会議結果報告
開催日時 |
平成29年11月16日(木) 午後6時30分~午後9時00分 |
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開催場所 |
浜田市三隅町三隅1434番地 三隅支所 3階 集会室 |
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議題 |
【協議及び報告事項】 (1)水道料金の改定について (2)平成30年度当初予算要求の概要について (3)平成29年7月4日からの大雨災害の検証について 【その他】 (1)中国電力三隅発電所2号機建設について (2)地域協議会委員候補者の推薦について |
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公開・非公開 |
公開 |
主な意見、質問及び協議内容
協議・報告事項
(1)水道料金の改定について
答申であった上水39.0%、簡水13.6%値上げから上水29.7%、簡水11.6%に値上げを抑制したことを説明
水道料金改定に関する審議会答申後の状況及び水道料金の改定について説明
【質問】
高齢者の少人数家庭には配慮があるのは以前から承知しているが、一般家庭の多人数世帯に対する配慮があるのかどうか。
【回答】
当初の審議会のときよりも料金は下げている。率で言うと、13ミリ40㎥使用が66.1%→37%、50㎥使用が74.2%→40.2%ぐらいにまで下げてある。
【質問】
水道と同じく下水道料金も上がるのか。
【回答】
下水道料金については連動していない。
【質問】
H32年の料金については示されたが、H30、H31年の緩和された料金についても示して欲しい。
【回答】
13ミリ10㎥の場合だと、221円あがるため、221÷3で約73円。一年に73円ずつあがる計算になる。
【質問】
一般会計からの繰り入れというものは3年間の激変緩和のみに使われるものか。
【回答】
5億3千万は激変緩和に充てる。
【質問】
料金が上がるところは3分の1だが、下がる方はどうか。
【回答】
下がる料金についても3分の1ずつ下がる。
【質問】
事業費の満額確保とはなにか。
【回答】
有利な補助が確保できず、事業費が満額確保できない(国が補助を付けてくれない)状況である。
【質問】
小規模事業者、大規模事業者の説明をお願いしたい。
【回答】
モデルには大きい数字(水量)が使ってあるが、ここまで使うことは現実的には無い。使用量に応じた6区分を作ったが、区分の狭間で値上げ率が大きくなるところがある。
【質問】
議会に図る前段階なので、詳細な説明ができないということだが、議会の後にもう一度説明するのか。
【回答】
議会後に具体的な数字をもって説明したい。
(2)平成30年度当初予算要求の概要について
主要事業実施計画について前回の協議会から変更があったものについて説明
【質問】
ひゃこるバス運行事業についてはバスの購入か。
【回答】
運行委託の予算である。
【質問】
和紙の郷づくり原料安定確保対策事業はふるさと寄付が財源ということだが、目的を明確にして寄付されたものを使っているのか、それとも各自治区に配分されたものを使っているのか、他にふるさと寄付を財源に充てた事業があるのか聞きたい。
【回答】
この事業に関してはふるさと寄付が財源となっているが、財源のルールについては分からない。支所の他の事業にも該当があるが、明るい未来という事業の割り当てがあって、そのルールに基づいてふるさと寄付があたっている。
【質問】
ふるさと寄付が充当されている事業があり、各自治区で有効に活用されることの現われかと感じたが、今後も継続されて自治区で活用されていくのか。
【回答】
財源については定かではないが、事業自体は継続事業として考えている。
【質問】
東平原地区県営農地環境整備事業について島根県として平成30年度に完成させてしまうという意気込みでこれほど大きな事業費になっているのか。
【回答】
この事業は、本来ならば平成29年度で完了するということでスタートした事業であったが、平成29年度に国の補助が満額つかず、平成30年度で完成させたいため、県で予算措置された。
(3)平成29年7月4日からの大雨災害の検証について
平成29年7月4日からの大雨災害の検証報告書に基づき説明
【質問】
避難勧告の発令であるが、暗いなかでの避難はどうなのか。
【回答】
市としては早い段階で住民に知らせたかった。暗い中だと、地区によって状況も違う。避難については地域の中で話し合って判断をしてもらうことも想定される。
【質問】
寺を避難所にできないか。
【回答】
避難所の指定については、地元からの要望を受けて市と協議して指定している。地元からの要望があれば寺であっても指定する。
今後、避難所の見直しも考えているのでそういった意見があれば検討していく。
【意見】
三隅町内の高齢者から、消防団員の声掛けが嬉しかったという話を聞いた。また、早めに避難させて欲しいという意見もあった。避難所になった中央会館は広くて居心地が良かったとも言われた。
【回答】
消防団の方には大変活躍していただいた。6月に実施した三隅地区の住民参加型防災訓練が生かされたと思っている。
早めの避難勧告については、今後その方向で検討したい。
中央会館が広くて、過ごしやすかったということだが、移動手段をどうするかが今後の課題であると思う。
【意見】
避難所に職員を配置されたが、地域のことがあまり分からない様子で動きも良くないようだった。配置される場合、どのように動けばいいのかしっかり把握して対応して欲しい。
【回答】
支所では地区災害対策本部を立ち上げ、本庁からも職員の派遣があり、公民館などへ、本庁の職員を配置した。今後、避難所に職員を配置する場合は、三隅の事を分かっている職員の配置を考えたい。
【意見】
有事の時というのは、右往左往して、判断を求めるとき、特に災害経験のない人は思うように動いてくれない。また、支所の職員の人数が少なくなり、思うように動けないと思う。そんな中で、本庁に行っている三隅の職員が駆けつけてくれたことにすごく感謝したし、安心した。
支所の職員で対応が出来ない、手助けが欲しい場合、例として、支所勤務されたOBなどに出助けしてもらうことはどうか。
【回答】
行政OBの方については、地元の自治会で避難所運営に携わるなど、中心的な役割をする人が多い。今後、地域の方や職員も含めて避難所の運営などの勉強をしていきたい。
【意見】
孤立をした集落があり、土砂崩れの土砂をいつ取り除くのかと聞いたら、本庁に聞かないとわからないと言われた。
建設業協会の動きはあらかじめ決められているようなので、そちらに対する指示、お願いをどのようにするのか、本庁経由で決めるのか、このような大きな被害の場合、支所の対応、強化が必要だと思われる。
【回答】
土砂を取るなどの指示は本庁に聞く事はない。緊急時は支所の判断で行う。7月5日に関しては、各道路の状況確認に追われ、なかなか迅速な指示は出せなかったが、とにかく孤立の解消を最優先に7月5日の昼前から夕方にかけて指示を出した。支所では、年間で市道の維持業務を委託している業者があり、倒木や、土砂崩れなどに対して、すぐ現場に動いてもらうようお願いをしている。
今後、このような大規模災害時にどこを窓口にして指示を出すのか、建設業協会などとも協議をしていきたい。
その他
(1)中国電力三隅発電所2号機建設について
1.建設に伴う現在の工事進捗について
・具体的な工事は、まだ行われておらず、現在、平成30年7月準備工事着工、平成30年11月の本体工事着工に向け、準備が進められている。
2.工事事業者及び人員等の計画について
・工事事業者の情報については、中国電力(株)(以下、中電)から情報提供はない。
・工事を受注した事業者に対し、三隅発電所地域経済対策協議会(以下、経対協)が窓口として、地元企業の活用について中電を通じてお願いしている。
・2号機建設工事のピーク時の作業員数は、1号機の実績から2,000人/日を超えることが想定されている。
3.商工会が主体となって展開している地元事業者の参入状況と今後の募集展開のあり方について
・現在、経対協が窓口になり、地元事業者の受注希望調査を行っており、248社から提出があった。そのうち三隅町内の事業者は62社となっている。また、受注希望は随時受け付けている。
4.建設作業員の宿舎等の計画と空き家等を含めた対応の状況について
・作業員宿舎については、個々の事業者において設置されるため、全体計画はない。
・三隅港の住宅用地(市有地、松原地区)については、作業員宿舎を建設する話はあるが、現時点で決まったものはない。
・空き地については、経対協において三隅町を中心に独自で情報を収集し、中電に情報提供している。空き家については市の空き家バンクに登録している情報を提供している。
(2)地域協議会委員候補者の推薦について
次回の委員候補者の推薦について説明
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