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6月10日(月)全校朝礼~専門委員会から連絡 横山さんのお話

2019年 6月 10日

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6月10日(月) 全校朝礼~専門委員会から連絡 横山さんのお話

6月3日(月)生徒会による全校朝礼がありました。新年度になり約2か月経ちました。執行部4名は、全校朝礼の運営にすっかり慣れ、会長の挨拶も様になってきました。

まず、各委員会から次のような連絡とお願いがありました。

専門委員会から連絡

〇生徒会執行部:タスキ・熊鈴の着用、あいさつをさわやかにしよう。

〇生活委員会:リクエスト曲を出してほしい。

〇学習委員会:リクエスト本が届いた。スケッチ会、弁論大会に向けて頑張ろう。

横山さんのお話

 そして、今回の「先生からのお話」は学校司書の横山さんでした。

 

  

 

みなさんの3倍、人生を生きてきた私から伝えたいことはシンプルに3つです。

1つめは、「多くの大人がすすめることはやってみよう(できれば習慣化しよう)」です。

ここにいる全ての大人がみなさんと同じ子どもでした。ということは、同じようなことを考え、悩み、経験してきたといえるでしょう。中学生時代、高校生時代を経て、社会人となり、様々な経験を積むうちにたどりついた「若い人に伝えたい」ことは多くの場合、同じです。例えば「気持ちの良いあいさつをしよう」…たくさんの大人から何度も何度も言われ、正直またか…と思う人もいるでしょう。私もかつてはそうだったのでみなさんがそう思っているだろうなというのは容易に想像できます。しかし、大人は煙たがられてもあえて言うのです。それは自らの反省や見聞きした経験を生かし、若い人に人生の荒波を少しでも楽に歩んでほしいという願いがあるからだということを知っておいてください。そして、またか…と思ったらちょっと立ち止まって考えてみてほしいと思います。

 2つめは、「たくさんの経験をしよう」です。日々みなさんが経験していることは1つも無駄にはなりません。また、同じ経験なのに経験する年齢が違うと感じ方や考え方が変わってきます。例えば私の場合、みなさんと同じ中学2年生の時に初めてアメリカに行きました。そのときの経験が楽しくて今度は高校2年生で留学しましたが、このときははっきりいって苦しいことの方が多かったかもしれません。そして他国の人とコミュニケーションをとるには言葉よりも、まず自国のことを知ることや幅広いことに関心を持つことが必要だと気づかされました。3度目は生まれたばかりの長女を連れて約2年間生活しました。慣れない子育てをアメリカの田舎で経験したことは、後に日本の田舎に住み子育てすることになった私に力をくれたと思います。 これからもみなさんは様々な経験をしていくでしょう。「あえて挑戦する」くらいの気持ちを持ってどんどん経験値を上げてほしいし、それが将来、必ず何らかの形でつながり自らを助けてくれることを覚えておいてください。

 いくら経験値を上げたくても、時間や交通手段、金銭面などでさまざまな制約があるのが中学生です。ですから最後に「読書をしよう」と伝えたいと思います。本を読むことは様々な疑似体験ができる、知識が増える…など一人一人の世界を広げてくれます。インターネットも同じ機能を持ちますが、前にもお話ししたとおり「頭を鍛えるには読書が一番」なのです。本を読む時間がない人は「朝読書」を大事にしてください。

 みなさんの可能性は無限大です。大人の話はそれに気づかせてくれます。まずはしっかり聞き、考えてみましょう。その考えを基に行動に移すことが可能性を無限大にする鍵になると思います。

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  • 弥栄中学校
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