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ノロウイルスによる感染性胃腸炎に注意しましょう!

2018年 12月 1日

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ノロウイルスによる胃腸炎はいつ発生しますか。

ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、1年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。

ノロウイルスはどうやって感染するのですか。

(1)患者のノロウイルスが大量に含まれるふん便や吐ぶつから人の手などを介しての二次感染

(2)家庭や共同生活施設など人同士の接触する機会が多いところで人から人への飛沫感染等直接感染

(3)食品を取り扱う者が感染しており、その者を介して汚染した食品を食べた場合

(4)汚染されていた二枚貝を生あるいは十分に加熱しないで食べた場合

(5)ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合  など

ノロウイルスに感染するとどんな症状になりますか。

ウイルスに感染してから症状がでるまでに24~48時間かかります。

主症状は、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などで、発熱は軽度です。通常、これらの症状が1~2日続いた後治ゆし、後遺症もありません。また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。

子どもや高齢者などでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。

症状が出たときの治療法はありますか。

ノロウイルスについては抗ウイルス剤もないため、治療は点滴などの対症療法に限られます。

特に、体力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を充分に行いましょう。脱水症状がひどい場合には病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。

下痢止め薬は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいでしょう。

どのように感染を予防したらよいですか。

ノロウイルスにはワクチンがないため、周りの方も含めいっしょに以下の予防対策を徹底することが大切です。

(1)食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。

・常に爪を短く切って、指輪等をはずし、石けんを十分泡立て、ブラシなどを使用して手指を洗浄しましょう。

*石けん自体にはノロウイルスを直接失活化する効果はありませんが、手の脂肪等の汚れを落とすことにより、ウイルスを手指から剥がれやすくする効果があります。

・すすぎは温水による流水で十分に行い、清潔なタオル又はペーパータオルで拭きましょう。

(2)下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を取り扱う作業をしないようにしましょう。

・ノロウイルスは少ないウイルス量で感染するので、ごくわずかなふん便や吐ぶつが付着した食品でも多くの人を発症させるとされています。また、下痢等の症状がなくなっても、通常では1週間程度(長いときには1か月程度)ウイルスの排泄が続くことがあるので、症状が改善した後も、しばらくの間は注意が必要です。

(3)食品をしっかり加熱しましょう。

一般にウイルスは熱に弱く、加熱処理はウイルスの活性を失わせる有効な手段です。

ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品の場合は、中心部が85~90℃で90秒以上の加熱が望まれます。

(4)胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。

・嘔吐症状が強いときには、ウイルスが逆流して吐ぶつとともに排泄されるため、ふん便と同様に吐ぶつ中にも大量のウイルスが存在し感染源となります。また、時間がたっても、患者の吐ぶつ、ふん便やそれらの汚染された床や手袋などには感染力のあるウイルスが残っている可能性があるため、これらの感染源となるものは必ず処理をしましょう。

・床などに飛び散った患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン)、マスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、 ふん便、吐ぶつをペーパータオルなどで静かに拭き取ります。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水ふきをします。おむつ等は、速やかに閉じてふん便などを包み込みます。

・おむつや拭き取りに使用したペーパータオルなどは、ビニール袋に密閉して廃棄します。(ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度約1,000ppm)を入れることが望ましいです。

塩素消毒の方法

*次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めて「塩素消毒液」を作ります。なお、家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。

 

食器、カーテンなどの消毒や拭き取り【塩素濃度200ppm消毒液】

おう吐などの廃棄(袋の中で廃棄物を浸す)【塩素濃度1000ppm消毒液】
製品の濃度 液の量 水の量 液の量 水の量
12% 5ml 3ℓ 25ml 3ℓ
6% 10ml 3ℓ 50ml 3ℓ
1% 60ml 3ℓ 300ml 3ℓ

*製品ごとに濃度が異なるので、表示をしっかり確認しましょう。

*次亜塩素酸ナトリウムは使用期限内のものを使用してください。

*おう吐物などの酸性のものに直接原液をかけると、有毒ガスが発生することがありますので、必ず「使用上の注意」をよく確認してから使用してください。

・ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、吐ぶつやふん便は乾燥しないうちに床などに残らないよう速やかに処理し、処理した後はウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら充分換気を行うことが大切です。

このページに関するお問い合わせ先

  • 浜田市 健康福祉部 地域医療対策課
    電話:0855-25-9311   メールアドレス:iryou@city.hamada.lg.jp

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