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平成30年度浜田市弥栄自治区地域協議会(第8回)

2019年 1月 8日

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会議結果報告
会議名

 平成30年度浜田市弥栄自治区地域協議会(第8回)

開催日時

 2018年12月5日(水) 18時30分~19時30分

開催場所  弥栄会館大研修室(浜田市弥栄町長安本郷)
会議の担当課  弥栄支所防災自治課
議題

 協議事項 2件

公開・非公開  公開

1 協議事項 

 ⑴  浜田市農産物集出荷貯蔵施設の備品購入について

 前回の地域協議会において、弥栄支所産業建設課から、弥栄村施設野菜組合が指定管理を行う「浜田市農産物集出荷貯蔵施設」に設置している市所有備品の野菜袋詰機が破損し、同等の新品を購入するため、地域振興基金を用いて購入を行いたいという提案がありましたが、設備利用の実態に関しての説明が不十分ということで審議が持ち越されていました。
 今回は、施設の設立当初からの経緯、現在までの運営方法を補足して説明があり、結果として備品購入が承認されました。
 

 ⑵  自治区制度見直しに係る方針素案について

 今年度に入って協議を行ってきた自治区制度について、浜田市の各地域協議会から上がった意見を踏まえて、方針素案がまとめられました。
 素案は自治区長、地域協議会、支所機能、自治区予算、制度の五点についてまとめています。

■■ 素案の要点 ■■ 

【自治区長】
 ○自治区長は廃止する
  (地域協議会会長が地域の実情や要望などを把握し、市長に意見する役割を担う)
 ○支所長(一般職)は継続して配置
 ○地域協議会に市長が年1回以上出席することとし、地域の声や状況を把握できるようにする

【地域協議会】
 ○現行どおりの体制により地域協議会は引き続き設置する
 ○役割は以下のとおりに変更する
  1 地域協議会は、市長の諮問に応じ、当該地域に係る以下の事項について審議し、答申するものとする
   (1)総合振興計画その他これらに準ずるものとして市長が認める計画に関する事項
   (2)市の重要施策に関する事項
   (3)その他市長が必要と認める事項

  2 地域協議会は、当該区域に係る以下の施策等について協議し、市長に意見を述べることができるもの
   とする
   (1)中山間地域振興対策に関する事項
   (2)地域コミュニティに関する事項
   (3)その他地域協議会が必要と認める事項

【支所機能】
 ○役割・体制ともに現状維持とする

【自治区予算】
 ○地域振興基金は廃止する
 ○その代わりに、まちづくり振興基金の中に5年間で総額10億円の中山間地域振興枠を創設する
 ○まちづくり総合交付金は継続する
 ○予備費の500万円は継続して予算を確保する

【制度】
 ○1から4までの方針案を踏まえ自治区制度は廃止する
 ○その代わりに、住民自治の理念を示す(仮称)まちづくり推進条例を制定する
 ○まちづくりの拠点として公民館のコミュニティセンター化を進めて機能の充実を図る
  (引き続き、公民館の社会教育機能の維持・充実にも努める)


 今回は、この素案を基に協議が行われました。


■■ 質疑応答・意見 ■■  

 

発言内容(要約)

質問

 公民館の予算が年々少なくなっていると聴く。
 コミュニティセンターとなった場合は、もっと大きな予算措置をされるのか。
 人材面について、公民館職員の業務は自治区によって違う。
 三隅は公民館職員が、まちづくり推進委員会の事務局をもっているが、弥栄は事務局を受けていない。
 そうした差もなくなるということか。

回答

 公民館の現状については認識をしている。
 具体的な事が何一つ決まっていない中ではあるが、予算については人員配置も含めて、制度に見合った配慮がなされることになると思う。
 平成32年度において、モデル地区を設定して試行的にコミュニティセンター化を行い、33年度あたりから順次移行していくというイメージを持っている。
 それも現時点では、はっきりはしていない。

質問

 地域振興基金の現時点での残額が知りたい。
 余ればすべて浜田市に吸い上げられる形となるのか。

回答

 弥栄自治区の地域振興基金残高は、現時点での平成32年度末見込みが約2億6千万円余となっており、今後活用状況によって増減する。
 現在、地域振興基金として積み上げてあるが、それが無くなれば浜田市の通常の会計に組み込まれることになると思う。
 その時に何らかの配慮があるかどうかは現時点では定かではない。

質問

 中山間地域振興枠として5年間で10億円が積まれるとあるが、これは全市で10億円なのか、それとも各自治区ごとに10億円なのか。

回答

 市全体で5年間10億円を想定しており、この案で行けば自治区という概念が無くなるため、中山間地域(奥地)の振興に用いられる。
 地域協議会からも、中山間地対策には意見が述べられることになるので、協議会からの提案によって事業予算枠の確保を行う事も可能になると思われる。

質問

 地域に対して、どのような予算が付けられるのか。

回答

 今までは、自治区投資枠や地域振興基金があり、予備費として各支所に毎年500万円があったが、自治区制度が無くなれば投資枠や地域振興基金は無くなり、代わりに中山間地域共通の「中山間地域振興枠」が設けられる。
 予備費の500万円については継続して確保される見込みである。
 各自治区のみという概念は、これから無くなるというご理解をいただければと思う。

質問

 まちづくり推進条例の素案は出来ているのか。

回答

 素案はない。
 この、自治区制度見直しについても案の段階なので、これが進んでいくと、まちづくり推進条例についても検討が始まっていくことになると思う。

質問

 地域協議会の項目で、「市長に意見を述べる」とあるが、住民と行政の橋渡し役として市長に意見を言うのは、市会議員の仕事だと思っているが、今後は地域協議会の会長が同じような立場や権限で行うという理解でよいか。

回答

 地域協議会から意見する場合は、個々のものではなく、地域としての要望事項となる。
 市議会議員と地域協議会会長は並行してそれぞれの立場で、もしくは協力をして役割を担っていくことになると思う。

質問

 公民館は各地で活動も違えば、温度差もある。
 現在でも、非常に多くの役割を持ち、業務も多い中で更にコミュニティセンターとしての業務が加われば、職員も必要であるし、経費もかかるのではないか。
 経費節減が求められている時期に、それが出来るのか。
 また、公民館としての力がないところでそれが可能なのか懸念する。

回答

 公民館が廃止されるわけではなく、引き続き公民館機能は維持され、充実を図っていくこととなる。
 確かに、この上にコミュニティセンターとしてのまちづくり部分の業務があれば、職員の負担は大きくなる。
 現段階でも、公民館職員の業務が多いことは把握しており、負担が増えてはいけないという思いを持っている。
 業務や必要人員について、整理をして考えていくことが必要だと感じている。
 ご懸念のとおり、無駄を増やすわけにもいかないので、適切な形となるように進めていかなければならない。

質問

 資料で各地域協議会から上がった意見を見ると、旧那賀郡は、一様に自治区制度の存続を願っているように思えるが、自治区制度を廃止にしようという流れの経過がわかれば教えて欲しい。

回答

 自治区制度は、市町村合併後の旧町村地域が急激に寂れないようにということで、投資枠や地域振興基金が設けられ、現在まで10年と追加の4年で14年間設けられてきた。
 投資枠や地域振興基金は各地区のために使用され、制度として一定の役割を果たしたので、これからは全市一体的なまちづくりを目指すべきであるという考え方である。

意見

 制度が無くなることで、様々な事が後退していく部分もあると思う。
 そういう部分を補完していくことが出来れば、この小さな地域の意見が通るような仕組みが出来るのであれば問題はないと思う。
 地域の意見がしっかりといえる組織が必要だと思う。

意見

 自治区長を廃止して、代わりに地域協議会長が地域の意見を伝える役割を担うとあるが、地域協議会長の負担が重いのではないかと懸念する。
 また、地域会議への市長出席は支所長が出ていれば必要ないのではないかと思う。

意見

 この制度が10年で終わらなかったことが残念である。
 十年一昔という言葉があるが、一昔の制度を続けても良い事にはならないと思う。
 未だに浜田市に一体感がないのは、自治区制度があるからであると思う。

意見

 地域協議会についてはこの案でいいと思う。
 自治区予算の使途について、地域協議会が行政との意見のキャッチボールが出来れば良かったが、弥栄の場合はそれが出来ていなかった。
 まちづくり推進条例の制定という文言もあるが、行政任せではなく「住民自治」ということを意識して関わっていくべきだと思った。

意見

 自治区制度は本来の役目は終えたと思っている。
 心配をするのは、地域の声が届かなくなる事であったが、地域協議会が継続するのであれば、その心配はいらないかもしれない。
 予算について、人口当たりで予算を振り割るようなことになればサービスの低下になるのではないかと懸念する。

意見

 10年と4年この制度を実施してきて、その間に次の制度を考えてこなかったことが、一番の問題点であると思う。
 1年で次の制度を検討するのは難しいのではないか。
 次の制度についても、実施をしながら検証していき、改善点を常に探っていくようなやり方が必要ではないかと思う。

意見

 弥栄の地域協議会が論議してきたことが概ねこの素案に表れているのではないかと思う。
 お願いとして、地域協議会は自治区という重みがあって、意見にも重みがあったと思うので、従前と変わらない重みを配慮していただきたい。
 基金の残額についても、全て市に吸収されるということではなく、地域に配慮した取り扱いをして欲しい。
 公民館のコミュニティセンター化についても、地域の実情に十分配慮をしていただきたい。

意見

 自治区制度は、先人が地域のために考え出した制度で、その理念を簡単には捨ててはいけないと思う。
 地域振興基金がないから廃止というのであれば、検討の余地もあるが、まだ基金は残っているので廃止するのはいかがなものかと思う。
 浜田市に一体感がないという話はあるが、住民として一体感を感じているし、浜田市に愛着を感じている。
 地域振興基金があるうちは自治区制度を継続して欲しい。

意見

 意見が吸い上がらないということが、一番の懸念であった。
 支所機能を残すという点については評価したい。
 災害がきっかけではあったが、支所が必要であるということが再確認できたのではないかと思う。

意見

 この方針案は、自身の思うところと合致するので支持したい。
 当初の思いという言葉があったが、思いはなく郡部の不満を抑えるために苦肉の策で自治区制度は生まれたものと思っている。
 10年で終えるべきであったと思っている。
 自治区制度に拠らず、意見が出せる組織や制度にすべき。
 地域協議会の委員が地域の代表であるとは思えない。
 議案を事前に地域の住民と諮って、それを協議会に反映するということが出来ていない。
 地域を代表して、地域の声を吸い上げているのかというと疑問。
 自治会長会との連携をもっと深めなくてはならないのではないか。
 公民館についても、実際にまちづくり推進委員会との協働の場面が多いので、一体化を図っていくべきであると思う。
 地域振興基金については、今まで十分期間もあったし、使途も公正であったかと考えれば疑問に思う部分も多々あった。
 中山間地域振興枠は公正な基金であって欲しいと願う。

意見

 浜田市長を中心とした、行政と住民とによる一体的なまちづくりを行っていくということで、今後様々なお願いをしていったりすることになると思うが、もう「おらが村」「おらが町」という意識は変えていくべきであると思う。
 弥栄町の住民ではなく、浜田市弥栄町の住民であるという意識に切り替えれば、見方も変わってくるのではないかと思う。

意見

 以前から持っていた危機感が、全てその通りになってしまったと思う。
 現在の弥栄は荒れ放題で、大切なふるさと体験村も無残な形となってしまった。
 地域振興基金は先人が苦労して貯めたお金で、地域で活用するべきである。
 合併後に一つとして良いことはなかったと思う。
 荒れ放題に荒らされただけ。
 人口減少について、やむを得ないことと諦めて投げている。
 ツーリズムやイベントを実施して、来てもらうこと、若い者が留まるように努力をしているのか。
 何もしていないと思う。
 何もしていない中で、「反対」「反対」と言っているだけ。
 それでは弥栄はおろか、浜田市そのものがダメになっていくと思う。

 

2 その他 

 ⑴ 弥栄農産物第2加工場について
 

 (委員質問)
 ふるさと体験村に行く途中にある加工処理施設は、現在どのようになっているのか。
 使える状況にあるのか、市として施設の活用方法をどのように考えているのかを、うかがいたい。
 あれだけの施設なので、放っておくのはもったいない。
 失敗に対する明確な責任の所在が明らかにされないまま、後処理についても住民に知らされることなく放置をされている状態なので、早急に活用方法の検討を要望する。 

 (産業建設課回答)
  その施設は「弥栄農産物第2加工場」で、弥栄で農産品の加工を行っていくために設置された施設であるが、予定していた事業展開が出来ず休止をした。
  次の展開を図るため、様々な業者と活用方法について話をしたが、それも出来なかった。
  その後、施設を利用したいという方々と協議をしたが、使用に至らなかった。
  現在は市の普通財産という扱いになっており、使用料はかかるが施設の利用は可能な状態になっている。
  活用方法については譲渡を念頭に、使用料を払うケースも含めて公募しているが、利用をしようとする方が現れない。

 (会長)
 無償譲渡も含めて、使いたいという方に使っていただけるよう検討していただきたい。

 

以上

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