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シリーズ「島根あさひ社会復帰促進センター」その8 刑務官という仕事(その1)

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刑務官って何?

  「刑務官」とは、国が行う「刑務官採用試験」に合格し、各地の刑務所などで働く国家公務員のことです。
  現在、全国で約16,000人の刑務官がいます。
  試験は、年齢が18歳以上30歳未満の人であれば受験できます。
  島根あさひ社会復帰促進センターにおいては、センターを運営する民間事業者の人々と一緒に約200人前後の「刑務官」が勤務することが予定されています。 

刑務官の仕事は?

  刑務官は、罪を犯して収容された人が施設の中で行う作業や、生活の保安警備を行うと同時に、罪を犯して収容された人に対しものの見方や社会生活を送るための考え方をアドバイスしたり、悩みごとの相談を受けたりすることを通じて、罪を犯して収容された人が再び過ちを繰り返さないように粘り強く指導していく仕事です。
  単に厳しいだけでもだめ、かといってやさしすぎてもだめ、やさしさと厳しさの両方を必要とする仕事です。 

作業の警備・指導
作業の警備・指導
  悩み事の相談
悩み事の相談

刑務官になったら?

  試験に合格し、刑務所などに採用となった後は、全国8か所のいずれかの研修所に宿泊し、約3か月間研修を受けます。

全国の研修所
全国の研修所

研修生活では、どんな事をするの?

職員点検の訓練
職員点検の訓練

  研修は、朝6時30分に起床し、ラジオ体操やランニングをします。それから、刑務官として勤務するための法律や規則を学んだり、収容した人たちを集団で移動させるための掛け声や行進の訓練、職場で毎日行われる職員点検の訓練、悩み事の相談を受けた時に対処するための心理学や教育学などを学びます。
  午後10時になると、寮で整列し、指導教官の人員確認を受け就寝します。
  また、研修期間は、無断外出などは禁止になります。
 

刑務官として勤務するための法律などの学習
刑務官として勤務するための
法律などの学習

  このように研修生活は、決して楽なものではありません。しかしながら、研修所の生活を通じて自ら「やさしさ」と「厳しさ」を体感することが、受刑者に対して、やさしさと厳しさを持った真の指導につながるのです。
  そして何よりも、「刑務官」として働こうという同じ目的を持った仲間と約3か月の研修生活を共にし、仲間同士で仕事に対する不安や熱意を語り合い、議論していく中で大いに親睦を深めることができます。
  研修を通じて得た仲間は、施設に戻り仕事に悩んだり迷ったりした時ばかりではなく、仕事以外でもいつでも相談できる心強い仲間となります。
研修同期の仲間は、刑務官として勤務していく上で大きな大きな財産となります。
   さて、次回は研修を通して刑務官として働くための知識・技能を修得し、そして、たくさんの研修同期を得た後、施設に戻って勤務する刑務官の一日について紹介します。お楽しみに!

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