(浜田市上水道ビジョン)4-1 経営基盤の強化と計画的な事業の推進

更新:2008年05月08日

 

 表12 上水道事業の収益と費用の推計(税込み)                                単位:千円

項目 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度
水道事業収益 1,057,104 1,023,762 1,012,831 994,467 979,938 969,589 959,213 948,875 938,573 928,303 919,852
 営業収益 975,839 949,380 943,596 929,460 916,253 907,367 898,569 889,859 881,237 872,700 864,249
   給水収益 928,988 915,854 906,695 897,629 888,652 879,766 870,968 862,258 853,636 845,099 836,648
 営業外収益 81,265 74,382 69,235 65,007 63,685 62,222 60,644 59,016 57,336 55,603 55,603
水道事業費用 995,212 988,612 966,026 955,708 950,697 952,817 965,395 983,880 975,023 967,587 968,166
 人件費 214,429 206,619 182,282 181,536 181,536 181,536 181,536 188,651 188,651 188,651 188,651
 維持管理費 252,930 250,245 271,979 271,979 271,979 271,979 271,979 271,979 271,979 271,979 271,979
 減価償却費 325,385 331,313 353,743 356,284 355,629 354,069 365,725 375,179 370,655 368,214 368,214
 支払利息等 202,468 200,435 158,022 145,909 141,553 145,233 146,155 148,071 143,738 138,743 139,322
                       
税抜き後の収支 25,752 339                  
(決算額) (予算額)

財政推計の条件
 ① 平成18年度に作成した上水道事業改善計画の数値を基に推計しています。
 ② 支払利息は、繰上げ償還後の利息を計上しています。
 ③ 税込みで積算しています。
 ④ 平成18年度は決算額・平成19年度は当初予算額を記載しています。

 

(1) 経営の改善
     平成18年度に策定した上水道事業経営改善計画を基に、財政推計を行うと表12の
       ようになります。
 
     ①  水道事業収益の推計
              水道事業収益の約9割を占める給水収益は、平成15年度をピークに年々減少し、
          過去の実績から、今後も毎年約1%程度減るものと推計しています。
     
       
      ②  水道事業費用の見直し                 

 人   件   費
   業務の見直しを行い、5年間で職員6名を削減して人件費の抑制に努め
ます

                              表13 職員の削減計画

項    目 
18年度
19年度
20年度
21年度
22年度
職員の増減
 
△2名
△3名
△1名
 
職  員  数
31名
29名
26名
25名
25名

  

維持管理費
    給水区域は起伏が激しく、多くの配水池とポンプ施設が必要で、配水
施設も広範囲に点在しています。上水道事業では配水施設の管理を効
率的に行うため、遠隔集中監視システムを導入し24時間体制稼動
況を監視しています。
   また、検針や漏水の修繕工事、漏水調査等業務の一部はすでに外部
委託済ですが、平成20年度からは配水施設の巡視についても改善
経費の圧縮に努めます。
減価償却費
   第4期拡張事業で配水施設の整備を行っているため減価償却費は
年々増加し、現在の事業計画で推移すると平成25年頃がピークなると
推計しています。負担が平準化するよう、計画の見直しを検討します。
 支払利息
  企業債の繰上げ償還を行うには、利息の差額に相当する補償金を
支払わなければなりません。しかし、平成19年度から3年間、条件付き
でこの補償金が免除される事になりました。企業債(利息5%以上)を
繰上げ償還し、支払利息の削減に努めます。

   
   
          表14 企業債の繰上げ償還                       単位:千円
項  目
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
平成23年度
繰上償還の額
552,047
191,809
147,640
0
0
利息の削減額
0
39,513
43,301
43,039
33,885
           利息削減額の試算は、繰上げ償還の財源に内部留保資金を充当し、
            借換え債を借りないとした場合の金額です。
 
  
   ③  有収率の向上対策
         配水に対し効率よく収益性を上げるには、無効水量を減らし有収率を上げる事が
               不可欠です。遠隔集中監視システムで流量のチェックをすると共に、水系ごとに流量
               を測定し、漏水の早期発見と漏水個所の特定に努め、有収率向上を図ります。

 

  図5 平成18年度配水量の分析

 画像

 

  ・送配水管の漏水対策
        市内を4ブロックに分け、計画的に漏水調査を行います。また、簡易型の流量計で
             流量を測定し、漏水個所を絞り込むため、水系別に測定用のピットを設置します。
     ・給水装置の漏水対策
                 検針時に異常を発見したり、使用水量が前回検針時より大きく上回った場合、漏水
              の可能性がありますので、速やかに使用者に連絡し対応をお願いしています。
 
   ④  水道料金の検討
               経営改善を行い経費の節減に努めても給水収益が年々減りつづけ、平成24年頃
            赤字に陥ることが予想されます。数年は、積み立てた剰余金で水道事業は維持でき
            ますが、それも長く続かないため、料金改定も視野に入れた水道事業全体の見直し
            を行います。
 
(2) 配水施設の計画的な整備
     ① 上水道第4期拡張事業
                 平成25年度を目途に第4期拡張事業を進めています。平成20年度竹迫配水池が
              完成すると、石原配水池を経由するルートとの並列化が完了し、安定した給水が確
              保できます。
 
     ② 水道未普及地域解消事業
                 水道未普及地域解消事業は、計画どおり工事が進み、平成20年度に事業が完了
              します。 
 

       表15  上水道事業計画 (上水道事業経営改善計画から)

画像

  

3) 配水施設の情報管理
          昭和9年の給水開始以来、送配水管の延長は423kmに達し、敷設時の資料もなく職員
       の記憶に頼るケースも多々ありますので、配水管の情報をデジタル化し、情報の一元化を
       図るため、平成19年度に管路管理システム(マッピングシステム)を導入しました。今後は、
       配水施設の情報をこのシステムに集約し、配水施設を管理します。
       このシステムの主な機能は次のとおりです。
           ①   配水管や給水管の情報管理
                    配水管や給水管の位置・管種・口径・敷設年度等
           ②   断水検討機能及び濁水発生予測機能
           ③   管路管網解析シミュレーション機能

 

【この情報の提供元】
浜田市 水道部管理課   ( 庁舎配置図水道部管理課の提供情報
電話: 0855-25-9900(直通)  FAX: 0855-22-9361  Mail: suidou-kanri@city.hamada.shimane.jp
関連項目
浜田市上水道ビジョン
はじめに
第1章 上水道事業の沿革
第2章 上水道事業の現状分析と評価
第3章 水道事業の運営方針
第4章 上水道事業の実施計画
4-1 経営基盤の強化と計画的な事業の推進
4-2 安心・安全な水道水の確保
4-3 安定した給水の確保と事故・災害への対応
まとめ
資料編
浜田市簡易水道ビジョン
地域再生計画事後評価
前のページへ戻るトップページへ戻る