６月５日（水）第１回全校総合　人権学習

  

 

６月５日（水）全校総合（第１回）　人権学習

 

６月４日（火）

本校では、人権問題について「全校総合『人権学習』」と題して年間１０時間ほど学習する時間を設けています。第１回目の昨日は、担当の小田先生から、日本を含めた世界三か国の女性国会議員の割合について比較し、日本の女性国会議員の割合の低さに気づかせ、なぜ低いのかグループで話し合いました。生徒たちからは、「国会議員は男性」、「女性は出産・育児、家事などがありできない」などの意見が出ました。先生からは、思い込みや偏見があるのではないかとの指摘があり、生徒たちは普段の生活を振り返り、知らぬ間に思い込んでいたり、偏った見方をしていたりしているのではないかと考えるよい機会を得たと思います。

その後、ワークシート「違いのちがい」を通して、あっていい違いかあってはならない違いかをグループで話し合いました。

 

　（生徒の感想から）

　○各班の意見を聞き、人によって見方や考え方が全然違うと感じた。ただ、その違いを尊重することも大切であると感じた。

　○自分でも気が付かないうちに偏見をもっていると思いました。１つの質問でも、一人ひとり考え方が違ったので、おもしろかったです。みんなで意見を共有しあうことは大切だと思いました。

 

～弥栄中学校「人権宣言」から～

　平成２１年３月、弥栄中学校「人権宣言」が完成しました。

 

弥栄中学校　人権宣言

前　文　私たちは、笑顔あふれる明るい学校をめざすためにここに宣言します。

第一条　私たちは、一人で悩まず、自分の思いをきちんと伝え、夢の実現に向けて努力を惜しみません。

第二条　私たちは、人を思いやり、悪口を言わず、温かい言葉と絆を大切にします。

第三条　私たちは、家族や地域の人に敬意を払い、一人一人の個性を尊重します。

第四条　私たちは、助け合いの精神をもち、感謝の気持ちを忘れず生活します。

第五条　私たちは、いじめや差別を許さず、誰もが平等な学校をつくります。