平成23年も2月に入りました。みなさん、初詣で引いたおみくじは大吉でしたか?それともまさかの大凶?韓国でもお正月には、朝鮮時代に土亭という人が書いた「土亭秘訣」という本を基に新年の運を占います。生まれた年月日によって7,056種類の運勢があり、そのうち約7割が吉、約3割が凶に当たるそうです。その内容は抽象的で、具体的に幸や不幸を決め付けないものが多く、たとえ凶であっても「気を付ければ大丈夫」という内容が必ず入っているのが特徴だそうです。それは、人々に希望を持たせるための土亭先生の配慮だということです。この土亭秘訣はお正月に家族が集まって気軽に見て楽しむ遊びのような占いです。
多くの韓国人が日常生活で気にする占いは、四柱占いです。四柱占いとは、中国発祥のもので、生まれた年月日時の四つの干支を柱にして、その人の生まれ持った運命を判断するものです。人間関係・仕事運・金運・健康運などがこれで分かるとされています。韓国では受験・転職・引越しなどの大きな変化がある時や、病気や事業の失敗などの悩みがある時に四柱占いをする人が多いです。また、昔は男女が結婚をする際には「宮合」と言う四柱による相性を必ず調べ、その結果がよくない場合は結婚しないこともあったそうです。今は宮合で結婚を決める人はあまりいませんが、中には宮合が悪いのを理由に親に結婚を反対される人もいるそうです。
今の韓国にはキリスト教の人も増えており、まったく占いをしない人も多いです。しかし、四柱占いが韓国人の生活に及ぼす影響力が少なくないのは確かです。
ちなみに、私の今年の土亭秘訣は、「日は暮れるのに道は遠く、心が慌ただしい。前に進んでも縁がなく、どうすれば望みが叶うのだろうか」だそうです…。でも、気を付ければきっと大丈夫ですから、今年も前向きに頑張ります!