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バトウ(マトウダイ)(2)

島根県では「バトウ」と呼ばれるマトウダイは、漢字で書くと「的鯛」、「馬頭鯛」となり、体の真ん中に弓の的のような黒斑があること、体が馬の頭に似ていることが名前の由来になっています。
白身で淡白な魚で、もちっとした食感があり、加熱すると旨みがでてくる。栄養素は良質なタンパク質。脂質にはDHAやEPAなどが含まれている。
目が黒く澄んでいて、黒斑が鮮明でつやがあり、腹部に張りのあるものをえらびましょう。

 

旬な季節:12月~5月

 

・バトウのアラだし炊き込みごはん    ・バトウのフライ    ・バトウときのこのレモンバター蒸し    ・バトウの吸い物

・バトウのクリームコロッケ

 

●バトウのアラだし炊き込みごはん●

 

 

【材料】(6人分)

・米…………2合

・バトウのアラ……1尾分

・ごぼう……60g

・人参………40g

・干ししいたけ……2枚

・生姜………少々

・青葱………少々

・だし昆布…………5cm

・酒…………大2

・みりん……大2

・醤油………………大2

・塩…………少々 

 

【作り方】

(1)  米を洗う。

(2)  干ししいたけは水に浸して戻す。柔らかくなったら薄く刻む。

(3)  ごぼう・人参をささがきにする。

(4)  生姜を千切りにする。

(5)  葱は小口切りにする。

(6)  鍋にお湯を沸かしアラ霜降りにして、アクや匂いをとる。

(7)  炊飯器に米、水、(2)(3)(4)(6)、調味料を入れてスイッチを入れる。

(8)  炊き上がったらバトウのアラを取り出し、混ぜ合わせる。

(9)  お茶碗にごはんを盛り、葱をのせる。

  ©山陰浜田港お魚料理教室(2019年)  管理栄養士 長野操子先生

 

 

●バトウのフライ●


 

【材料】(6人分)

・バトウ切身…18切れ

・塩・こしょう……少々

・小麦粉………大4

・卵……………1個

・水………………大4

・パン粉………適宜

・サラダ油……適宜

・ベビーリーフ……1/2袋

・ブロッコリー…1/2株

・トマト…………1個

・マヨネーズ………大3Ⓐ

・らっきょ………大1Ⓐ

・ゆで卵………1個Ⓐ

・パプリカ…………少々Ⓐ

・パセリ…………少々Ⓐ

・酢……………小1Ⓐ

 

 

 
【作り方】

(1)  バトウの切身に塩こしょうする。

(2)  小麦粉、卵、水を合わせて衣を作る。

(3)  バトウの切身に衣をつけ、パン粉を付ける。

(4)  サラダ油であげる。

(5)  ベビーリーフを洗う。

(6)  ブロッコリーを茹でる。

(7)  トマトをくし切りにする。

(8)  タルタルソースを作る。Ⓐの材料を全てみじん切りにして、マヨネーズと酢を加えて混ぜる。

 ©山陰浜田港お魚料理教室(2019年)  管理栄養士 長野操子先生

 

 

 

●バトウときのこのレモンバター蒸し●


 

【材料】(6人分)

・バトウ切身……12切れ

・ハーブソルト……少々

・エリンギ……1パック

・しめじ…………1パック

・舞茸……………1パック

・菜の花………1/2束

・レモン…………1個

・ワイン…………50cc

・水……………50cc

・バター…………30g

・醤油……………小1

・塩……………少々


【作り方】

(1)  バトウの切身にハーブソルトをふる。

(2)  エリンギ、しめじ、舞茸の石つきを取り除き、食べやすい大きさに切る。

(3)  菜の花を洗う。

(4)  レモンを輪切りにする。

(5)  フライパンにワイン、水、きのこ、バトウ、レモン、醤油、バター、塩を入れ、蓋をして10分程度蒸す。

 ©山陰浜田港お魚料理教室(2019年)  管理栄養士 長野操子先生

 

 

 

●バトウの吸い物●


 

【材料】(6人分)

・バトウのアラ…1尾分

・水……………1リットル

・だし昆布……5cm

・酒………………大1

・薄口醤油………小1

・塩……………少々

・バトウの切身…12切れ

・ほうれん草……少々

・白葱…………少々

・柚子の皮………少々

 

 

 

【作り方】

(1)  鍋にお湯を沸かしアラを霜降りにする。

(2)  鍋に水を入れて、だし昆布を入れ、沸騰前に取り出す。(1)を入れ、だしをとる。アクをとる。

(3)  酒、薄口醤油、塩で味を調える。

(4)  吸い口として柚子の皮を用意する。

(5)  バトウは2cm位のそぎ切りにする。

(6)  ほうれん草は茹でて3cm幅に切る。

(7)  葱を切る。

(8)  (3)に(5)を加えて煮る。味を調える。

(9)  お椀にほうれん草、バトウ、汁、ゆず、葱をのせる。

 ©山陰浜田港お魚料理教室(2019年)  管理栄養士 長野操子先生

●バトウのクリームコロッケ●

コロッケ

【材料】(6人分)
・バトウの切り身……150g~200g

・玉ねぎ……150g

・ほうれん草……80g ・薄力粉……70g
・バター……50g ・牛乳……500~600ml ・塩、コショウ……適量 ・油、バター……適量
・薄力粉(衣)……適量 ・卵(衣)……適量 ・パン粉(衣)……適量 ・揚げ油……適量


【作り方】
(1)  玉ねぎを粗みじん切りにする。

(2)  バトウを1~2cm角に切り、塩、コショウをして油で炒める。(酒蒸しでも可)

(3)  ほうれん草は沸騰した湯に塩少々を入れ茹でておく。茹であがったら小さく切る。

(4)  厚手の鍋(フライパン)にバターを溶かし、玉ねぎを透明になるまでゆっくり炒める。

(5)  (4)にふるった薄力粉を入れて木べらでよく混ぜる(中火~弱火)。焦がさないようにしっかり炒めるとさらさらになってくる。

(6)  (5)に温めた牛乳を少しずつ加え、のばしていく。ふつふつしてきたらバトウとほうれん草を加え、塩、コショウで味を調える。

(7)  (6)をバットに入れて平らにし、ピタッとラップをして冷ます。

(8)  (7)を冷たいうちに手早く形作る。薄力粉、卵、パン粉の順に衣をつけていく。(あればパセリのみじん切りをパン粉に混ぜて使う)

(9)  180~190℃の油でこんがり揚げる。油の温度が低すぎると揚げ時間が長くなり、中身が破裂しやすいので注意。

※そのままでも、好みのソースをつけてもよし!中に溶けるチーズを入れるとお子さんに喜ばれる!
 時間に余裕があるときに(7)まで作り置きしておくと次の日や翌々日には衣をつけて揚げるだけ!
 ©浜商キッチン~地産地消促進プロジェクト~(2023年)

 

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