ここから本文です。

平成21年度第2回浜田自治区地域協議会

会議結果報告
開催日時 2009年08月05日 18時00分~ 20時00分
開催場所 浜田市殿町6-1
浜田公民館 第1・第2研修室
議題 (1)地域協議会委員の任期について
(2)地域の安全対策について
 
公開・非公開 公開

主な意見等

(1)地域協議会委員の任期について
 
・今の任期問題で流動的な発言があり、また一つのこういった場で議題化したのはいつ、どのようなところで、どういう発言があったかその経路を説明していただきたい。
・(回答)経過ということでございますが、実は一番最初にこの期間で委員を選出するのが難しいと言われた自治区は旭自治区からです。旭自治区においてはいわゆる連合自治会とか自治会のほうが主となっていただいていて、そこが住民自治組織という観点から、そこから推薦をいただいています。そういう組織の会長さん方が地域協議会委員になられている場合が多くあります。
その自治会の会長というのが1月1日から12月31日までの任期ということで、通常の総会とかそういったものが1月中に開かれて役員を交代する。それぞれ会長や役員が終わりますと連合自治会の委員にもどる。そうしますと年度の途中で変わるということで、これは浜田自治区をはじめ、どことも共通することですが、そういった方が例えば地元で出したところで協議されたものを伝える場が、今度は自分の役職が変わってしまうと伝えることがなかなかできないとか、そういった問題もあり、できれば任期を変えていただきたいというのは制度発足からまもなく意見は頂戴していました。ただこれについては他の自治区の考え方はどうかというところが、なかなか掌握できていないということもありました。それで先ほども副市長からも説明がありまように、自治区の検証ということで、この度、皆様方にご意見を伺ったところです。
そこで根幹といいますか先ほどお配りしたように条例の中では2年という任期が謳ってあります。ですから、その2年というのを基本的に崩すというものではなくていわゆる期間をずらすということです。
・私は委員の任期よりも、委員の資格調整の問題に触れる面があるんではなかろうかと思う。
また、委員の任期は変えないといっても、当然日にちを動かせばその任期がどこかで変わるが、整合性をどう合わせるのか。
・(回答)これにつきましては、それぞれの自治区なりの考え方だと思っております。当然そういったところから推薦されるということが重要なことだと思っています。会長さんがなられても結構ですし、それ以外の方がなられても結構です。地域内のいろんなご意見を頂戴する場というのがこの地域協議会と思っておりますので、そこにつきましてはそれぞれのところの選出の仕方や自治区の独自性というところもあろうかと思いますので、そういったやり方をとっているということです。
どうやって合わせるのかということですが、任期がこの11月でいったん今回切れます。今その手法として1つは今の条例を改正するという方向で今検討をしております。今回の特例として、次回の任期についてのみの3月31日までとする方法で考えています。従いまして近い間で2回推薦をしていただかなくてはなりません。これにつきましては当然再任ということもありますし、変わるということもあると思いますが、これにつきましては、皆様方にお任せし選んでいただくことになろうかと思います。
・今期限り平成22年3月31日までと理解したらいいか。
・(回答)よろしいです。
 一応意見をいただきましたので全自治区そろって、条例事項ですので恐らく議会の議決が必要となりますので可決されてから施行ということになりますのでご了承願います。
・2回推薦するというのはどういうことか。
・(回答)この度の11月で任期が一旦切れます。期間をある程度調整するために、今度は3月31日でいったん切って、そこでまたもう一度推薦いただくことになります。ですから期間は短いですがそれで2回ということです。
・その場合、確認ですが、従来、浜田自治区の場合は浜田市連合自治協議会に推薦を依頼されているが、それは変わらないか。
・(回答)変わりません。
 
(2)地域の安全対策について
・大学周辺で色々な不祥事があり、大学の学長さんが夜間パトロールをしておられるということを新聞で見させてもらった。市内に防犯パトロール隊の組織があり協力するので、今後は一言言ってほしい。
もう一点、長沢地区で事件があり、私は防犯メールを登録していないが、私の娘が「こういうメールが入っているよ」と知らせてくれた。このときも交番の方に教えてもらうようお願いした。
・私の地区ではJRから下府駅舎の管理、清掃等について委託を受けているが、7月の中頃その駅舎が相当荒れていると連絡があり、現場を見ると非常に荒れていたが、駐在所と地元とが協力して対応したところ、今のところ落ち着いている。
また、上府の神社が小高いところにあるのが、そこでも同じような行為が発生しているが、上府駐在所の警部補がこまめに巡回されているので、今のところは落ち着いている。
色々な手段を地域としても考えますが、皆さんから貴重なご意見がありましたらご指導方々お願いしたいと思います。
・私も地域安全推進委員として地域交番の関係でしょっちゅう行き来している。商店街ではちょうど土曜市、夜の市をやっており、タバコの吸殻がよくもこれだけ集めたなというくらいあったことがある。
また、あちこち色々なところでたむろしているので、注意したり西交番の方にこまめに巡回してもらうようお願いをしている。
大学生で夜のアルバイトしている人の帰り道とし八幡さんのところの道を女性の方でも歩いて帰る方がおられる。その時に追っかけられたとかよく聞くので、帰りは気をつけて帰ってほしいということをしょっちゅう言っている。
・私は見回り隊と声かけも兼ねておりますが、防犯パトロールといってプレートを作って自転車で町内を回っています。始めは気づいてもらえなかったが、皆がだんだん注目してくれるようなった。私たちの地域では今ちょっといい方向に向いている 小学校からも喜ばれている。
・竹迫と長沢については前々から小学生の声かけ事案が発生している。今青色のパトロール車が12台あり、毎日2回ずつ回っている。長沢地区については町内会長さんや役員が特に下校時に交差点に立っている。
夜間パトロールの話があったが、私の町内では夏休みと冬休みの夜8時頃にしている。東地区防犯協議会は亀谷会長をはじめ皆でやっている。
・長浜地区は高齢者の長寿会の方がパトロールをしている。また、朝、夕には子供見守り隊が活動をしています。
一時、西浜田駅も無人駅になった時には荒れていたようですが、それも今は落ち着いているので、いい方向になっているのではないかと思っております。
・普通の下校時、周布地区はきちんとしている。夜時々出かけると、ある所で若い人がたむろしている。そこにいる子供の服装を見ると、男から声かけるような格好でいる。男の人が声をかけることや、ちょっかいを出すこともいけない事だが、自分の身を守るという意識が薄れてきている女の人が多くなっていると思う。
特に夏になってきたからそういう格好が目立ちます。町の中ではどうでしょうか。
・私も以前、子供達にいったい君たちはどこの学生かと聞いたことがあり、その時に、以前、浜田は遅くまでいるところが無かったが、今は夜長くいることができると答えたので、今の学生はこう考えているのかとびっくりした。
・今は、見た目で中学生か高校生か大人か分からない。特に夏休みになると大学生が帰って来て、その後輩まで連れて遊ぶので、それはいかがなものかなと思う。
また、注意しても後から何をされるか分からないし、結構今頃若い人が本物の刺青か印刷タトゥーなのか分からないようなものをして、けっこう楽しんでいるので怖い感じがする。
店の外では注意もできるが、中ではお客さんになるので難しい。どうパトロールするのかというのは結構難しいと思う。
・危ないと思ったら警察を呼んでください。と警察では指導していると聞いている。
・行政へのお願いで、以前大学のキャンパスの周りでごみの不法投棄があった。それで警察の生活安全課から依頼があり、パトロール隊は毎日のように不法に出すごみのところを集中的にパトロールしたら収まったので、地域の町内会長が喜んで私に電話をくれた。
その矢先にこういうキャンパスの見回り隊の件が出た。今回は警察からも協力要請はなかったが、そういった情報が入れば協力するので、地域協議会の委員にFAXや文書で教えてもらいたい。
・(回答)防犯防災メールに加入していただければ、すぐに新しい情報がメールで入ります。総務課に寄っていただければ簡単に加入できますので、みなさんご加入ください。
色々な災害の情報や、犯罪の情報、交通の情報も入ります。ただ色々な情報がたくさん入りすぎて、ご迷惑な点もあります。生の情報が即刻入りますので委員の皆様もぜひ加入してください。
安全安心のまちづくり条例を一昨年作りまして、地域をあげて防犯活動に力を入れようということで、市も本腰を入れております。また、地域の皆さんが一生懸命活動されていることも私共も十分承知しております。いかんせん青少年の犯罪など多数出てきているのが現状ですので行政も警察も消防もそういったところだけではなかなか解決しない面がありますので、今後も地域の皆さんにお伝えして、地域全体をあげてそういった取り組みをしないといけないと思います。
・学生は大学までバスではなく、自分で歩いてあがる人が多い。夜のアルバイトや会議があるので、8時半から10時頃にパトロールをしたらどうかと思う。
・私も防犯防災メールに登録していなかったが、総務課に行けば登録してもらえるそうなので、皆さんこの機会に登録してもらいましょう。
・浜田商業が近くにあるが、熱田の駐在所が突然なくなったということで困っている。どこか言っていくところがないかと近所の方が言っている。これまでは毎朝横断歩道に立って交通安全指導をしてくれていたが、今は立っていないので住民としては後退をしていると思う。私たちがもっと早く気づいて陳情でもすれば駐在所を存続できたかどうかわからないが、どうすればいいかと考えている。
・(回答)熱田の駐在所はなくなって今警察のほうで考えられているのが西交番。あそこは出にくい場所で駐車場もない、交番は派出所と違って24時間警察が勤務をして夜も  詰める場所です。西の方面に交番を移動して、具体的には熱田の駐在所の管轄内までをいわゆる24時間体制で、見る体制にしたいというのが警察の基本的な考え方です。
地域の方が不安ということで、こういった意見があったことを警察の地域課が担当していますので、私からもなるべく、駐在所がなくなったことにより不安がないように巡回などを強化していただくように話しておきます。今から交番の位置を西方面に、すべて熱田の方に交番を置くと言うことにはならないと思いますが、なるべく9号線の見えるところで、出入りができて、駐車場もできて、西方面の管轄も出来るような位置に新しい交番を作るということで考えられておりますので、私の知っている範囲で答えさせていただきました。
・確認で、条例では地域協議会のメンバーは15名になっているが、人数は動かさないのか。
・(回答)今すぐに15名をどうするかという話には至っておりません。今から議会等に検証した結果、この様な意見がありましたと報告することになっております。例えば15名ということも条例で謳ってあるものでございます。それとただこの15名という人数だけの議題じゃないということも浮上してきております。
一つは地元に帰っての地域の皆さん方にここで話し合われたことを伝えるであるとか皆さん方の意見を集約するような、そういったシステムが浜田だけでなく、全市全体で意見が出ていたので そういったところと密接に関係しております。
一つ問題点としてこういったご意見をいただいたということですので、すぐにどうこうできることではありませんが、今後検討していかなくてはならないと思っております。
 
◎その他
・以前防災マップをもらったが、見ても小さいのでほとんど見ていないと思う。確かに行政がこれを見ると安全な場所は書いてあるが、行政と市民と一緒になって安全対策を考えられたものか。
 また、町内組織が無いところについての対応はどうしているのか。
本当は実際に行政と一緒にここに避難所があるとか見てまわることができたらと思う。行政が市民との具体的なことを考えておられるか心配です。
・(回答)確かにおっしゃるとおりで、浜田でも大水害や大地震とかが起こるかも知れません。  今回、山口や北九州など大変なことになりました。防災体制をきちんととらなければならない緊急の課題です。
その中でご指摘があったように地域の方がやはり災害に対して、やはり大災害が起こった時には消防も市も住宅にすぐには行かれません。阪神淡路大震災の時に指摘されたのですがやはり地域の方が地域の方同士で助け合いをされて多くの方が助かったということで、それぞれの地域でやはり防災組織を皆さん顔見知りの範囲で結構ですからそういった自主防災組織を作っていただきたいというのが全国的な流れです。
浜田市も現在そういう取り組みをさせてもらっています。ですからご要望があったところにはご説明に伺ってこういう形で皆さんと話し合っていただいて組織を立ち上げてください。そういったところには私どもが行ってご説明申し上げるということです。
ただ、今言われたように町内会がないという組織もありますのでその点について、私どもは町内会があるという目線を向けておりましたので、そういったところに関して行政連絡員さんを通じて、まずは地域コュニティーを立ち上げていただくような取り組みも必要かなと思っております。その中でやはり地域に説明に出向くなり、町内会の組織がないということは今はじめて知ったところで、これは反省点ですが、そのことも考えさせていただきます。
特に要介護の方が約7千名、お年寄りや障害をもった方がいらっしゃると把握しております。その中で現在2千名の方が手をあげていただきましたので、具体的にこれから名簿を作成してそういった方の災害の支援策について、具体化していきたいなと思っております。6月からスタートしてようやくここまでたどり着いたのですが、これからが本番という状況でございます。ですから一番心配なのは町内会の組織がないというところが一番の問題点だろうと思いますので、そのあたりについては、うちも危機管理としてどういった対策がとれるか具体的に検討したいと思います。
それぞれ長沢とかいろんなところで、町内会があるところは自主防災組織をどんどん立ち上げていただいて、地域一体で助け合いといったところまで進みつつありますが、全市内的にはまだまだ少ないのでそういったところは市が行って説明して地域の力を発揮していただけるような取り組みを今後もしていきたいという思いをもっております。
・明日かどうかもわからないし危機感がなく、よそ事だと思ってる人が殆どだと思う。一番なによりも急ぐことで、一日でも早くやって欲しいと思う。防災の日が決まっているが、行政だけがやったことにしている。それで皆さんにはこういった冊子を出しているんだから、一応行政としてはやることはやったから、みなさん自主的にしてくださいと、極端に言えば丸投げしていると思う。
避難所の場所についても、私たちの地域は幼稚園で、土地が一番低く水害などが起きたときは水没してしまうところが避難所になっている。逆に公民館は避難所として記入されていないが、協力してもらえないからか。
・(回答)避難所の場所ですが、現在登録している場所についてはそういうことです。できるところはご協力いただくということで新たにに使用させていただくことにしております。
それと地域で情報があったところは一応今まで合併前の状況でいわゆる避難所としております。災害にもいろいろありまして例えば長浜地区だったら津波、例えば大水が来なくても、地震だったらここは耐えられるとか、やっぱり災害によってそれぞれ地域によって違いますので時々地域の皆さんが日ごろからどういった場所に逃げたら自分の命が助かるのか それの一助のガイドマップだという認識をもっておりますので、ぜひそういった説明も地域に出向いて説明申し上げたいと思っております。
・それを一日でも早くやっていただきたい。
・浜田市の給水車はあるのか。と言うのは防府から給水車の要請が出たときに浜田は全然あがらなかった。行かないから悪いというわけではなくて、ソフト面は準備しつつあるが、ハードはどうするのかとなったときに他人事ではない。我々には給水車自体がない。自衛隊が来るのでいっさい受け入れられないのか、予定はあるがこれから予算を組むのか、実際はあるとか、そこら辺を教えていただきたい。
・(回答)この前山口でありました、特に山口市で水道関係がパンクし、これは各近隣の水道協会という自治体が加盟している協会があり、水がないので各自治体に支援を頼むということでなりました。第一次的には給水車を持っている自治体の出雲、益田が行きました。浜田市は給水車を持っていませんので、第二次的に考えるとなれば、うちはポリとかいろんなものを持っていますので、要請を待っていた状況です。市は給水車を保有していないのが現状です。
ただ、水道部ではないので、具体的にはわかりませんが、ポリでの対応はすぐ出来るということで対応可能だと思っていますが、各自治体全部が応援するということではなく、音頭をとった水道協会が調整されて、すぐ動ける給水車が先に動いて、あとは、2番目3番目の自治体が動くというような体制を今回とったということです。
・常に使うものではないので、必ず備えなさいという意味ではないが、将来的には、地域内に必ずあるということを把握し、どういう体制で招集するかを、防災マップと同じように起きたときに慌てるのではなく、必要ではないかと思う。
除雪も同じで除雪する時はどういう体制で行うかきちんと決めておく必要があると思う。
今回のようなことが起きると不安ばかりが出るので、ホームページ等で知らしてもらうと安心感がでる。
・(回答)ご指摘の点は水道部に伝えます。
私のほうからは具体的な回答はできませんが、58年災害、63年災害、あの時期の災害と時代的に変わったのは、コンビニや携帯電話などが普及したこと。災害から発生して即物がなくなって、いわゆる物資がなくなってどうしようもないという部分の状況が変わってきています。ですから山口のほうの支援物資ホームページを見てみるのですが、そういったものが不必要ということが言われていまして、昔の災害と今の状況の部分の物資的な物、水の関係は少し変わってきているようです。
集中的な豪雨ということもありますが対外的に災害があれば変わるだろうとは思いますが、若干、その辺もあるのかなと思っております。
ただ備蓄の関係でこの前の新型インフルエンザのマスクの問題とかいろいろな関係で一般的なことで私共も反省しなくてはならないところがあります。備蓄関係、危機管理の面でご指摘があったことを十分踏まえてすぐ対応できるように考えなくてはいけないと認識しております。
・浜田市の行政の中にボランティア組織があるのか。
・(回答)今回山口で起こった災害の時に浜田市で何ができるのだろうかと言うことを検討しました。職員を募って災害ボランティアに行こうという案までは立てました。
ホームページなどにも載せましたが、県内のボランティア等もあってかえって混乱をきたしてしまったということもあり今回は止めました。
今取り組んでいるのは物資とかではなくて義援金を集めることで、今週から職員の義援金募金を始めて2週間で集約してあちらの組織に送るということにしております。
・災害ボランティア研修会というのが社会福祉協議会の方であったが、すごく参加者が少ない。私たちの地域は高齢者が多く助けを求められる方はいいが、そういうことを言われない方もいる。みんなが災害に対してどういう気持ちでいるかというのを知って欲しいというか、研修会にもっとたくさん来て欲しかった。
そういうところにも足を運んで災害に備えて自分には何が出来るとというところから、災害に強いまちになれたらいいなと研修会に出て思った。

結論

(1)地域協議会委員の任期について
・承認

(2)地域の安全対策について
・承認

 

このページを見た方はこんなページも見ています

    CONTACT このページに関する
    お問い合わせ先

    浜田市 地域政策部 まちづくり社会教育課

    QUESTIONNAIRE このページに関するアンケート

    このページは見つけやすかったですか?
    このページの内容はわかりやすかったですか?
    このページは参考になりましたか?