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三重県松阪市と「駅鈴協定」を締結しました

浜田市と松阪市との江戸時代に遡るご縁

 江戸時代始めの1619年、浜田藩初代藩主古田重治公は、伊勢国松坂藩より転封となり、大勢の家臣や町民を連れて浜田へ来て、浜田の城やまちを作りました。古田公が築いた城下町は、現在も浜田の旧市街の基礎となっています。

 そして、浜田藩第12代藩主松平康定公は、伊勢神宮参拝の途中、松坂の国学者本居宣長に源氏物語を講釈してもらい、そのお礼に駅鈴を贈られました。現在、その駅鈴は松阪市のシンボルとしてJR松阪駅前のモニュメントやマンホールのデザインに採用され、今も大切にされています。

 平成23年9月に松阪市を訪問した「浜田市ボランティアガイドの会」の皆さんが、両市のこの歴史的なご縁を知り交流が始まりました。平成26年には両市に「友好の会」が結成され、市民団体による相互訪問を中心とした交流が行われてきました。

 平成28年4月2日、浜田市と松阪市は、「驛鈴で結ぶ浜田市・松阪市 観光・文化交流協定」を締結しました。交流人口の増加を図るとともに、観光・文化振興と地域経済の発展に向け交流を深めていきます。

    

  

驛鈴で結ぶ浜田市・松阪市 観光・文化交流協定

  協定締結日:平成28年4月2日(土) 

  協定締結場所:松阪市 クラギ文化ホール

  協定に定める交流事業:
   
(1) 自然・歴史・文化を生かした観光交流
   (2) 産業の振興と特産品のあっせん等の経済交流
   (3) 歴史と伝統文化を理解しあうため文化交流

 松阪市の概要

 古くから伊勢神宮を中心とする道路網が整備され、和歌山街道と伊勢街道が合流する交通の要地であったことから宿場町として栄えてきました。また、多くの豪商を輩出した商人の町としても知られ、風情ある昔ながらの町並や、伝統的な木綿織物である「松阪木綿」など、歴史・文化にふれられる数多くの遺産が今も息づいています。

 平成17(2005)年1月1日に、松阪市・嬉野町・三雲町・飯南町・飯高町の1市4町が合併し、新しく生まれた松阪市は、南三重の中心都市としての役割を担い、更なる発展が期待されています。

・人口 168,017人 世帯数 63,611世帯  (ともに平成22年国勢調査)

・面積 623.66K㎡ 

・主な観光地  松坂城跡、本居宣長旧宅、旧長谷川邸、御城番屋敷

・主な特産品  松阪肉、松阪茶、松阪赤菜、松阪木綿

     

 浜田市役所1階市民ロビーに、駅鈴(複製)や駅鈴をデザインしたマンホール、松阪市のパンフレットなどを展示していますので、是非ご覧ください。

 

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