(浜田市簡易水道ビジョン)2-2 施設の概況

更新:2008年04月01日

2―2 施設の概況
 
 浜田市簡易水道事業の合計の施設数は、水源25箇所、浄水場18箇所、配水池54箇所、ポンプ場34箇所があり、各自治区別の施設概況は次のとおりです。
 
(1)自治区別施設概況
1)金城自治区画像
  水源は全体で6箇所あり、雲城波佐簡易水道事業では浅井戸3箇所、深井戸2箇所で取水しています。平成18年度の年間取水量は536,297㎥で、一日最大取水量は1,731.2㎥でした。
今福美又簡易水道事業では表流水1箇所で取水しています。平成18年度の年間取水量は187,743㎥で、一日最大取水量は841.8㎥でした。
  浄水施設は全体で3箇所あり、雲城波佐簡易水道事業では、急速ろ過
写真5 膜ろ過装置(波佐浄水場)
機3台、エアレーション設備2台、膜ろ
過設備(MF膜)1台で取水した水を処
理し、塩素滅菌処理後、送水ポンプ34 画像
台で各配水池に送水しています。
今福美又簡易水道事業では、1箇所の緩速ろ過池で取水した水を処理し、塩素滅菌処理後、送水ポンプ2台で各配水池に送水しています。
  配水池は全体で18箇所あり、雲佐簡易水道事業では、波佐・長田地に3基あり、総貯水量は290㎥で、平18年度の一日最大給水量は214㎥/日で32.5時間分です。小国地区には2基あり、総貯水量は98.7㎥で、平成18年度の一日最大給水量
写真6 長田浄水場(雲城波佐簡易水道事業)
 
は117㎥/日で20.1時間分です。雲城
地区には8基あり、総貯水量は1,602
㎥で、平成18年度の一日最大給水
は1,474㎥/日で26.1時間分です。画像
 今福美又簡易水道事業では5基あ
り、総貯水量は673.5㎥で、平成18年
度の一日最大給水量は671㎥/日で
24.1時間分です。
  減圧施設は減圧弁のみで20箇所
に設置しています。
  施設系統図は7に示すとおりです。
 
 
 
           
写真7 湯屋配水池(雲城波佐簡易水道事業)
 
2)旭自治区画像
  水源は5箇所あり、浅井戸4箇所、
表流水1箇所で取水しています。平
成18年度の年間取水量は427,244㎥
で、一日最大取水量は1,537㎥でし
た。平成20年度から開所される島根
あさひ社会復帰促進センターに伴う
水量確保のため、平成18年度から戸川水源地の改良工事を行っています。
  浄水施設は5箇所あり、2箇所の緩速ろ過池、1箇所の急速ろ過池(2池)、急速ろ過機1台、膜ろ過設備( 
写真8 坂本峠配水池(新旭簡易水道事業)
MF膜)1台で取水した水を処理し、
塩素滅菌処理後、送水ポンプ22台で
各配水池に送水しています。画像
 配水池は、都川、戸川水源系で は10基あり、総貯水量は1,920.2㎥です。
 市木水源系、来尾水源系、上来尾水源系では6基あり、総貯水量は436㎥です。
 すべての水源系の総配水池は16基になり、総貯水量は2,356.2㎥で、平成18年度の一日最大給水量は1,499㎥/日で37.7時間分です。
しかし、平成20年度から開所される
島根あさひ社会復帰促進センターで
写真9 都川浄水場(新旭簡易水道事業)
は1,500㎥/日の供給が見込まれるた
め、都川、戸川水源系に和画像田配水地
(600㎥)、新柏尾谷配水地(260㎥)を建設中です。
  これらの施設が完成すれば不用
な配水池を統合するため、総配水池
16基のままで、総貯水量が3,104.4㎥となります
  減圧施設は減圧弁のみで21箇所
に設置しています。
  施設系統図は8に示すとおりで
す。
 
写真10 和田配水池(新旭簡易水道事業)
 
3)弥栄自治区
  水源は5箇所あり、浅井戸2箇所、伏流水3箇所で取水しています。平成18年度の年間取水量は168,051㎥で、一日最大取水量は790㎥でし画像た。
  浄水施設は4箇所あり、3箇所の緩速ろ過池、膜ろ過設備(UF膜)1台で取水した水を処理し、塩素滅菌処理後、送水ポンプ8台で各配水池に送水しています。 
  配水池は7箇所あり、弥栄水源系では4基あり、総貯水量は480.4㎥です。
 高内水源系では1基あり、総貯水量79.6㎥です。
 稲代六歩谷水源系では1基あり、総貯水量は83.8㎥です。
 野坂水源系では1基あり、総貯水量
は61.3㎥です。
写真11 野坂浄水場(弥栄簡易水道事業)
 
 すべての水源系の総配水池は7基
になり、総貯水量は705.1㎥で、平成
18年度の一日最大給水量は472㎥/
日で35.8時間分です。画像
 減圧施設は減圧弁のみで8箇所に
設置しています。
 施設系統図は9に示すとおりです。
 
    
 
(4)三隅自治区  
 水源は全体で9箇所あり、三保簡易水道事業では深井戸3箇所で取水しています。平成18年度の年間取
水量は603,073㎥で、一日最大取水量
2,222㎥でした。
三隅簡易水道事業では浅井戸1箇所
写真12 稲代六歩谷浄水場(弥栄簡易水道事業)
の取水で、平成18年度の年間取水量
は165,123㎥で、一日最大取水量は画像
636㎥でした。
平原簡易水道事業では深井戸2箇所で取水しています。平成18年度の年間取水量は10,829㎥で、一日最大取水は34㎥でした。 西の谷簡易水 道事業では三保簡易水道事業から分水しています。平成18年度の年間取水量は7,852㎥で、一日最大取
水量は34㎥でした。
 河内簡易水道事業では浅井戸1箇所で取水しています。平成18年度の
年間取水量は11,758㎥で、一日最
取水量は67㎥でした。
写真13 高内浄水場(弥栄簡易水道事業)
 
 浄水施設は全体で6施設あり、三
簡易水道事業では、取水した水
素滅菌処理後、送水ポンプ5台で
各配水池に送水しています。画像
 三隅簡易水道事業においても、取水した水を塩素滅菌処理後、送水ポンプ2台で配水池に送水しています。
 平原簡易水道事業では、急速ろ過機1台で取水した水を処理し、塩素滅菌処理後、配水池に送水しています。
西の谷簡易水道事業では、三保簡易水道事業からの分水のため浄水施設はなく、塩素滅菌処理された水を送水ポンプで配水池に送水しています。  
河内簡易水道事業は、エアレーショ
ン設備2台、除鉄・除マンガンろ過装置1
写真14 三保第四浄水場(三保簡易水道事業)
台、膜ろ過設備(MF膜)1台で取
水し
た水を処理し、塩素滅菌処理後、送水ポンプ2台で配水池に送水しています。
 配水池は全体で13箇所画像あり、三保
簡易水道事業の内、三保第1水源系
では1基あり、総貯水量は228.8㎥で
す。三保第3水源系では5基あり、総
貯水量は985.7㎥です。三保第4水源
系では4基あり、総貯水量は1,635.1
㎥です。三保簡易水道事業の総配水池は10基になり、総貯水量は2,849.6㎥で、平成18年度の一日最
大給水量は2,222㎥/日で30.8時間分 です。
 三隅簡易水道事業では1基あり、総貯水量は410㎥で、平成18年度の
一日最大給水量は636㎥/日で15.5
写真15 杜氏が峠配水池(三保簡易水道事業)
時間分です。
 平原簡易水道事業では1基あり、
貯水量は86㎥で、平成18年度の一日
最大給水量は45㎥/日で45.9時間分
です。画像
 西の谷簡易水道事業では1基あり、総貯水量は56.9㎥で、平成18年度の一日最大給水量は34㎥/日で40.2時間分です。
河内簡易水道事業では1基あり、総貯水量は182.7㎥で、平成18年度の一日最大給水量は67㎥/日で65.4時間分です。
  減圧施設は減圧弁のみで3箇所に設置しています。
  施設系統図は10に示すとおりです。  
写真16 中央監視システム(三隅支所)
 
                                   
 
(2)施設整備上の課題
 施設整備上の課題について整理すると次の表のようになります。

表5 施設整備上の課題

項  目
課            題
施設の老朽化
主要な施設の中には昭和55年頃に建設されたものもあり、老朽化が進んでおり、修繕や更新を計画的に行う必要があります。
設備の維持管理
施設台帳が未整備の施設もあり、管理が十分ではありません。台帳整備を急ぎ、電気設備やポンプ設備等主要施設の定期的な点検を行い、耐用年数を経過した設備は、計画的な修繕や更新が必要となっています。
管路の更新
漏水事故をなくし、有収率の向上を図るためには、老朽管の更新が最も効果があると思われます。下水道工事や道路工事等に併せ一部は改良しましたが、未改良の配水管も多く単独事業となるため、財源を確保し、計画的に更新する必要があります。
給水区域の見直し
簡易水道事業の未給水地域や給水区域の中でも、近接の上水道事業から分水し、上水道の給水区域に変更した方が効率的なケースもあります。上水道事業との統合計画策定時に給水区域の見直し等の検討が必要です。
水質管理
生活様式の変化から、水源が汚染される事も想定し、水質汚染対策が急がれます。特にクリプトスポリジウム等の原虫は塩素滅菌処理では死滅しないため、必要に応じ膜ろ過設備等の整備が必要です。
 

【この情報の提供元】
浜田市 水道部管理課   ( 庁舎配置図水道部管理課の提供情報
電話: 0855-25-9900(直通)  FAX: 0855-22-9361  Mail: suidou-kanri@city.hamada.shimane.jp
関連項目
浜田市上水道ビジョン
浜田市簡易水道ビジョン
はじめに
第1章 浜田市の概況と簡易水道事業の沿革
第2章 現状の分析と課題
2-1 経営の概況
2-2 施設の概況
2-3 水需要の見通し
第3章 事業運営の方針
第4章 実施計画
資料編
地域再生計画事後評価
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