令和５年度　第９回小中合同運動会

　運動会までの５日間は、種目練習あり、予行練習あり、そして、長時間の応援練習ありと、体力的にとてもきつかったと思いますが、生徒のみんなは弱音も吐かず、一生懸命に取り組んでいました。また、３年生は応援合戦全体のことを考えなければならず、正直、なかなか細かいところまで気が回らない中、２年生が１年生に優しく、わかりやすくダンスを教えたり、積極的に改善案を提案したりする姿に、２年生はすごい力を秘めているなと、改めて頼もしさを感じました。

　そして、運動会当日は、種目に、役員に、応援にと縦横無尽に駆け抜けました。運動会が終わったあと、先生たちが撮影した写真に、ふだんの学校生活では見られない表情をたくさん見ることができました。競技中の真剣な表情、徒競走で名前を呼ばれた後の個性あふれるポーズ、応援合戦でのきらきら輝くような笑顔、小学生をやさしくリードする姿など。また、役員としての役割を中学生がしっかりと果たしてくれたおかげで、運動会をとてもスムーズに進めることができたと思います。悔し涙を流した人もいましたが、練習から本番まで本気で、全力を出し切ったからこそ、悔しさも楽しさも達成感もたくさん感じられたのだと思います。デイリーライフの一週間の振り返りの欄に、「疲れたけど、とてもとてもとてもとてもとてもとても楽しかったです。」と書いていた人もいました。

　小中合同運動会を通して、一人一人が自分の殻をやぶり、また一つ成長したことを感じました。それは、２年生のみなさんの頑張りはもちろんですが、みんなが楽しくできるような雰囲気をつくり、優しく前向きに全体を引っ張ってくれた３年生や、必死についてきてくれた１年生のおかげでもあると思います。ほんとうにお疲れさまでした。　～２年生学年通信より抜粋