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会議の開催案内

会議の開催案内
会議名  第4回浜田漁港周辺エリア活性化検討委員会
開催日時  令和元年5月14日(火)14時~16時
開催場所  浜田市立中央図書館2階多目的ホール
会議の担当課  産業経済部水産振興課
議題
  1. 観光及び地域活性化の推進について 
  2. その他 
公開・非公開  公開

資料

次第
委員名簿

説明資料

資料1 浜田漁港周辺エリア活性化計画策定業務委託について
資料2 浜田漁港周辺エリア活性化計画(全体ビジョン)
資料3 浜田漁港周辺エリアの観光開発及び地域活性化の方向性
資料4-1 (仮称)山陰浜田港公設市場の整備概要について
資料4-2 (仮称)山陰浜田港降雪市場の施設コンセプト及び機能
資料5 活性化計画(観光・地域活性化編)についてのアンケート票

参考資料

お魚料理教室受講者アンケート調査結果

主な意見、質問及び協議内容

議題

(1)浜田漁港周辺エリア活性化計画策定業務について

 ~事務局から資料1について説明

(2)観光及び地域活性化の推進について

 (ア)現状及び課題について

 ~事務局から資料2について説明

  株式会社エブリプランから資料3:1~4について説明

 (イ)推進する取り組みについて

 ~事務局から資料3:5について説明

 (ウ)(仮称)山陰浜田港公設市場の整備概要について

 ~事務局から資料4について説明

(意見)
 浜田で上がる魚がどこで安く買えるか、浜田の魚を使った料理をどこの店で食べることができるのか、認識しているか。どんちっちブランドについて、どんちっち三魚のうち、市場には、たまにアジが出てくるくらいで、他のノドグロ・カレイはほとんど出ることがないが、それでもどんちっちブランドを前面に押し出す計画をつくるのか。お魚センターが、一時期賑わっていたものが、何故閉鎖になったかの検証はされているのか。
 以上のようなことを把握して事業を進める必要がある。魚が獲れず、観光施設がない状況では、資金を投入しても効果がないのではないかと懸念している。小売りの魚に関しては、スーパーよりも行商の方のほうが新鮮な魚を売っている。また、魚を使った料理に関しては、道の駅「阿武」で、小さな漁港で獲れた魚を提供しており、よい見本となる。このような他の良い事例を取り入れて事業を進めてほしい。書類だけ立派なものができても意味がない。

(回答)
 
今のお魚センターでは、鮮魚販売店は2店舗しかない。平成24年の調査や今回のアンケートの結果をみると、品ぞろえが少ないという意見が多い。新しく計画する施設では、その問題は解決すると考えている。道の駅「阿武」では、地域の漁師さんが漁協を通さずに直売しているため、価格を安くすることができているのだと思うが、浜田漁港でも新鮮で安い魚を提供できるよう、仕組みづくりを検討する必要があると考えている。

[議長]
 
鮮度の高い魚を如何に安く買うことができるかが、販売施設の運営において重要なポイントとなる。その基本を見失うと、今のお魚センターのような失敗をしてしまうことになる。よい意見をしっかりと頂いて、実のある取り組みにしたいと思っている。

(意見)
 如何に新鮮で安い魚を提供できるかが重要。これについて話し合ってよい知恵を絞りたい。

(意見)
 
現状と課題では、お魚センターは、高くて主婦が利用しない、応対の満足度が高くない、リピーターが期待できないような施設であると指摘されている。現段階では、お金の話が中心になっているが、やる気をもった人、主人公が早く決まることが大切。また、目玉商品である「安くて新鮮な魚」を品ぞろえできるシステムを構築する、それを具体的に実行することが重要であると考える。
 スケジュールについては、6カ月早く進めてほしい。予算決めや議会の予定があるのは分かるが、それにただ従うのではお金を中心に進めていることになる。浜田漁港を盛り上げていくのであれば、1年後、来年度の早い時期にオープンするのがよいと考えているので、スケジュールの再考を願いたい。

(意見)
 
施設のターゲットを絞るのも一つの手ではないかと考えている。アンケート結果について年代別のクロス集計をとるなど、詳しい分析をすることにより、ターゲットを絞ることができる。
 アンケートの結果をみると、市民は鮮度のよさを求めている。魚の鮮度の確保がひとつの要になるが、そのためには仲買さんとしっかり話し合うことが重要である。仲買さんとの合意形成の進捗状況を、今後の委員会資料に入れると、計画がスムーズに進む。

(意見)
 魚の価格が高いという声がある。魚の競り値は必ずしも高くはないが、仲買を通すと、2倍、3倍の価格になってしまう。個人の勝手で大量に直売をすると、仲買さんに迷惑がかかるので、なかなか直売ができないという現状がある。
 近年は市場の周辺で釣り客が目立つ。広島からの釣り客も多いと聞いている。推進する取り組みのうち「海を楽しむ機会づくり(遊)」に釣りの項目があるが、資料として、渡船や港周辺での釣り客がどの程度来ているのかを把握する必要がある。
 仲買公設市場の移転の際に、3社程度が辞めるのではないかという話を聞いている。移転の際に厳しい条件があるので、仲買ができるだけスムーズに移転できるような環境整備が必要と考えている。

(意見)
 
魚の価格に関しては、ノドグロなどの高い魚は高いが、安い魚もあり、鮮度はよい。
 
何年か前に福岡県宗像市の道の駅の駅長がいらっしゃって話を聞いたが、宗像市では小さな漁港が多く、一本釣りの漁師が上場せずに直販的に魚を売っているそうで、集客に成功しているとのこと。しかし、浜田市では上場する決まりがあるので直販はまず難しい。魚の価格をあまり安くすると生産者にとっても厳しい経営になるので、持ちつ持たれつのバランスを上手く考えなければならない。
 
また、お魚センターを中心とした広いエリアを対象にした構想を考えるべき。お魚センター単独で考えてもよい計画にならない。浜田市は漁船漁業が中心であり、時化などでどうしても魚が不足する時期が出てくる。農産物の販売を行うなど、魚がなくても観光客が周辺で楽しめるような工夫が必要。将来的には例えば、漁港周辺に釣り客を対象にした簡易宿泊施設を整備できるとよい。

(意見)
 
どこにでもあるような言葉を並べるのではなく、委員会やアンケートで出てきている良い意見を汲み上げて、浜田の問題として差別化し、実現可能な課題を具体的に整理することが必要だと考える。
 
「思うは招く」という言葉にあるように、夢を描いて「思う」人が居ないと事業は進まない。その意味ではワーキング会議が重要になる。
 
検討委員会はソフトの計画ができるまでで、その後にハード整備ということになるが、事務局で全体を見通したスケジュール管理ができているのか不安を感じている。その時の意見だけではなく、オール浜田で取り組む必要がある。決まったことをそのままやるのではなくて、何かが起きればそれを調整するという柔軟な姿勢を持ちつつ、さらにいろいろな人の意見を統合することが大切である。

(意見)
 
浜田市民の台所として、浜田市民に親しまれる施設になってほしいと考えている。月1回は、川上の農村からの農産物をテント販売するイベントを企画するとよい。現場の生産者や仲買人は、高齢化や後継者不足により課題を抱えている方も多いので、第一線で働いておられる方の意見をしっかりと取り入れて、皆で意見を一致させることが大切。

(意見)
 
二度と失敗が許されない施設であり、責任は重い。市民に理解してもらえるような施設にしてほしい。山間部では桃を生産しており、イベントの際には販売させてもらえればと考えている。広島からの観光客には、農産物の需要があるようなので、1回で終わるイベントだけでなく、シーズンごとで定期的に農産物を販売できる施設になれば、山間部地域もうれしい。

(意見)
 
新鮮で安い魚が手に入ることがまず一番で、それを中心に考えてほしい。ただし、それだけでは人は来ないので、イベント開催や観光で他所にないものを企画して人を呼ぶ工夫が必要。

(意見)
 台湾のコンビニエンスストア2000店での販売用として、おでんや魚肉ソーセージの原料として、日本製のすり身を毎年10トン輸出できないか、という話を受けたことがあるが、浜田漁港の供給力では1トンもできないとのことだった。海外の需要に応える施設整備によっても活性化が図れるのではないか。
 
阿武の道の駅の話が出たが、自分も関東の息子に送るために阿武まで魚を買いに行く。確かに浜田のものよりも安く、鮮度もよい。他の団体に迷惑がかかるから直売ができない、と言っているようでは計画が先に進まないのでないかというのが本音。

(意見)
 
浜田のノドグロの煮つけが一番美味しいと感じている。美味しいものを用意してリピーターを確保することが大切だと考えている。

(意見)
 
今回の委員会では、総花的であるという印象を受けた。一番大切なことは、新鮮なものが安く手に入ることである。そこに向かって色々な支障があるとは思うが、是非乗り越えていってほしい。
 人を呼ぶために定期的なイベントを実施してもらいたい。浜田の特徴は山が近くにあることで、山のもの里のものが容易く手に入ることが強みなので、道の駅的な機能を意識し、海のものに加えて品ぞろえを充実させることを考えてほしい。

(意見)
 
鮮度の良い魚を安く求めたいとの声が多く、それは大切なことであるが、それだけでは人は来ない。野菜など、諸々が揃う場所であれば人が集まる。成功例である萩しーまーとや宗像の道の駅には、必ず人を惹きつける目玉となる魅力があり、浜田でも目玉が何か必要。
 
また、週末には広島から多数の釣り客が訪れるので、釣り客をターゲットとした戦略があるとよいと考えている。

(意見)
 
まずは、地元に密着した施設として市民が来てくれる場所であること、それを見た観光客も集まるような場所になることが望ましい。観光については、石見地域観光振興協議会と連携して取り組みたい。

[議長]
 
お魚センターは魚だけではだめで、行けば魚と農産物の両方が揃うというような魅力があるとよい。アプローチをどうするかを含めて、どういう動線で人を集めるかという視点での検討が必要である。

[事務局]
 
これまで、お魚センターと仲買公設市場の話が中心となり、安くて新鮮な魚を提供することが課題として挙げられた。それを誰がやるのかというプレイヤーの問題、現場の声を大切にするべきという意見、魚だけでなく農産物の販売を行うべきという意見がでたが、これらについては事務局でも認識しており、計画に盛り込む予定である。
 観光については、定期的なイベントの開催、釣り客の集客、道の駅的な場所にすることなど、外から来る人にとっての集客拠点とするためのアイデアやご意見を頂いた。これらの意見を踏まえて検討し、今後の計画に反映する。

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