救急隊の活動にご協力下さい

　出動要請を受けた救急隊は、傷病者の容態が悪いと判断した時は、一秒でも早く傷病者に接触し、救命処置を開始するため、できるだけ現場に近い場所に救急車を停車することがあります。

　現場によっては、玄関や駐車場などに面した狭い道路に救急車を停車することもあり、その場に居合わせた皆さまには大変ご不便とご迷惑をおかけするとは思いますが、救急隊の活動にご理解とご協力をお願いします。

　また、危険な現場や人手が必要な現場へは、救急車だけでなく消防車も同時に出動し、同じ場所に停車することもあります。

　消防の活動は、皆さまのご理解なしには成り立ちません。今後も、より一層のご支援とご協力をよろしくお願いします。

 

 

 

○救急車が要請された場所へ近づいてきたら誘導をお願いします。

○診察券、保険証を見せて下さい。かかりつけであれば診療科目（主治医）等を教えてください。

○アレルギーや食事の時間などをお聞きすることがあります。

○「サイレンを鳴らさずに来てくれ」と依頼されることがあります。しかし緊急時の救急車は、法令でサイレンを鳴らして走行しなければならないことになっていますのでご理解下さい。

     

　救急隊はスムースな現場活動を心がけていますが、応急処置が必要な場合など傷病者の容態によっては現場での処置が「早い搬送」より優先されることがあります。

　特に、心肺停止状態の傷病者には、救急救命士が直接医師の指示を受けながら、救急救命処置を現場で行いますので、現場滞在時間が長くなることがありますのでご理解下さい。