(国際交流員ジェイソン ベックマン)季節と思い出

更新:2011年12月22日

 明けましておめでとうございます!ご家族と一緒にお正月を過ごされましたか。嬉しいことに、私もシカゴの実家でクリスマスとお正月を家族と一緒に過ごすことができました。冬の間、寒い日々が続くと、秋は遠く離れていく思い出のように感じられますね。でも、寒いからこそ、思い出に残っている暖かさを頼りに冬を乗り越えるしかないと思います。
 私は2年前、初めて日本に来たとき、日本の季節をお祝いする習慣に深く感銘を受けました。今なお、木の葉が色づき始めると京都で過ごした日々が思い浮かびます。そこで、この懐かしい思い出を皆さんにお話したいと思います。
 ある雨が降っていた秋の晩。留学生の友達と一緒に祇園の石畳の道を歩いて、清水寺のライトアップへ。傘なしでワクワクしている大勢の人垣の中で待っている間、肌に雨がシトシト降ってきました。しばらくして、やっとお寺へ入り、中を歩きながら光に照らされた紅葉を見ました。赤々と燃え上がっている葉状のシンフォニーを驚嘆して見つめました。そして、その神秘的なところを出る前に、音羽の滝の清水を飲んで、静かな祈りをつぶやきました。人生の中で、このような瞬間は素晴らしいなあと思いながら、大自然の美しさと人間が創り出した不思議の調和に感激しました。雨と枯葉の香り。お寺の光にライトアップされた傘とその持っている人のシルエット姿。爽やかな秋の空気の感触。その特別な秋の夜の雰囲気を飲み込んで、記憶に焼き付けました。
 記憶と季節には、深いつながりがあると思います。これまでの人生を振り返ると、住んだことのある場所の季節をありありと思い出せます。冬、雪がちらつき、世界が全て眠っているような夜。月光の下で実家の歩道を雪かきしています。そして、雪かきが終わったあと、ホットココアを飲みながら囲炉裏端に座り、体が温まってきていることを実感します。春、プロビデンスの長くて雨の多い冬が終わって、太陽と緑が現れます。ブラウン大学のキャンパスで私は本を読みながら、立派な木の下に横たわっています。空気は今、あちこち咲いている花の香りでいっぱいです。夏、蒸し暑い空気で太陽が照り付けている晴れの日。シカゴの摩天楼の森を歩くと、顔にミシガン湖からのすがすがしいそよ風を感じられます。
 これから世界中を回って、国々の文化を体験しながら、色々な季節の思い出を作りたいと思います。浜田の思い出も、もうこのように作り始めましたよ!皆さんは、どんな季節の思い出がありますか?ぜひ、いつか聞かせてください!
【この情報の提供元】
浜田市 地域政策課   ( 庁舎配置図地域政策課の提供情報
電話: 0855-25-9201(直通)  FAX: 0855-23-0210  Mail: chiiki@city.hamada.shimane.jp
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