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重富廃寺跡出土品(浜田市指定文化財)

指定日:令和2年3月19日
所在地:浜田市旭町今市 旭歴史民俗資料館/旭町本郷 旭ふるさと歴史公園
所有者:浜田市

 

    白鳳時代(7世紀後半)から奈良時代(8世紀)頃の古代寺院である重富廃寺跡(旭町重富)から出土した古代瓦である。昭和48年に工事中に出土したものと平成8年に旭町教育委員会が調査したものがある。浜田自動車道建設に伴い島根県教育委員会が実施した近くの重富遺跡で、この瓦類を焼いた瓦窯跡が調査されている。遺存状況が良好で特徴がわかる破片は、昭和48年出土の軒丸瓦1点、平瓦1点と平成8年出土の丸瓦7点、平瓦15点、軒丸瓦8点、鴟尾の飾り1点である。重富廃寺跡は石見最古の古代寺院であり、出土した古代瓦は石見地域での瓦生産技術のつながりを知るうえで重要である。

 

 

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