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平成21年度第7回三隅自治区地域協議会

開催日時 2010年02月12日 18時30分~ 21時00分
開催場所 浜田市三隅町三隅1434番地
浜田市三隅支所 3階 集会室
議題 (1)会長あいさつ
(2)自治区長あいさつ及び近況報告
(3)三隅自治区図書館建設について
(4)平成22年度三隅自治区の主要施策・主要事業について
(5)その他
  ・バス井野線廃止にともなうひゃこるバスの運行について
  ・空き家調査及び空き家バンク制度について
  ・旧ごみ袋の使用延長について
  ・「山口朝日放送」から「広島ホームテレビ」への変更について 
公開・非公開 公開

議題の趣旨

1.会長あいさつ
  会議開催にあたってのあいさつ
 
2.自治区長あいさつ及び近況報告
  市及び三隅自治区の主要事業について、あいさつにあわせ概要を説明
 
3.三隅自治区図書館建設について
  三隅自治区図書館環境整備検討委員会から提出された報告書の内容について、1月末を目途に各地区で意見集約を行った結果の聴取と、それを受け三隅自治区の地域協議会としての考えをまとめるため協議
 
4.平成22年度三隅自治区の主要施策・主要事業について
  予算査定が終った段階における、平成22年度三隅自治区の各課の主要施策、主要事業について説明
 
5.その他
(1)バス井野線廃止にともなうひゃこるバスの運行について
  新年度早々のバス運行のための諸手続きを行うにあたり、ひゃこるバス運行計画について、地域協議会において了解を得るため説明  
 
(2)空き家調査及び空き家バンク制度について
   空き家調査の実施状況と空き家バンク制度の概要について説明 
 
(3)旧ごみ袋の使用延長について
   旧ごみ袋の使用期限を6ヶ月間延長することについて説明

(4)「山口朝日放送」から「広島ホームテレビ」への変更について
  4月1日からケーブルテレビの放送チャンネルを変更することについて説明

会議の経過、主な意見、質問及び協議結果報告等

1.会長あいさつ
  ※質疑等なし。
 
2.自治区長あいさつ及び近況報告
(1)22年度予算について
  予算査定を終えた22年度予算の概要について説明。
  一般会計予算総額は、5月補正予算計上予定の道路事業等を除き335億円となり、対前年比で5億円程度、率にして1.6%の増となる見込み。この増額の主なものは、子供手当て部分であり、7億2千万円程度ある、最終的には5月補正予算の事業費を加算し対前年比5.6%程度の増となる旨説明。 
(2)三隅自治区内の人口減について
  21年12月末の三隅自治区の住民基本台帳の人口は7,000人を割込み6,952人、高齢化率は35.3%となった。昨年中に165人減となっているが、その内訳は、死亡者数と出生者数の差の自然的減が主なものである。浜田市全体、他の自治区に比べても減少率が高い。三隅自治区では、これまで企業誘致や生活環境の整備などの施策を行ってきたが、今後は雇用の場づくりが重要となる旨を説明。
(3)安全安心のまちづくりについて
  昨年の県立大学生の悲しい事件をうけ、昨年11月に三隅小・中学校、リハビリテーションカレッジ島根の学校関係者やPTAの役員の皆様が通学路の点検をされ、道路照明や防犯灯などの設置要望を提出された。これに対し、関係課で箇所の確認と設置方針決定を行い、順次設置を進めている旨を説明。 
(4)中国電力(株)三隅発電所2号機の着工延期について
  1月29日に中国電力(株)から浜田市に三隅発電所2号機着工の更なる10年延期の申し入れがあった。三隅自治区においては、今後の地域振興において大きな痛手である旨説明。
(5)リハビリテーションカレッジ島根の支援について
  10年4月の開校以来順調に学校運営されてきたが、18年の不祥事や昨年の県立大学生の事件による風評も影響してか、入学生が18年の108人から21年には24人と激減している。この間、学校側も体制の一新や入学生の増加対策を行ってきているが、なかなか効果があがらないことから、他の専門学校との差別化をすすめるため、入学金減免を行いたいので、入学金30万円のうち20万円を市に応援してほしいとの提案があり、支援をする方針となった旨を説明。
  ※質疑等なし。
 
3.三隅自治区図書館建設について
  会長から、これまでの地域協議会における協議の経過説明が行われたあと、各地区ごとに委員から三隅自治区図書環境整備検討委員会報告書に対する意見集約の結果報告があった。
【黒沢地区】
  建設を前提に意見聴取を行ったが、総じて本当に図書館建設は必要なのかという意見で、新規に建設すればという意見は出なかった。中央の図書館とネットワークで結び、誰でも検索することができ、図書を借りることができる仕組みを検討した方がよい。また、皆さんが利用するにあたって交通の便が良い場所として考えるのであれば、現カルチャーホールの場所が良いのではという意見があった。
【岡見地区】
  建設にかかる財源や費用についても説明し意見を求めたが、図書館建設の視点に対する意見は出なかった。
【井野地区】
  どうしても図書館が必要という意見はなかった。建設に賛成と反対の意見が半々というところであった。賛成意見の方の中にも、交通の便が良い場所であること、幅広い利用ができる、例えば映画を見ることができるような施設であって欲しいなどの意見があった。反対意見の理由で一番多かったのは、後年度の維持管理費を心配するものであった。また、学校図書の充実を求める意見もあった。
【白砂地区】
   建設予定場所は地盤が固く、造成費用がかかるのではないか。中央公園周辺は交通の便が悪いことから、今後の図書館利用率維持の点からも、三隅公民館に併設した図書館が検討できないかという意見があった。また、本館とは違う特色のある内容の分館とし、借りた本が返却しやすいようなしくみを考えてほしいという意見もあった。
【三保地区】
  建設場所については中央公園付近でよいという意見があったが、その他のことについては意見が出なかった。
【三隅地区】
  三隅地区では三隅、向野田、地方の3地域で意見集約したが、総合すると、建設する方向で検討して良いのではという意見になると思われる。場所は中央公園内でよいと思われる。サービス内容は計画書の内容でよいが、三隅の文化を学習できる仕組みを作ってほしい。管理運営費は極力抑えてほしいが、司書についてはしっかりした人をおいていただきたいという意見があった。また、交通の便の良い場所に作ってほしいという意見もあった。
  各地区の意見報告の後、会長から地域協議会としての意見をどのように取りまとめていくべきか委員に発言を求めた。
「意見」
  図書環境整備は必要であるという認識は一致していると思うが、図書館建設が本当に必要か考えるべきという意見と図書館を建設して図書環境を良くしていこうという意見に分かれている。どちらかの方向にまとめないと意見のとりまとめができないのではないか。
「意見」
  提案であるが、和紙会館の建設協議のときのように、支所執行部から複数案を出してもらい、いくつかの案から選択する方法をとり、今回の報告書の内容も一つの案として検討していくということではどうか。
 
  意見をうけ、会長から支所執行部に複数案の提示が可能かどうか確認し、支所長、区長から検討のための資料を作成し提示するとの回答があった。
 
 
<結果>
  これらの経過から、会長が、本来ならば、本年度末までに協議会としての意見をまとめる考えでいたが、複数案の提示をうけ継続して協議していくことで、委員の同意を求めた。
  委員から反対の意見は出されず、図書館の建設については、引き続き協議することとなった。
 
4.平成22年度三隅自治区の主要施策・主要事業について
  冒頭、事務局から22年度予算について、5月補正予算対応となった事業もあり配布した資料に掲載されていないものもあること、また、毎年5月頃各戸に配布している三隅自治区の主要施策・主要事業について、全事業が出揃うのが5月補正予算以降になるため、22年度は少し配布の時期が遅れることを説明した。

~この後、それぞれの課長から、予算査定が終った段階における三隅自治区の平成22年度各課の主要施策・主要事業の概要を説明~
 
  三隅自治区の平成22年度主要施策、主要事業一覧表へのリンク

※質疑等なし。
 
5.その他
(1)バス井野線廃止にともなうひゃこるバスの運行について
 22年10月から運行を目指しており、そのために必要な運輸支局や浜田市の地域公共交通会議の手続きを新年度早々から行わなければならないことから、バスの運行計画を改めて説明し、地域協議会の了解を求めた。

※委員一同了解。 
 
(2)空き家調査及び空き家バンク制度について
  浜田市全体の空き家調査を21年9月から、空き家バンク制度を12月から開始した。調査により確認した22年1月末時点の利用可能な空き家は浜田市全体で535件、三隅自治区内では197件。その内、賃貸や売買の了解をされた空き家が市全体で46件、三隅自治区内で14件という状況であり、空き家バンク登録をすすめている。
空き家バンクに登録された空き家の情報提供は2月1日からインターネットのホームページで紹介しており、今後三隅自治区の定住関係業務を委託している定住サポートみずすみのホームページともリンクするよう準備中。
 
(3)旧ごみ袋の使用延長について
  旧ゴミ袋の使用期限を22年3月末までとしていたが、6ヶ月間使用できる期間を延長し9月末を期限とする。この期限までに使い切れない場合は、差額料金の負担により新しいゴミ袋と交換する。
 
 (4)「山口朝日放送」から「広島ホームテレビ」への変更について
  22年4月1日からケーブルテレビのアナログ10チャンネルの放送を現在の山口朝日放送から広島ホームテレビに切り替える。この放送のデジタル化は22年秋から23年3月頃になる見込み。
 

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