中国電力株式会社は、三隅発電所の運転による周辺環境への影響を把握するため、島根県、浜田市及び中国電力株式会社の三者間で締結した「環境保全に関する協定書」により、発電所周辺において継続的な調査を行っています。
この度「三隅発電所周辺環境対策連絡協議会」は、中国電力株式会社から提出された運転開始後11年目の調査結果を検討し、大気関係の周辺影響についての評価を行いましたので、結果をお知らせします。
なお、調査結果の詳細は、本庁くらしと環境課及び各支所市民福祉課(三隅支所は福祉課)において閲覧できます。
調査結果・総合評価
中国電力株式会社による報告書は、大気関係の10項目について「発電所1号機の運転開始前後の調査結果に著しい変化は認められず、運転開始に伴う影響は少ないと考える」とされています。
これに対し、当協議会はいろいろな文献や関係資料等を参考に慎重に検討しました。その結果、大気関係のどの項目においても、運転開始前の状況と比べ明らかな変化は認められなかったことから、総合的にみて周辺地域への影響は認められないと判断しました。
調査項目ごとの結果・評価
1 大気質 (大気の環境基準が定められている二酸化硫黄、二酸化窒素、浮遊粒子状物質及びオキシダントの濃度)
県の各測定結果においても、運転開始前との大きな変化が認められないことから、運転による大気質への影響は認められないものと判断しました。
2 降下ばいじん (大気中に浮遊しているばい煙や粉じんなどが自重や雨の作用によって地上に落ちてくるもの)
運転開始前後の降下ばいじん総量には、明らかな変化は認められないことから、運転による影響は認められないものと判断しました。
3 重金属 (ガス状の水銀や大気中に浮遊している粉じん中のニッケルや亜鉛など)
県の測定結果でも低い値であり、運転開始前後の値に明らかな変化は認められないことから、運転による影響は認められないものと判断しました。