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(平成19年度浜田市予算)編成概要

  • 平成19年度の地方財政対策については、地方一般財源総額が前年度より0.9%程度増額となりましたが、これは主に都会地等の税収増等による地方税の伸び(15.7%増)によるものであり、景気回復の速度が遅い当市をはじめとする地方においては、実質的に減収が見込まれており、今後も予断を許さない極めて厳しい財政状況にあります。
  • こうした状況を踏まえ、平成19年度の当初予算の編成に当たっては、『集中と選択』をテーマとし、今後の行財政運営の基本指針として策定しました「浜田市総合振興計画(前期基本計画)」、「中期財政計画」及び「行財政改革実施計画(集中改革プラン)」に沿って、行財政改革の着実な実行と計画的な予算編成に努め、主要施策に重点配分をしております。
  • 歳出においては、2年連続で概算要求基準(シーリング)を設定し、一般経費の削減(△5%)をはじめとする歳出全般にわたる徹底的な見直しを進めるとともに、「安全・安心のまちづくり事業」などの新規施策枠を確保して、経費縮減と実施事業の重点化を図っております。
  • このような取り組みの結果、平成19年度の一般会計予算総額は327億5千万円となり、前年度と比較して、金額で30億4千万円の減、率にして8.5%減の厳しい財政状況を反映した「緊縮型予算」となっております。
  • 収支の状況につきましては、実質的に8億円程度の財源不足が生じたため、財政調整基金と減債基金で5億円程度の取り崩しを行うとともに、前年度に引き続き地域振興基金についても自治区事業への活用を除き一定のルールにより3億円程度を取り崩すことで調整しております。なお、財源不足は、前年度から9億円程度縮減しており、一定の収支の改善が図れたものと考えております。
  • しかしながら、当市の財源不足は依然として深刻であり、今後の財政運営に当たっては、中期財政計画を毎年度ローリングする中で、行財政改革及び合併効果を反映した中長期的な財政運営の数値目標を明確化し、「構造的収支不足」の早期解消と健全財政の確立に努めてまいります。

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