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11/16 人権講演会

2018年 11月 16日

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11/15(木) 人権講演会

11月9日(金)、中村清志先生(元松江東高等学校校長)を講師に迎えて、人権講演会を行いました。この講演会は、自分の生活を振り返り、自分も周りの人も大切に生きることの大切さを改めて考え、人権意識を高めることをねらいとし、人権学習の一環として行いました。

中村先生は、「いろんな人に命の心配をされて生きる」「自分の命を自分で心配して生きる」「いろんな人の命を心配して生きる」ことなどについて、内田美智子さんの本『お母さんは命がけであなたを産みました』(青春出版)、マンガ『ドラえもん』、東日本大震災でご自身が体験されたことや歌手の松山千春さんの歌などを交えて、熱弁されました。

 

生徒の感想を一部紹介します。

〇自分を見つめなおしてみると、「命」はそこまで深いものだと考えてこなかった。私は自分のことが嫌いで、失敗するたびに「だめな人だな」と思っていた。しかし、震災で生き延びた人など、たくさんの人が必死に生きていることを知ると、自分が恥ずかしくなった。両親にいただいたこの命を大事にし、中村先生から学んだことを心にとめて生きていきたい。

〇今日の講演会で、「命」や「生きる」大切さを改めて考えることができました。最近は、いじめや自殺などの問題がたくさんあって、「命」について、もっと考えていかないといけない世の中になっているので、私はもっと家族や友達を大切にしていきたいなと思いました。

〇お腹の中で亡くなった赤ちゃんの話を聞いて、今までは生まれてくることを当たり前に感じていたので、今私が生きていることは当たり前ではないんだなと思いました。

〇今は照れくさくて言えないかもしれないけど、「産んでくれてありがとう」という感謝の気持ちを忘れず生きていきたいです。これからの人生、どんなことがあっても、「生きてやる!」という根性で乗り切っていきたいです。

〇最初の映像を見て、自分が生まれてきた時の話を思い出しました。生まれたことが最大の奇跡だという話を聞いて、すごく温かい気持ちになりました。そして、自分の命を大切にして、できないことはできないと言い、助け合える人になりたいです。

〇「生きる」の反対が、「生まれてこない」こと、今私が生きていられるのは、私を産んでくれた母親や、育ててくれた父親がいるからなのだと思いました。生かされている者として、一日一日を大切にしていこうと思います。

このページに関するお問い合わせ先

  • 弥栄中学校
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