(国際交流員 金穂原)最後の広報

更新:2012年01月23日

 私は今、浜田市の国際交流員として最後となる広報の原稿を書いています。2007年の4月に浜田に来て以来、この「広報はまだの原稿を書く」仕事は、難しい仕事の中のひとつでした。「浜田の皆さんは韓国の何に興味があるんだろう」と悩みつづけて5年…ついに、最後の広報を書く日が来たのです!もうこの苦しみ(?)から解放されると思うと少し楽な気持ちになりますが、市民の皆さんとの繋がりが無くなると思うと、やはり寂しい気持ちにもなります。
 最後のコラムを書く前に、今までの5年間を1人で思い返してみました。出来の悪い私が5年間も国際交流員としてやってくることができたのは、たくさんの人の支えがあったからこそだと改めて思いました。イベントや講座で出会った市民の皆さんや、私のことを姉のように慕ってくれた子どもたちの笑顔と優しい言葉は、「浜田に来てよかった!」と思わせてくれました。また、娘や孫のように心配してかわいがってくださった皆さん、幼なじみのように仲良くしてくれた友達、失敗続きの私を支えてくれた職場の皆さん、また、5年間も顔を合わせることすらあまりできなかった親不幸な私を、ずっと遠くから応援してくれた両親…本当にたくさんの人の優しさや支えがあって、私は寂しい思いをせず異国で楽しく生活することができました。
 本当のことを言うと、浜田へ最初に来たときは、「2年後には韓国に帰ろう」と思っていました。それが、気が付いたらもう5年目が終わろうとしています。浜田は、私が知っていた日本とは違いました。東京や大阪で見たのは、どこか冷たい笑顔の人たちや排気ガス、眠くなる伝統芸能…。しかし、浜田には素直で温かい人々、きれいな自然、楽しい伝統文化がありました。生まれ育ったソウルより浜田の方がずっと居心地が良いと思う私は、「ほぼ浜っ子」と言ってもいいと自負します。こんな私になれたのは全て、皆さんのお陰なのです。
 国際交流員の任期が終わっても、浜田を愛し、浜田のために何かできるようにがんばりたいと思います。皆さん、今まで本当にありがとうございました!
【この情報の提供元】
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