更新:2011年12月14日
平成23年10月21日(金)、22日(土)、11月10日(木)と12月5日(月)、浜田市立美川小学校で鳥取大学医学部総合医学教育センター 学部教育支援室准教授 高塚人志先生のご指導により“人間関係力を学ぶ「赤ちゃん登校日」”授業を行いました。
赤ちゃんや赤ちゃんのお父さんやお母さんに学校においでいただき、児童・生徒と継続して関わり体験をもち、赤ちゃんの成長やいのちの尊さを実感しながらコミュニケーション(お互いの考えや気持ちを理解し合うこと)を学び人の愛情に気づくなど、参加者相互に気づきや学びがある授業です。
※ 児童は、継続的に同じパートナーの赤ちゃんと赤ちゃんのお父さん、お母さんと関わりあいを持ちます ※
また、この授業は、地域住民の方たちにスタッフとして参加していただいており、地域における連携意識の醸成も図られています。
美川小学校5年生児童12人は、翌日の赤ちゃんと赤ちゃんのお父さん、お母さんに会うための心構え、基本的なマナー(あいさつの仕方や礼儀作法)、赤ちゃんの抱っこの仕方など赤ちゃんと関わるために大切なことについて考えること、小さないのちに向き合うことについて学びました。
高塚先生は、全部で4回実施するこの授業のうち、今日の事前学習の授業が一番重要と位置付けられています。
子どもたちは良い人間関係を構築するにはコミュニケーションすること、そして人に対して温かい関心を持つこと、あいさつを交わすこと、みること、きくこと、伝えることがとても大切であることを体験学習を通して気づき、学ぶことができました。
今日は、11組の赤ちゃんと赤ちゃんのお父さん、お母さんをお迎えする日です。5年生児童12人は、まず、昨日学んだマナーとコミュニケーションについて復習しました。そして新たにプラスのストローク(肯定的な評価、承認、愛情表現など、快適で自信や成長につながる投げかけをいいます。)について学びます。
そして、いよいよ、赤ちゃんと赤ちゃんのお父さん、お母さんと対面するときがきました。赤ちゃんに会うため、みんな身だしなみをきちんと整え準備万端です。
はじめに、赤ちゃんのお父さん、お母さんから、赤ちゃんを大切に思う気持ちや普段の様子を教えてもらいました。その後、赤ちゃんのおむつ替えを教えてもらったり、抱っこをさせてもらったりして、赤ちゃんのぬくもりを感じることができました。 そばにいる人に優しさを届け続けることは自分が優しくされることにつながっていくことを子どもたちは実践の中で実感していきました。
5年生児童12人は、19日ぶりに11組の赤ちゃんと赤ちゃんのお父さん、お母さんに会いました。久しぶりに会う間に赤ちゃんは、背が伸びて大きくなっています!子どもたちは、赤ちゃんを抱っこさせてもらい、小さないのちが成長していることを実感しました。
今回は、赤ちゃんに「いないいないばー」をしたり、絵本の読み聞かせをしたりしました。赤ちゃんの喜ぶ顔を見て、子どもたちも嬉しくなりました。また、”自分から進んで赤ちゃんのお父さんやお母さんに質問する”などのめあてを持って臨み、実行することもできました。
赤ちゃんにあたたかい関心をもつことで、心から人と真剣に向き合うことを学びました。
11月20日の学習発表会では、「赤ちゃん登校日」をテーマに発表を行いました。

5年生児童12人は、25日ぶりに12組の赤ちゃんと赤ちゃんのお父さん、お母さんに会いました。
今回は元気に全員参加です!
子どもたちは、久しぶりに赤ちゃんと赤ちゃんのお父さん、お母さんに会える喜びと今日で赤ちゃん登校日が最後という寂しさの中、悔いが残らないように、1回目や2回目とは見違えるほど積極的に赤ちゃんと赤ちゃんのお父さん、お母さんとふれあいました。赤ちゃんはこの間会ったときよりも一層大きくなっていて、抱っこするとその重みをずしんと感じました。これがいのちの重みだと思いました。
お別れ会では、今までの感謝の気持ちを表したメッセージカードや歌を送りました。感動で涙がとまりませんでした。継続した関わりの中でお互いが分かり合う努力をしたからこそ、お互いの相手を思う気持ちが心の中に入り込んできました。

違いをもった一人ひとりが、お互いに気持ちよく過ごすためには、お互いが他者とどう向き合い、関わり合い、わかり合うかについて“気づき”の体験学習をしました。みんな熱心に高塚先生のお話を聴き、人との関わり合いが人を育むことを学びました。