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平成21年度第2回三隅自治区地域協議会

開催日時 2009年06月23日 18時30分~ 21時00分
開催場所 浜田市三隅町三隅1434番地
浜田市三隅支所 3階 集会室
議題 (1)会長あいさつ
(2)自治区制度の評価と検証について ~制度にかかるヒアリング~
(3)その他
公開・非公開 公開

議題の趣旨

1.会長あいさつ
   会議開催にあたってのあいさつ

2.自治区制度の評価と検証について ~制度にかかるヒアリング~
   地域協議会や座談会で出た意見のまとめやヒアリング項目について説明後、地域協議会委員から意見を聴取する。

3.その他
   今後、地域協議会において意見を聴取したい次の2点について、説明を行なう。
 (1)浜田市広報紙の月1回発行への変更について
 (2)防災無線のチャイムを市民歌に変更することについて

会議の経過、主な意見、質問及び協議結果等

1.会長あいさつ
   ※質疑等なし。

2.自治区制度の評価と検証について ~制度にかかるヒアリング~
 (1)自治区検証プロジェクトチームリーダーから趣旨説明と意見聴取のお願い
   当日出席者の自己紹介をした。続いて、5つの地域協議会で出た意見と三隅、金城、弥栄、旭で行なわれた座談会の意見をまとめた資料について説明したあと、当ヒアリングにおける質問事項を提示し、多くの意見をいただきたいことを依頼した。
 (2)検証項目に関する地域協議会委員からの意見聴取
    委員から出された意見の要旨は以下のとおり。

  【自治区長について】
■  自治区長は地元に精通していて安心感がある。
■  浜田自治区は自治区長が副市長との兼務になっている。実際、副市長と自治区長の兼務は非常に難しいと思う。
     浜田自治区に自治区長を1人増やして、自治区制度の円滑な推進を図っていくべきではないか。
■  支所長は支所の行政の長、自治区長は住民の代表と思っている。よって、自治区長は住民の意見を反映させるために必要であると思う。自治区長の存在を否定されると自治区制度そのものも否定されているように感じる。
 
  【地域協議会について】
■  新浜田市になってから本庁中心、住民との距離が遠くなっている中で、地域協議会は住民の声を反映させる役割を果たしており、今後も必要であると思う。
■  地域協議会はできてから4年しか経過しておらず、今までは実際には機能していない部分が多かったと思う。まず、地区まちづくり推進委員会を設立して、住民の意見を吸い上げ、吸い上げた意見を報告し、課題を地区に持ち帰っていくというしくみを確立していくことが重要だと思う。三隅でも3地区しかできておらず、残りの3地区についても早く設立できるようにしたい。そうすることによって、地域協議会が機能していくように思う。地域協議会がうまく機能していけば民意の反映が容易にできるようになり、市議会議員の定員も削減できるのではないかと思う。自治区長を1人増やして、議員を減らせば55億の削減も容易にできるのではないかと思う。農業委員の報酬についても旧三隅町のときは5,000円だったのが、浜田市になったら25,000円になった。そこで何をやったのかというと、旧態依然とした申請に対する許可の適否の審議ばかりやっており、浜田市の農業政策についての議論はない。早い話、無駄だと思う。地域協議会がうまくいけば住民の声がスムースに上がってくるわけだから、市議会議員の数だって減らすことはできると思われ、是非そのような地域協議会の仕組みを浜田市自身が力を入れていく必要があると思う。
■  地域協議会委員の定員については前回も意見を言ったように地域によって差があってもいいと思う。要するに住民の意見が地域協議会にスムースに反映できる人数があればよいと思う。
■  三隅自治区では6地区のうち3地区がまちづくり推進委員会を設立した。今までは住民の意見を反映できてない部分があると思う。しかし、まちづくり推進委員会の設立とともに、住民の意見を反映できるようになると思う。地域協議会の内容について自分の地区は、公民館だよりを活用し住民の皆さんにお知らせしている。
■  地域協議会と公民館の連携ということは非常に大切だと思う。
■  地域によって地域協議会の開催回数や地域協議会の存在そのものの価値観に差があり、整理することが必要ではないか。
■  地区まちづくり委員会の任期や期間にも定めがあり4月から3月になっている。地域協議会委員の任期は11月からとなっているため、できれば他の団体と同じように年度区切りで変更してもらえると他の団体との整合性が取れて都合がいい。
 
   【本庁支所体制について】 
■  支所の事務処理において、若干時間がかかるようになったというイメージがある。
■  事務処理については画一的な制度にしているため、かえって事務が煩雑になっているのではないかと思う。思い切った事務処理改革が必要だと思う。人員配置については勤務地にゆかりのない人間を配置する配置方法ではなく、地元には地元の人間を配置することが必要であると思う。また、採用についても地域バランスを考慮して欲しい。
■  総合支所としては機能していると思う。
■  職員の人員配置について、人員の減少による住民サービスの低下は当然のことであると思う。そのことをはっきりと住民に知らせないといけないと思う。住民サービスの低下というと、とても不安な気持ちになる。そうではなくて、行政と住民とが知恵を出し合えばよい。
■  地域住民でできることは地域住民でやる。市役所が何でもやるという方法は見直しをしていけばよいと思う。また、そのように地域住民を教育していかなければならないと思う。なんでも役所に言っていけばいいというようなことは違うと感じている。
■  支所の業務についてできないこととできることははっきりと区別することが必要だと思うが、職員の努力によってカバーすることも必要であると思う。
 
   【予算(地域振興基金)について】
■  繰り上げ返済のために本庁に貸している基金については支所で基金を活用するにふさわしいタイミングで返していただきたいと思う。
■  ある地区では基金を活用して事業をやろうとしたが、上層部の段階でストップがかかり、事業が実施できなかったという話を聞いた。自治区長の権限の強化が必要であると思う。
 
   【その他】
■  地域協議会委員の自治区の検証での発言と座談会での発言は、自治区長や地域協議会についての理解度が違っているように思う。また、浜田自治区の考える自治区長と、三隅自治区の自治区長では副市長を兼務している自治区長と自治区長業務のみを行う自治区長と違ったものであると思う。
■  座談会で地域協議会がわからないという意見が出るということはわれわれの活動を理解していないということでもあるように思う。
■  自治区制度を立派な制度にするには地区まちづくり委員会の充実しかないと考えている。この地区まちづくり推進委員会の予算面については、少し配分していただけるようにお願いしたい。
■  職員の地域担当制度については、職員と人と人とのつながりができるので継続してもらいたい。
■  周辺部の自治区は自治区制度について反対はないと思う。旧浜田市には反対意見があると思う。今回の評価検証でぜひとも反対意見を説得できる内容にまとめてもらうようお願いする。
■  合併後、商店街はとても「寂れ」を感じている。物品の調達等は本庁の周辺の商店が多くなっているように思う。三隅の商店街で物品等の調達の機会が少なくなっている。中には、閉店する店がある。
■  商店街等の寂れは確かにあるが、山間部において寂れはあまり感じていない。むしろ空元気でもがんばろうとしている。
■  大胆な職員の意識改革や、若手職員のインターンシップなどを積極的に取り入れていくことも重要だと思う。

3.その他
   総務課長から、今後、地域協議会において意見を聴取したい次の2点について、説明をおこなった。

 (1)浜田市広報紙の月1回発行への変更について
    現在月2回発行している広報紙を月1回発行に変更することについて説明した。今後の地域協議会において意見を聴取したい旨の依頼をした。

 (2)防災無線のチャイムを市民歌に変更することについて
    防災無線のチャイムを市民歌に変更することについて、かかる費用も含め説明した。今後の地域協議会において意見を聴取したい旨の依頼をした。
 

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