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令和元年度 第3回 浜田自治区地域協議会

会議結果
会議名 令和元年度第3回浜田自治区地域協議会
開催日時

令和元年12月26日(木) 13時30分~ 14時50分

開催場所 浜田市役所5階 全員協議会室
会議の担当課  地域政策部まちづくり推進課
議題
  1. 「歴史文化保存展示施設」の整備方針(案)について
  2. 浜田市スポーツ施設再配置・整備計画(案)について
公開・非公開  公開

主な意見、質問および協議内容 

 1.「歴史文化保存展示施設」の整備方針(案)について

【委員】

 歴史文化保存展示施設がこども美術館に増設されるということだが、こども美術館と歴史保存施設の入り口は分かれることになるのか。

【事務局】

 入り口は今までどおり2階に設けて、歴史文化保存施設へ行く場合は1階へ降りてもらうことになる。

【委員】

 個人的にはこども美術館への併設案は良いと思っているが、展示室の面積が狭くて大丈夫なのか。1階と2階の両方に展示スペースを設けたほうが良いのではないか。

【事務局】

 浜田郷土資料館の2倍の広さが必要であると判断し420㎡という案に至った。ご指摘のとおり全ての展示品を同時に展示することはできないが、企画展などで展示品を入れ替えて展示したいと思う。

 当初は2階建ての建設案も考えたが、こども美術館の3階多目的ホールから見える景観を損なわないように平屋の建設案となった。

 また、保管についても空調設備を整えた部屋で展示する必要のある物とそうでない物を整理する必要があるので、全ての展示品を1か所ではなく分散して保存する方法も考えていきたい。

【委員】

 2年前にも歴史資料館の建設案が挙がったが取り下げとなった経緯がある。今回はぜひとも計画どおりに建ててもらいたい。

【事務局】

 現在、各自治区の地域協議会で説明を行っている状況であり、それぞれの自治区でご理解をいただいているのではないかと思っている。

 今後は議会に正式な形で提案してご理解いただけるよう熱意をもって説明していきたい。

【委員】

 歴史文化保存展示施設は有料なのか。また、維持費が年間1,100万円とあるがよく精査した結果なのか。職員については学芸員の資格を持った人を対象としていると思っていたが、教員OBを考えているという説明があった。この考えで問題ないのかお聞きしたい。

【事務局】

 常設展は無料だが、特別展や企画展は有料で考えている。料金設定は検討中だが、こども美術館と歴史文化保存展示施設の両方に来場してもらいたいので、入場券のセット割等も考えていきたい。

 1,100万円は現時点での想定であることをご理解いただければと思っている。

 職員については、学芸員の資格を持った教員OBが理想的かもしれない。多くの小中学生に来てもらいたいので、学校のカリキュラム等を把握している教員OBがいると、学校との連携がより進むのではないかと思っている。職員の採用については何も決まっておらず、学芸員の資格者を排除したものではないので、今後いろいろな方のご意見を伺って検討していきたい。

【委員】

 現在のこども美術館の職員構成を教えてほしい。

【事務局】

 館長1名、学芸員2名、事務職員が1名、パート職員が数名である。ここに歴史文化保存展示施設の職員として数名が増員となるが、館長は兼務を予定しているため、館長分の増員はない。

【委員】

 420㎡は狭いと思うが、なぜ420㎡としたのかが納得できない。この広さで大丈夫なのか疑問だある。また、歴史文化保存展示施設をどのように活用していくのかの説明が聞こえてこない。

 せっかく作るのであればソフト面をしっかりと考えて計画を進めてもらいたい。

【事務局】

 もう少し予算があれば展示スペースを広く確保でき、研修室も新たに設けることができるかもしれないが、現状の予算等を考慮して420㎡という案に至った。こども美術館の3階の多目的ホールも使用可能なので、運用面においても工夫して企画展等を進めていきたい。

 ご指摘のとおりどのように展示していくのかが大切なので令和2年からの専門家による検討委員会で議論していければと思っている。

【委員】

 今回の提案については議会の承認等が必要かもしれないが、整備費について細かい金額を示すと実際に建設するときに値上げがおきる可能性もある。当初案よりも増額が必要になった場合、整備費案の753百万円の数字がついて回ってきて批判されることになるので今後もうまく説明してほしい。

【事務局】

 現在想定している単価で5年後は大丈夫なのかという不安はあるが、市の中期財政計画や他の事業等とのバランスを考えた結果、現状としてこの予算で問題ないと判断している。

 今のところ鉄筋コンクリートを考えているが、値下げできるところは下げて現在示している予算案に収まるように今後も整理していきたいと思っている。

【委員】

 歴史文化保存展示施設の屋根の素材がとても大切なので考えてもらいたい。素材によっては西日が入って施設が台無しになるのでしっかりと検討してほしい。

 

2.浜田市スポーツ施設再配置・整備計画(案)について

【委員】

 当初、ペアーレ浜田は医療センターのリハビリ施設として使えるはずだったが、実際にリハビリ施設として使われているのか。

【事務局】

 現在はリハビリ施設として使っていない。

【委員】

 サンビレッジ浜田のスケート場の廃止について、スケート場を直すのにどのくらいかかるのか。きちんとした根拠がないとスケートやカーリングを行っている人から不満が出ると思う。

【事務局】

 更新費用は機械2機で約1億6,000万円、水銀灯が約3,500万円、現在の機械の廃棄にかかる費用で約500万円であり、トータルで約2億円になると思う。

【委員】

 更新費用が1億6,000万円で指定管理費が1,500万円くらいであれば引き続きスケート場を開設できるのではないか。

【事務局】

 サンビレッジ浜田の建物自体は取り壊さず、アイススケート場の機能を多目的室内広場に変えるということである。

【委員】

 島根県西部で唯一のスケート場なので、できるだけ残す方向で再検討してみてはどうか。利用者を増やすような工夫を考えてみたら良いと思う。

【委員】

 B&G海洋センターは旧三隅町が作ったが、長浜に分室を建てて活用していただけたらと思うがいかがか。

【事務局】

 現在、市内の小中学校のカヌー教室などで海洋センターの方に来ていただいている。費用がかかるので分室の建設は難しいが、瀬戸ケ島に渚の交番の建設計画があり、来年の夏にシャワー設備を備えた施設が完成する予定である。

 引き続き長浜も海洋拠点の一つとして利用していきたいと思っている。

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