本計画を取りまとめました。
GISとは、地図の形状及び地図に関する様々な情報をデジタル化し、コンピュータで管理して、様々な分野の情報管理に利用するシステムです。
従来、紙に記録された地図情報は、紙という媒体の制約のため、情報の検索・加工・更新に非常に多くの労力を必要とする場合、もしくは、作業自体が困難な場合がありました。デジタル化された地図情報では、地図データと土地等(位置)に結びついた種々の情報(属性データ)を一元的に管理できます。GISでは、これらのデジタル地図情報をもとに、迅速かつ効率よく、各種情報の表示・検索・集計が行えます。
このようなGISの特徴を活かし、行政面ではインフラ管理、防災・防犯、住環境整備、まちづくり、財産評価、情報公開など幅広い分野の業務において活用されています。


統合型GISとは、各部署が日常業務で利用する地図情報(道路、街区、建物、河川など)の中で、共通利用ができる地図情報を基盤図(共用空間データ)として位置付け、情報整備、維持管理し、庁内全体の各部署で横断的に活用する仕組みのことです。
各部署では、基盤図(共用空間データ)を除く、業務に特化した空間データを整備運用することで業務用GISを運用できるため、⑴庁内の地図データの重複整備を防ぎ、GIS構築費用を軽減できます。
さらに、統合型GISは、⑵庁内の日常業務を改善、迅速化・高度化することに貢献し、より高品質で住民満足度の高い行政サービスを実現できます。

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