更新:2007年05月12日
本市のもつ大きな特性(強み)として、国際貿易港「浜田港」及び「島根あさひ社会復帰促進センター」がある。これらは本市の産業振興に大きく関わる産業インフラであり、また大プロジェクトであることから現状課題や展望を把握・整理するものである。
県内唯一の国際貿易港「浜田港」は、韓国釜山港との間に定期コンテナ航路が開設され、平成17年には貿易額、外国貿易船の入港隻数が過去最高を記録するなど、輸出入は拡大傾向にある。
しかし、輸出については、ロシアへの中古自動車が5,662百万円(前年比218.0%)と輸出額全体の93.6%を占めており、輸入についても石炭が17,079百万円(前年比168.1%)で輸入総額の約8割を占めている。
貿易企業の地域別内訳をみると、松江市が27社と最も多く、以下出雲市26社、浜田市18社となっている。
輸出企業では松江市が16社と最も多く、以下出雲市が10社、安来市、簸川郡、大田市が同数の9社と続き浜田市は4社となっている。輸入企業では出雲市が23社と最も多く、以下松江市21社、浜田市15社となっている。(島根県貿易概況調査報告書より)
今後、地域産品の輸出可能性を探るとともに、輸出ビジネスに取り組もうとする企業・個人を増やしていく必要がある。
平成20年10月の島根あさひ社会復帰促進センター開設は、新たな雇用が創出されるとともに、従事者やその家族を対象とした新たなビジネス機会が創出されるものと期待される。また、食材や物品の納入、対事業者サービスの提供などを通して、本市の産業振興につなげなければならない。
入所者の社会復帰訓練としての施設内外作業は、農林漁業や製造業における労働力としての活用が期待できる。
創出された雇用に対する人材を確保するためには、新卒者、求職者、UIターン希望者へ迅速な雇用情報の提供に努める必要がある。