2015年 1月 6日
本校区は、西は下府地区、東は有福地区に接している。中央を東西に下府川が流れ、川に沿って旧国道が通っている。平成22年度から、宇野小学校との統合により宇野地区も新たに校区となった。小学校から浜田市中心部まで約6km、山陰線下府駅へは約3kmである。新興住宅地、アパートマンションが建ったことにより、近年、人口が急速に増えつつある。
下府川の上・中流域は平地で田が開け、耕地面積は国府地区で最も広い。また、石見国庁が、地名等からあった場所とも言われている。大正11年、上府町上条の城山、俗称鍛冶屋の丘から銅鐸1個と残片1個が出土した。銅鐸の出土は弥生時代からこの地に勢力のある集団が存在し、古墳時代へと続く一大文化圏であったことを物語っている。また、宇野地区は本校の南東部に位置し、「あじさい祭り」や「サケの放流」など、地域が一体となっての活動が盛んである。
昭和22年度以降の児童数の推移を見ると、昭和34年の185名をピークに減少が進み昭和46年から57年までは複式学級を有する小規模校の時期があった。その後増加に転じ、平成10年頃までは100名前後の児童数が続いていたが、平成18年には49名まで減少しました。ところが、一転して増加傾向に弾みがつき、平成26年度には児童数87名をもって閉校の年を迎えた。
年 | 内容 |
明治 5 | 上府村安国寺内に設置 |
7 | 上府村凶荒予備舎に移転 |
21 | 上府村簡易小学校と改称 |
26 | 上府村尋常小学校と改称 八幡宮境内神楽殿に移転 |
35 | 上府村久畑イ679番地に校舎を新築し移転 上府村実業補修学校を付設 |
大正 3 | 上府村三宅イ2488ー1に校舎を新築し移転(現地) |
9 | 北校舎を増設 |
15 | 青年訓練所を付設 |
昭和 8 | 上府村実業補修学校を実業公民学校と改称 |
9 | 高等科を併置,家事科・手工科を仮設昇降口を教室に改造し6教室となる |
10 | 制度改正により,付設実業公民学校実業訓練所を廃止 |
11 | 役場を改造し,青年学校を移転 |
13 | 学級数増になり,6学級編成となる |
16 | 上府村国民学校と改称 同年8月上府・下府・国府,三村合併により国府村立上府国民学校と改称 |
22 | 国府村立上府小学校と改称 |
23 | 地区変更により,荒相地区児童26名国府村立久代小学校へ転校 |
25 | 新校歌制定 |
26 | 町制施行により,国府町立上府小学校と改称 |
28 | 改築のため校舎解体 |
29 | 新校舎竣工 |
37 | 給食室竣工 |
40 | 非常階段の設置 |
42 | 青年学級生の奉仕により放送室新設 国府町PTA連合会研究大会開催(本校会場) |
43 | 生徒指導研究発表会開催 |
44 | 浜田市,国府町の合併により,浜田市立上府小学校と改称 校門門柱設置 |
47 | 旧給食室を実習室に改造 |
55 | 登校路舗装。放送施設を充実 |
56 | 上府小学校校章を制定 |
57 | 図書室,兼理科室1増設 |
58 | 学級増となり,6学級編成となる国旗掲揚塔設置 |
59 | 文部省指定道徳教育研究校となる |
60 | 文部省指定道徳教育研究発表 |
61 | 体育倉庫増設 |
平成 2 | 教室床替え(1・5・6年教室) |
3 | 昇降口裏に水洗便所完成 児童便所跡は物置に改装 |
5 | 講堂床面張り替え |
6 | 職員室床面張り替え |
8 | 給食受入室(実習室)を家庭科室に改造 |
9 | 管理棟屋根葺き替え |
12 | 浜田市小規模学校研修会(会場校) |
14 | 特別支援学級(知的)を開設 |
16 | 非常階段の設置(神社側) |
20 | 防犯用インターホン設置 |
21 | AED設置、理科室、非常階段、2階廊下、トイレ扉等回収 |
22 |
宇野小学校との学校統合、宇野線スクールバス運行開始 |
23 | 特別支援学級教室増設 |
24 |
特別支援学級(自・情)開設 学校統合計画に同意、学校統合が決定、浜田東部統合小学校(仮称)の建設計画発表 |
25 |
浜田東部統合小学校の新築工事始まる 浜田東部統合小学校の校名を「国府小学校」とすることが決定 |
26 | 新「国府小学校」の校舎落成 平成27年3月22日 上府小学校閉校式 同年4月、統合校の開校 |
このページに関するお問い合わせ先