2022年 8月 17日
ポイント1
『ただのかぜ』とあまくみない
インフルエンザは感染力の強い感染症で、感染すると、重い全身症状があらわれます。
●38~40度の急な発熱
●筋肉痛・関節痛などの全身症状
●悪寒●頭痛●倦怠感
ポイント2
予防の基本3原則
(1)予防接種で免疫をつける
効果が出るまで2週間程度かかるのでできるだけ流行前(12月中旬)に予防接種を受けましょう。
(2)ウイルスをもらわない
うがいと手洗いをしましょう
・部屋の乾燥を防ぎましょう
・人ごみを避けましょう
・マスクをつけましょう
(3)抵抗力をつける
・十分な栄養と休養をとりましょう
ポイント3
『かかったかな』と思ったら早めに受診を
とくに、高齢者や幼児では命に関わる合併症を引き起こすことがあります。ポイント1のような症状がみられインフルエンザが疑われるときは、早めに医療機関を受診しましょう。また、処方された薬は必ず医師の指示を守って服用しましょう。
インフルエンザと普通の風邪はどう違うの? 普通の風邪とインフルエンザは症状に多少の類似性はあるものの、疾病(しっぺい)としては全く違うものです。インフルエンザはインフルエンザウイルスによるもので、38度~39度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身症状が強く、あわせて普通の風邪と同じようなのどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。さらに、気管支炎、肺炎などを併発し、重症化するのが特徴です。また、インフルエンザは流行性疾患であり、いったん流行が始まると短期間に乳幼児から高齢者まで膨大な数の人を巻き込むという点でも普通の風邪とは異なります。
(インフルエンザQ&Aより)
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