(産業振興ビジョン)戦略3 貿易のまち「はまだ」の創造

更新:2007年05月12日

1.浜田港を中心とした輸出ビジネスの展開

■地域の魅力を国外に売り出す

 県内唯一の国際貿易港「浜田港」を有しており、浜田・釜山の国際定期コンテナ航路を経由した経済物流の拠点機能を果たしているところであるが、地域産品の輸出に関しては必ずしも活発とはいえない。
 「域外マネー獲得」「強みを活かす」という視点からは、浜田港を中心とし、地域産品の輸出ビジネスに取り組んでいくことが重要である。
 地場産品の輸出については、島根県内においても多くの品目が輸出され、台湾への輸出では、ヘルシー元氣米、ブドウ、あんぽ柿、メロン、発芽玄米餅などがある。また、アメリカへの日本酒の輸出、アメリカ・オランダ等への大根島産ボタンの輸出なども積極的に展開されている。鳥取県においても二十世紀梨の長年の輸出実績を活かした長芋や柿への品目拡大や、境港産水産物の中国輸出が試験的に取り組まれているところであり、全国的に見れば、多くの地域で農産物や水産物、それらの加工品などの特産品が輸出されている。
 地域産品の輸出は、たやすくはないにせよ、決して不可能な戦略ではなく、いくつもの「強み」を持っている。海外に人脈を持つ経済人の存在、中古自動車輸出を先頭としたロシア貿易の実績、県内産品の輸出を担当する県担当部署の存在などである。

 

■輸出ビジネス挑戦を支援

 新たに輸出ビジネスに挑戦しようとする企業・事業者を増やしていく取り組みとして、セミナー等を開催して意識啓発を図るとともに、企業訪問等の業務の中で輸出ビジネスの「種」を探し、行政や経済団体、企業・事業者による情報交換など連携の場を設け輸出ビジネスの方向性を探る。
 輸出ビジネス支援に関しては、専門家や先進的企業、商社との連携をとっていくなどマッチング支援(※)、輸出品開発や販路開拓については「ものづくりスタートアップ事業」等を活用しつつ支援を行っていく。
 なお、こうした輸出ビジネスの展開は【戦略1】【戦略2】と密接に連動しながら取り組んでいくものである。

 (1)輸出ビジネス挑戦の支援

主な取り組み

施策内容及びスケジュール

開始年度

内 容

内容説明

ア)輸出ビジネス挑戦の機運醸成
講習会やセミナーの開催、相談窓口の設置
H19 貿易セミナー等の開催 国際貿易港である浜田港を活用した輸出ビジネスのノウハウを学ぶセミナーの開催
H19 相談窓口(振興会・財団等の専門家) 輸出ビジネスに関する相談窓口を設置し、輸出拡大を図る
イ)輸出可能産品の検討
企業訪問を通じた地域産品等の輸出可能性の検討
島根県・関係機関との連絡会議 ブランド推進課、JA、JF等との連携を密にし、具体的な動きにつなげていく。
H19 ハンズオン支援(再掲) 企業訪問を通じた密着支援。各種連携のコーディネート役や、国県等の研究開発補助金等の情報提供及び獲得支援を行う。
H19 相談窓口(振興会・財団等の専門家) (上掲)

 

(2)輸出産品の拡大

主な取り組み

施策内容及びスケジュール

開始年度

内 容

内容説明

ア)輸出産品のマッチング支援
輸出に適した商品の試作・開発、ビジネスフェア等の参加支援
ものづくりスタートアップ事業(再掲) 新製品・新技術の開発や販路開拓、特許権等の取得に対して補助金を交付する
H19 登録アドバイザー制度(再掲) 浜田市出身者または縁のある方をアドバイザーとし、企業の要望に合った指導・助言を行う
ロシア貿易促進プロジェクト 浜田港の主要貿易相手国であるロシアとのビジネスチャンスの拡大を図る
H19 台湾貿易の促進 島根県と連携しながら台湾への輸出拡大を図る

マッチング支援:求められる人材、商品、取引先などについて、合うものを見つけ、組み合わせること。

【この情報の提供元】
浜田市 産業政策課   ( 庁舎配置図産業政策課の提供情報
電話: 0855-25-9500(直通)  FAX: 0855-23-4040  Mail: sangyou@city.hamada.shimane.jp
関連項目
序論
第1部 産業編
第1章 産業別の現状
第2章 地域経済構造分析(浜田市推計)
第3章 産業振興の方向性と視点
第4章 産業振興戦略
戦略1 食のまち「はまだ」の創造
戦略2 ものづくりのまち「はまだ」の創造
戦略3 貿易のまち「はまだ」の創造
戦略4 新しい産業のまち「はまだ」の創造
第2部 推進編
第3部 資料編
前のページへ戻るトップページへ戻る