登場人物を紹介します。
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| 父》ハマオ 市内勤務 |
子》ハマミ 小学5年生 |
| 父・子 よろしくお願いします!! |
父 「ハマミ、今日は学校で人口について習ったそうだね。じゃあ浜田市の人口が何人か知ってる?」
子 「知ってるよ! 6万3千人でしょ。」
父 「お、正解! じゃあもう1問。10年後の浜田市の人口はどうなっているでしょうか?」
子 「今と同じじゃないの?」
父 「ブッブー。じゃあヒントを言うよ。最近、島根県が行った分析(※1)によると、2015年には、浜田市と江津市を合わせた浜田圏域から、250億円(※2)のお金がなくなってしまうといわれているんだ。」
子 「なんかムズカシイよー。」
父 「たとえばパパが年間250万円(※3)のお金をもらっているとしようか。逆にいえば、パパを雇うのには250万円のお金が必要ということになるよね。」
子 「うん」
父 「じゃあ、250億円を250万円で割ってごらん。」
子 「あれれ?250億円はゼロがいくつだっけ・・・?」
父 「しょうがないなあ。この割り算をすると答えが1万―つまり1万人を雇うお金がなくなるって計算になるんだ。」
子 「そしたらどうなるの?」
父 「お金がないと暮らしていけないから、働くところを求めてよそに引っ越す人たちが増えるだろうね。もし1万人が家族を含めて引っ越ししたら、浜田圏域からいなくなる人口は2万人とか3万人になるかもしれない。」
子 「うそ~、今の半分になっちゃうじゃん!!」
父 「江津市と合せての分析だから、浜田市の人口が半分になるとは限らないだろうけど、今まで経験したことのないほどの大きな変化が起こることが間違いないだろうね。」
子 「学校がなくなるとか?」
父 「それもあると思うよ。でも、もっともっと大きな変化がおきるかもしれない。だから今、将来の浜田市のために何をしたらいいのか考えていかなければいけないんだ。」
子 「そっかー。私もなんか考えよっと♪」
父 「えらい!聞かせてくれるのを待っているからな」
子 「あ、言うんじゃなかった~!」
(次回に続きます。)
会話の内容について、島根県が行った地域経済構造分析では、次のように記載されています。
地域経済構造分析
浜田圏域で減少する所得267億円は、2003年1人あたりの所得2,588千円で計算すると、10,317人(浜田圏域の人口の12.8%)分の所得に相当します。
また、所得の減少により、雇用機会を求めることなどによる人口の流出をもたらすおそれがあります。
この人口減少は、さらなる地域経済の縮小とそれに続く人口減少をもたらし、地域経済がらせんを描くように縮小するおそれがあります。
産業振興ビジョンは、こうした未来をどう防ぐかを考えるために策定されています。
※1 地域経済構造分析(平成18年3月)。浜田市と江津市を合わせた「浜田圏域」を対象に実施されました。
※2 実際には、2003年比で▲267億円(▲11.1%)と記述されています。
※3 平成15年度の一人当たり県民所得である238万7千円を参考にしています(島根県の統計資料より)。