２月４日（木）PTCA研修会　多様性を認め合う学校

 

２／４（木）PTCA研修会　多様性を認め合う学校～ＬＧＢＴの視点から～

 

 １月２９日（金）、六日市中学校の松田淳先生を講師に迎え、本校PTA教養部主催「PTCA研修会」を行いました。

今回の研修会は、ＬＧＢＴについて正しく理解し、今後の生活に役立てることなどを主なねらいとして、生徒、保護者、教職員を対象に行いました。

 

   

   

 

松田先生からまずLGBTとは、Lesbian（レズビアン、女性同性愛者）、Gay（ゲイ、男性同性愛者）、Bisexual（バイセクシュアル、両性愛者）、Transgender（トランスジェンダー、性別越境者）の頭文字をとった単語で、セクシュアル・マイノリティ（性的少数者）の総称のひとつであることなど言葉の説明がありました。

性には、男性、女性もありますが、体の性、心の性、好きになる性という切り口もあり、性の多様性について紹介されました。また、ＤＶＤを視聴しLGBTの方々がどんな思いで日常生活を過ごし、勉強や仕事に取り組んでいるか、どんなことに困っているか知ることができました。

グループになり、

「LGBTの人がもし弥栄中学校にいたらどんな事に困るだろうか？」

「LGBTの人に対して、弥栄中学校の生徒としてどんなことができるだろう？」という２つの質問について話し合いをしました。身の回りの習慣や常識になっている考え方を今一度点検し性的指向・性自認に関する差別やハラスメントにつながるものはないか、見直しが必要なものはないか、考えてみることが大切だと思います。また、性的指向・性自認に関する知識を持つ理解者が増えていくことも必要だと思います。家族、学校、職場の中で当事者が「自分の居場所がある」と実感できる機会も増えていくことも大事だと思います。一人でも気持ちを受け止めてくれる人、安心感を与えてくる人がいれば、前向きな気持ちが生まれてくると思います。

御多用の中、参加していただきました保護者の皆様、ありがとうございました。