１２月２５日（金）２学期終業式

 

１２月２５日（金）２学期終業式

　　　　　　　　

普段よりも早く８月２４日から始まった２学期が本日終業式を迎えました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、授業日数は８５日もありました。

　終業式では校長先生から次のようなお話がありました。

『4月、始業式や入学式で新型コロナウィルスに関連して次のような話をしまた。

 

こんな試練の時のスタートだからこそ、私たち一人一人の人間性が問われ、気持ちの持ち方や学習の仕方、生活の在り様を変化させるきっかけにもできる時ではないでしょうか。今後、感染拡大の状況によっては、臨時休業になったり、計画されていた行事や部活動の大会が中止・延期なったりなど予想されます。やりきれない気持ちになることがあっても、私たち一人一人が社会の一員であるという自覚をもち、少し先の自分の姿を見据えて、その時にできることに精一杯取り組むべきではないでしょうか。また、当たり前のように出来ていたことをありがたいと思えることが、私たちの行動を変えるきっかけにできるはずです。

 

こんな話でした。さて、皆さんにとって、これまではどうだったでしょうか。

今日の午後、社会福祉協議会の配達ボランティアに参加する人が5名いると聞きました。昨年の希望者は1名でした。人それぞれ都合があるのでボランティアに参加できない人があって当然ですが、参加する人が5倍、全校生徒の４分の1強になりました。これはすごいことです。このように私は皆さんの様子を見ていて、コロナ禍にあっても、その時できることに精一杯取り組んでいる人が多かったと思いました。そして、一人一人の生徒がその人なりに力を伸ばしてきたと思います。ただ、皆さんの中には、「もう少し頑張れたかな」とか「もっと、もっとやらなきゃ」など、後悔や反省の気持ちをもっている人もいることでしょう。終業式の後、教室で返却される通信票をしっかり読むなどして、自分の長所を伸ばす、あるいは、苦手や課題を乗り越えるための目標や計画を練る冬休みにして欲しいと思います。1年の計は元旦にありと言いますね。

また、冬休みは家族と過ごす時間が長くなります。家の手伝いをしっかり行うなど、家族の一員としての役割も積極的に果たすようにしてください。

それでは、１月８日にみんな元気にそろって３学期のスタートを切りましょう。みなさんよいお年をお迎え下さい。』