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平成22年度第4回金城自治区地域協議会

開催日時 2010年08月26日 13時30分~ 17時10分
開催場所 浜田市金城町下来原171番地
みどりかいかん 中集会室
議題 【協議事項】
(1)浜田市総合振興計画後期基本計画(素案)について
(2)地域振興施設整備事業の実施状況及び指定管理について
(3)石見交通(株)バス路線に対する代替交通の対策について
【報告事項】
(1)浜田市学校給食センター統合計画について
【その他】
(1)新交通システム「かなぎふれあい号」の利用状況について
(2)金城スマートICの利用状況について
公開・非公開 公開

議題の趣旨及び主な意見、質問

 【協議事項】
(1)浜田市総合振興計画後期基本計画(素案)について
≪趣旨≫平成18年度から平成27年度の10ヵ年の総合振興計画を策定し、合併から5年経過し、平成23年度から27年度までの後期基本計画を策定する。現在、審議会を立ち上げ、詳細な審議を行っているが、より良い計画とするため広く市民の皆さんの意見をいただく中で、地域協議会委員の意見もいただきたい旨を説明。また、併せて「浜田市定住自立圏形成方針」について9月議会に議案として提出することを報告。

【質問】
 計画の中に「活力ある商工業の振興」とあるが、全国的に厳しい中、どのような方策を考えておられるのか。
【回答】
 これについては、総合的な結果ということも影響してくる。地域コミュニティの活性化や新商品開発、交通の利便性の向上なども関係してくる。ここでは、4つの主要事業を掲げ取り組むこととしている。これらがどれだけの効果があるかは検証しつつ実施しなければならない。

【質問】
 立派な内容であるが、財政的な裏づけはどうなのか。
【回答】
 浜田市総合振興計画は、浜田市の最上位の計画として、その方針・方向性を示すものである。総合振興計画の実施計画として「中期財政計画」があり、5年間の計画を毎年、財政状況を勘案しながら作る。財政状況により中期財政計画に載らないものもあるが、基本的には実施できるように進めていく。

【質問】
 「公民館活動推進事業」と「地域コミュニティの強化」とそれぞれに掲載されているが、この2つは切り離しては考えられない。他市では、別の名称にして公民館活動以外にも地域活動を行っている。浜田市にはその考えはないのか。
【回答】
 言われるとおりであると思う。現在、浜田市は地域コミュニティをどのように作っていくか思案中である。各自治区によって実情が違い、これからどのように進めていくかが課題である。重要な課題となるので、検討していくということで現時点ではこのような掲載の仕方となっている。

【質問】
 「快適な道路環境の整備」という項目で、市道改良率の目標値が5年間で0.3%、市道延長が同じく5キロとなっているが、あまりにも少なくないか。
【回答】
  確認して回答させていただく。

【質問】
 高齢者の方は医療に不安を持っておられる。特に在宅医療、訪問医療というものを検討され、計画に掲載する考えはないか。
【回答】
 訪問医療について充実した方向に進めば良いとは思うが、現実として医師不足であり、訪問医療体制を取れる状況にない。今は、救急医療の充実、中核病院の整備、医療従事者の確保ということに重点を置き、確保できた段階で訪問医療に取り組むということになる。

【意見】
 合併協議会の中で色々と摺り合わせをした経緯があると思うが、保育料の問題や下水道整備の問題、国保料の問題など合併時に協議した内容が風化してきているように感じる。常に原点に返っていただきたい。

 (2)地域振興施設整備事業の実施状況及び指定管理について
≪趣旨≫波佐地区に建設を予定している地域振興施設の指定管理委託料について、公衆トイレ及び地域情報発信展示室の維持管理経費部分を年間403,000円と試算しており、この委託料を地域振興基金から支出することについて意見を求めた。また、目的、事業内容、指定管理予定者及び事業の進捗状況について説明。

【質問】
 万一、赤字になった場合の対応はどのように考えているか。
【回答】
 公衆トイレ及び地域情報展示室については、公共的なものであることからその経費を指定管理委託料として支出するが、それ以外は受託者の努力次第であり、赤字補填をする考えはない。

【意見】
 地域の住民が、地域を元気にしようと一所懸命頑張っていこうとしているものである。地域振興基金は枯渇する恐れのあるものでもあるし、共通経費でお願いしたい。

【意見】
 不特定多数が利用する公衆トイレ等の経費を、なぜ、地域振興基金で支出しなければならないのか。浜田市内には多くの公衆トイレがあると思うが、その経費はみな共通経費で支出されているはずである。ここだけ地域振興基金というのはおかしい。

(3)石見交通(株)バス路線に対する代替交通の対策について
≪趣旨≫石見交通(株)から本年1月4日に平成23年3月31日までの路線廃止の申し入れがあった。廃止された場合の代替案について浄光寺・美又線、波佐線の今福・浄光寺間の区間廃止については、スクールバスの混乗方式と空き時間を利用した市営バス。新広浜線については、北広島町で運行されている「総企バス」の波佐までの乗り入れという方法で、今後、検討を進めること。また、浄光寺・美又線について、周布を始発とした存続案については求めないことについて意見を求めた。また、スクールバス混乗と空き時間を利用した市営バスの運行案も説明。

【質問】
 スクールバスとの混乗とすると下校については、時間が不定期となると思うが、一般客がそれに合わせるしかないということか。
【回答】
 月曜日、火曜日から金曜日の時間帯、また金城は冬時間があり、周知が難しいと思う。下校は子どもさんのみを送るほうがよいかとも考えている。波佐線、瑞穂線との接続を考えた時間帯に設定したいと考えている。

【質問】
 運行を開始されても試行というような形で、状況によっては変更される考えがあるか。
【回答】
 本来なら1年間程度の試行実験をするべきかと思う。机上の計画であるので課題が十分見えていない。スクールバス混乗については、条例も作成しなければならないが、1年程度の試行実験のような期間を設け、見直しができるようにしたいと考えている。

【報告事項】
(1)浜田市学校給食センター統合計画について
≪趣旨≫浜田市の給食調理場を、浜田学校給食センターと金城学校給食センターの2ヶ所に統合する方針で、平成23年4月から自治区の同意が整ったところから統合を進めることを説明。金城学校給食センターにおいては、旭自治区分と金城自治区分を調理・配送する。その統合準備経費について9月議会において補正提案することを報告。

【その他】
(1)新交通システム「かなぎふれあい号」の利用状況について
 平成22年7月までの利用状況を報告。波佐線において運行判断基準としている全便平均1.5人を下回っている状況を報告し、利用促進への協力をお願いした。

(2)金城スマートICの利用状況について
 金城スマートICの利用状況を報告。無料化以降、ICの利用台数が平日の対前年比で約3.5倍、土日祝日で約3.7倍となっている。また、無料化社会実験が実施されて以降の、浜田市内各観光施設の観光動態及び観光施設来場者へのアンケート調査結果を報告。

結論

【協議事項】
(1)浜田市総合振興計画後期基本計画(素案)について
  了承。

(2)地域振興施設整備事業の実施状況及び指定管理について
  指定管理料の財源に地域振興基金を充てることについて、再度検討すること。

(3)石見交通(株)バス路線に対する代替交通の対策について
  了承。

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