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石州半紙

2014年 3月 3日

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概要

石州半紙は、島根県西部、石見地方に伝承されてきた、半紙という規格の手漉きの和紙を製作する技術である。石見では、10世紀初めには既に製紙が行われ、江戸時代には、石州で漉かれる半紙という規格の紙が、大坂商人たちの帳簿用紙として重用され、石州半紙が広まった。
 原料には地元産の楮を用い、日本特有の「流し漉き」と呼ばれる製紙技法で、楮の繊維から紙を作る。石州半紙の最大の特色は、日本の紙の中でも最も強靭な紙質であり、それは、独特の原料処理方法に代表される、地元産の自然の素材を活かす伝統技法によって生み出される。
 「石州半紙」の技術は、昭和44年に国の重要無形文化財に指定され、平成21年にはユネスコの無形文化遺産として、代表一覧表に記載された。石州半紙技術者会がその保持団体として認定されており、現在、同会会員とその4軒の家族を中心に伝統技術が伝承されている。

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