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平成25年度第1回浜田自治区地域協議会

会議結果報告
会議名 平成25年度第1回浜田自治区地域協議会
開催日時 2013年05月16日 10時00分~11時50分
開催場所 浜田市殿町1番地
浜田市役所 5階 議会全員協議会室
会議の担当課 市民政策課
議題 (1)火葬場整備計画説明会について
(2)「HAMADAまちづくりだより」の発刊について
(3)「浜田那賀方式自治区制度」の再検証について
公開・非公開 公開

主な意見、質問及び協議内容

(1)火葬場整備計画説明会について(報告)
【内容】
本年2月に策定した「浜田市火葬場整備計画」について、今回、浜田市火葬場を廃止することにより特に影響を受ける浜田自治区と金城自治区について説明会を開催することとしました。

【質問等】
 意見や質問はなし。

 

(2)「HAMADAまちづくりだより」の発刊について(報告)
【内容】
「まちづくり総合交付金」及び「地域づくり振興事業」について、昨年度からの制度の改正点やより分かりやすく事業内容をお知らせするため「HAMADAまちづくりだより」を発刊したことを報告し、委員の皆さんから以下のとおり意見や質問をいただきました。

【質問等】
《質問》
 「地区まちづくり推進委員会」は義務付けなのか。
《回答》
 「地区まちづくり推進委員会」はあくまで地域の皆さんで作っていただく任意の団体となる。
 ただし、浜田市の認定が必要となるため、一定の要件を満たしていただく必要がある。

《質問》
 100世帯以下の町内は「地区まちづくり推進委員会」を作れない。そうなると交付金は減るのか。
《回答》
 ご質問のとおり。地域リーダーの確保などを踏まえ、より多くの町内で「地区まちづくり推進委員会」を立ち上げていただきたい。

《質問》
 単独自治会について、交付金の繰越は翌年度減額するとのことだが、相談すれば繰越は可能か。また、自治会費などの自主財源を使わずに貯めて自治会活動を行うところが出てくるのではないか。
《回答》
 単独自治会・単独町内でも繰越は可能。
 ご質問のとおり、活動の大部分が管理経費である単独自治会等については繰越が多く残っていることが分かった。余った交付金を積み立てて、貯まっていくのは交付金の目的に合わない。
 このため、繰越のあった単独自治会・単独町内については翌年度の交付金を減額調整する。

《意見》
 交付金はまちづくりのための事業に使用し、自治会ですべきことは自治会費を使うよう指導すべき。
《回答》
 ご意見のとおり。しかし、自治会や町内ごとにそれぞれ地域の活動状況には温度差があると聞いている。地域活性化に資する事業に使っていただくのが本来であるが、各町内において地域活性のあり方や課題を考えていただき、それを解決するための事業や活動に使っていただければと思う。

《質問》
 集会所の修繕を目的に基金という形で複数年貯めておくことは可能か。
 また、「地域づくり振興事業」の集会所改修については1回きりなのか、事業が続く限り補助を受けることが出来るのか。
《回答》
 積立金も基金も目的を持って貯めるお金なので同じものと考えている。
 財源である国の事業に鑑み、60万円以上の建物の修繕には「まちづくり総合交付金」を使用できないとしているため、集会所修繕のために積み立てることは出来ない。
 「地域づくり振興事業」については、複数年度の申請も可能。
 ただし、予算の範囲内で2/3の自己負担部分に「まちづくり総合交付金」を充てることは出来ないのでご注意いただきたい。
 また、複数年度申請する場合、年度ごとに別の改修内容でなければならない。同じ内容の改修を3年かけて行うため、3年間申請するということは出来ない。

 

(3)「浜田那賀方式自治区制度」の再検証について(協議)
【内容】
 「中期財政計画及び中期財政見通し」について説明後、平成28年度以降の自治区制度の再検証についての説明を行い、委員の皆さんから以下のとおり意見や質問をいただきました。

【質問等】
《意見》

  • 合併当初、自治区制度という素晴らしいスタートだと思っていたが、地域間で温度差があるということで再検証が必要なのだと感じた。市が一つになって良い方向付けが出来ればよいが、基金の問題や距離の問題などがあるので大なり小なり自治区という形は必要なのではないかと思う。
  • 市民は危機感が薄いと感じている。多くの皆さんに危機感を持っていただき、一人一人が課題や対策を考える方向に進めるよう、浜田市や地域協議会で考えていただきたい。
  • 地元町内でも人が減り、付き合いが薄くなっている。このような状態では自治区で考えることが難しい。
  • もう少し浜田自治区全体で交付金を使う事業の方向性を決め、各自治会や町内会に示さなければ難しい。
  • 自治区制度は不要だと思っている。自治区長の給与は別の使い道があると思う。地域住民からの意見の反映や代弁は市議や職員で十分可能であると思う。
  • 地域によって温度差があるのでこのまま自治区長は居たほうがいいと思う。
  • 自治区制度が始まって7年経過したが、住民からみてどれだけメリットがあったのか分からない。また、地域協議会においても報告が多く、協議が少なかったように思う。この会議が重要な会議と位置づけられているのなら、名実共に機能できるよう考えていただきたい。少子高齢化、農業の担い手の減少が著しい地区はどんどん廃れていく。この状況をいかにして打破するか真剣に考えていただきたい。
  • まちづくり総合交付金はばら撒きだと感じた。婦人会やボランティア団体など、もっとやる気のある団体に交付すべきだと思う。
  • 自治区制度は廃止すべき。必要ないとは言わないが、浜田市としていろいろな施策をしてきた8年間、自治区制度が存続することになれば何のための8年間だったのか。
  • 自治区制度を行ってきたが、浜田市全体からみれば一つも効果がなかった。浜田市全体を発展させるために皆でアイデアを出しあって進む時代が来ている。人口比に見合った議員も出ており、交通機関も便利になっているので地域的な壁をなくし一体となるべき。
  • 地域協議会についても、事前に質問を提起し、もっと協議を行う会議であるべきだった。我々としてはしっかりアンケートをとっていただき、今一度、自治区制度について検証していただきたい。

《質問》
 市民アンケートはどのような形で行うのか。
《回答》
 市民全体は難しいため、ある程度数を決め、自治区ごとにも行ってみる。
 自治区ごとに行うことにより、自治区制度に対する温度差を浮き彫りにすることが出来る。
 また、自治区独自の質問事項も作成するよう投げかけており、こういった協議会の中で意見をいただいて、質問事項を取り入れていくのも一つの手だと考えている。

結論

(1)火葬場整備計画説明会について
   ・了承

(2)「HAMADAまちづくりだより」の発刊について
   ・了承

(3)「浜田那賀方式自治区制度」の再検証について
   ・今回出た意見を次回の地域協議会正副会長会議にて浜田自治区の意見として伝えることで了承。

 

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