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会議結果報告

 

 会議結果報告

会議名

平成27年度 第2回浜田市立図書館協議会

開催日時

平成27年12月21日(金)午前10時30~午前11時55分

開催場所

浜田市立中央図書館2階 多目的ホール

会議の担当課

教育部中央図書館

議題

(1)金城図書館の移転について

(2)県立図書館遠隔地利用者図書貸出サービスの運用開始について

(3)市寄託図書の貸出サービスの開始について

(4)第二次浜田市子ども読書活動推進計画の策定について

(5)浜田市立図書館協議会「意見等集約シート」での意見について

 

公開・非公開

公開(傍聴0人)

主な意見、質問及び協議内容

 1  金城図書館の移転について

 資料に基づき、会長から移転の経緯、概要等について説明した。

【委員からの主な意見】

(意見)

  • 移転先の老人福祉センターは、膨大な図書の重さにはたえることができるのか。

(回答)

  • 1月に老人福祉センターの改修工事に着手する。その中に図書の重さに耐えうる床の改修も含まれている。

 

2  県立図書館遠隔地利用者図書貸出サービスの運用開始について

  資料に基づき、会長からサービス概要、12月1日からのサービス開始を説明した。

【委員からの主な意見】

(意見)

  • ホームページや館内ポスターなどでサービスの周知を図られたい。

 

3  市寄託図書の貸出サービスの開始について

  資料に基づき、会長からサービス概要、9月1日からのサービス開始を説明した。

【委員からの主な意見】

 特になし。

 

4  第二次子ども読書活動推進計画の策定について

  資料に基づき、会長から現計画の成果と課題の検証、次期計画策定検討委員会の設置、次期計画の策定スケジュール等を説明した。 

 (意見)

  • 学校現場からの話をすると、読書環境づくりや学習においての学校図書の活用はずいぶん改善されてきている。本で学習を進めるということが学校現場の中に当たり前の存在に位置付けられてきていると感じる。子ども読書活動推進計画は中央図書館の果たしている役割は大きく、期待をしている。

 (意見)

  • 検診などで小さな子どもに関わる機会が多いが、見ていると子どもは本当に本が好きである。その中で、親への啓発を大事にしていかなければならないと考える。子どもが本を読んでもらいたがっても、親がテレビを消さない、スマートフォンで遊ばせる等させている状況を憂いている。家庭でのそういう事情についても新計画において取り組んでほしい。

 (意見)

  • 現計画の基本方針1「家庭で読書に親しむ機会の提供」については、どこの課が中心となって取り組んでいたのか、また今後進めていくのかが気になる部分である。自分も小学校や幼稚園で読み聞かせ等行っているが、本当に熱心に参加される方が多い。本選び等の質問を受けることもあるが、我々ボランティアはきちんとお答えする術に困る。そのような時は図書館の専門知識をもった職員がサポートするような体制になると良い。

  (意見)

  • 基本方針2「地域をつなぐ読書環境づくり」は、公民館が大きな役割を果たす必要があることは認識しているが、ある公民館などは50日勤務の嘱託職員が館長を務め、主事は1人しかいない。その体制の中で、色々なことをしていくことには限界があり、大変な課題である。 また、金城のさざんか祭では、毎年金城図書館が出前図書館ブースを出すが、図書館と公民館が一緒になって準備し、当日はボランティアの方もたくさん集まり、子どもたちに読み聞かせや劇をやったりと本当に大盛況で、年を追うごとに良いものになってきている。これがまさに地域をつなぐ読書環境づくりのひとつなのだと思う。こういう取組は大切であり、公民館やボランティアの方を上手に使ってやっていく働きかけが大事であると感じている。

(意見)

  • 公民館事業のひとつに、夏休みの「読書感想文を書こう」というものがあるが、子どもが自分で本選びをするため、上手に選べていない子どももおり、感想文書きにくいとの保護者の声があった。夏休みなどピンポイントに狙った保護者へのアプローチなどもあれば良いと思う。

(意見)

  • 若い母親と話す機会があり、その中で言われたことだが、中央図書館になって、子どもを連れて行きやすい雰囲気になり、スタッフの方がいつも近くにいてくれて、子どもを見守ってくれているような感じで、とても利用しやすくなった。子どもたちを連れて行っても利用しやすい図書館になることはとても良いことだ。一方で、絵本について本選びをしにくいとの声が依然としてある。絵本作者でのラベル分類がなされているためで、本の題名を知っていても絵の作者は知らないという方も多いのではないだろうか。利用者が本を探しやすい分類の仕方になると良い。

(回答)

  • 特に絵本の分類については図書館によって方針が違う。浜田市立図書館においては以前から絵作者で並べているが、絵作者と本の作者が一致している場合は多いと感じる。なお、絵本は閉架も含めて25,000冊あるので、仮に並び替えを変えるとなるとラベルやOPAC上のデータ情報も全て変更する必要が生じることになる。

(意見)

  • 子どもと本を結び付けていくには、子どもの居るところ、行くところに働きかけていくことが大事であると思う。学校、放火放課後児童クラブ、公民館の「居場所」などがそうであるが、個々に対応することは難しいとは思うが、スポットを当ててできることをやっていくことで、少しずつ解決に向かうと思う。

 

5  浜田市立図書館協議会「意見等集約シート」での意見について

(1)学校単位での団体貸出について(以下3点)

1.1回借りると一括返却しないと次が借りられない。追加の貸し出しを認めてもらえないか。

(回答)

  • 団体貸出については、通常の貸出に比べ、貸出冊数も多く、貸出期間も長く設定しているため、貸出・返却時の事務効率や事務の煩雑さを考慮して、一括貸出、一括返却を原則としている。このたびご意見を受け、図書館において協議した。例えば、現在、各学校の学級単位で登録しているものに、各学校に「予備枠」を与え、当初貸出冊数との合計が貸出上限を超えない範囲で追加貸出を認めるという対応もひとつの案として出た。今後、運用していけるのか、問題等がないかを検討していきたい。

 

2.借りるたびに住所や電話番号を申込書に記入しているが、簡素化できないか

(回答)

  • 窓口での申込書記入に時間がかかってしまうという現状を解消したいとの要望だと思うが、対応策として、事前に申込書データを各学校に電子データとして提供させていただき、各学校においてはあらかじめパソコンで入力、印刷して持参していただく方法で、問題の解消を図りたい。

  

3.登録カードの作成に時間がかかる。あらかじめ全学校と登録するなどの方法はとれないか

(回答)

  • ご要望どおり年度当初に図書館において事前に登録することで対応したい。これにより窓口でお待たせする時間は少なくなると思われる。登録は学級単位とし、例えば1年1組、1年2組があるうえに、さらに1年という登録はできない。学級単位を団体とする統一した運用をしたい。

 

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