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平成28年度 議会報告会を開催しました

2016年 8月 25日

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今年度も議会報告会を開催しました。

 議会報告会の目的は、浜田市議会としての議会活動に関する情報を積極的に公開するととともに、市民皆さまの意見を把握し、今後の議会活動や市政運営に反映させるためのものです。

★議会報告会 日程

★参加人数

 

  日    時   開催会場     参加人数
  5月11日(水)          今福公民館         30
 三隅公民館         10
  5月12日(木)          周布公民館          3
 石見公民館         17
  5月13日(金)       弥栄会館         18
 旭支所         22
        10
  5月14日(土)       美川公民館
 国府公民館          4
  5月14日(土)       長浜公民館         13
 浜田公民館          9
       136
  合     計

 

 開催会場をクリックください。報告書がご覧いただけます。

  

 

  今回の議会報告会でいただいた意見のうち、議会に関する事以外は市長【執行部】に意見・要望として報告させていただきました。        下記のとおり質問と回答を掲載しています。ご覧ください。

★意見・要望と回答

 

 

意見・要望と議会の回答

意見・要望

熊本震災募金活動には心温まった。ご苦労様でした。

議会からの  回答

  このたびの震災にあたり被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
 浜田市議会は、今回の被災地とは議会活動で非常にお世話になったこともあり、議員一同少しでもお役に立てればとの想いから、募金活動を行ないました。ありがとうございました。皆様のご協力によりいただいた募金は、九州市議会議長会経由で被災地に届けさせていただきました。
 

意見・要望

議会だよりが見やすくなった。

議会からの 回答

 市民の皆さんに議会の広報機能の1つとして、議会だよりがあります。この議会だよりは、10人の委員が中心となって作成しています。議会として、今後もさらにわかりやすくお伝えできるよう工夫していきたいと思います。ありがとうございます。

意見・要望

ケーブルテレビで議員の活発な意見が見えるが、1人の住民の質問が皆の意見のような言い方はよくない。

議会からの 回答

 議員は、市民の皆様の福祉向上のため、市民の皆様からいただいたご意見や要望を聞き、議会の一般質問などで、市長に届けます。市長に質問しますが、ご指摘を真摯に受け止め、今後気をつけたいと思います。

意見・要望

TPPに関する請願ではどのような議論があったのか

議会からの 回答

 今回の請願は、「TPP協定を国会で批准しないことを求める意見書の提出について」で、審査は所管の産業建設委員会で行いました。
 委員会では、国会での批准にあたり説明不足、浜田市にとっては死活問題などの賛成意見や日本の農業が優れたものを持っているということであれば、マーケットが広がる中で安心安全をテーマに出ていく必要があるという反対意見、輸出する農産物という農産政策ではなく田舎を守るという政策が必要という意見もありました。委員会では、挙手採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決しました。
 その後、本会議では全議員による採決がありました。採決の前に議員がそれぞれの立場で賛成、反対を表明する討論も行われました。その中で、現在の世界の経済情勢を鑑み国際社会における日本の役割は重要であること、農林水産業への対策は考慮されているという反対意見や今回の協定内容は国会決議に反しており、協定が及ぼす影響について明らかでない、国会で議決するには時間がなく国会軽視であるという賛成意見がありました。最終的に本会議では挙手採決の結果、賛成者多数で採択となりました。
なお、意見書提出に反対の各議員の意見内容は議会HPに掲載しています。
 

意見・要望

ふるさと寄附の市長裁量については、議会がしっかりとチェックしてほしい。

議会からの 回答

 全国の皆様からいただいたふるさと寄附の使途については、我々議員も非常に注視しています。浜田市の市民福祉向上、経済の発展などのほか、行財政改革効果にも見込まれるところです。本会議の一般質問、委員会質疑などあらゆる機会を捉え、寄附者の意向を踏まえ、市長の裁量についてはチェックしていきたいと考えています。

意見・要望

議会報告会は、意見を言う場なのか、陳情の場なのか。浜田の課題について市民と語る場だと思って参加した。

議会からの 回答

 議会報告会は平成24年度から行っております。平成27年から、議員からの定例会の報告を中心としたもの(報告会)と、地域の課題について議員と市民の皆さんで自由に語り合うもの(井戸端会)に分け、年2回ほど開催をしております。ご指摘のように、浜田の課題について市民の皆さんと語る場です。多くの市民の皆さんに参加していただけるよう工夫を凝らしていきたいと考えております。

 

 

 以下は市長【執行部】からの回答です

意見・要望と執行部からの回答

意見・要望

1.人口定住について
(1)子育てに厚みを持たせた施策が有効であり、若者が住みやすくなる施策、浜田に住みたくなる施策を進めていただきたい。

執行部からの回答

 昨年度策定した第2次浜田市総合振興計画では、浜田市の将来像を「住みたい 住んでよかった 魅力いっぱい 元気な浜田」とし、前期基本計画(計画期間平成28年度~平成33年度)では、人口減少対策プロジェクトを設定し、(1)雇用の確保、(2)少子化対策、(3)定住・移住の推進、(4)地域づくりの推進の4つの重点課題に取り組むこととしています。
 ご指摘の子育て施策については、(2)少子化対策において、妊娠期を含めた子どもが健やかに育つ環境を整備し、保護者が喜びを感じられるようなゆとりのある子育てを支援するとともに、子育て家庭を地域のみんなで支える取り組みを推進することにしております。具体的には、不妊・不育症治療費の助成、保育所や放課後児童クラブの施設整備や保育料の軽減、妊娠期から育児期までの総合的な相談や支援をワンストップで行う子育て世代包括支援センターの設置等に取り組んでいます。
 また、若者が住みやすくなる施策、住みたくなる施策については、子育て支援に加えて、雇用の場の確保やふるさと郷育の推進、大学等高等教育機関と連携した地域づくりの推進により取り組んでいます。

意見・要望

1.人口定住について
(2)若い人が地元に定着するよう企業誘致に力を入れ、大学を活用した企業が来やすいような状況をつくっていただきたい。

執行部からの回答

 人口減少が進むことが予測される中、雇用の場を増やすための取組は最も重要な事項の一つですので、積極的に企業誘致や企業支援に取り組んでおります。
 今後、若者をはじめとした多くの皆さんの定住が進むよう、さらなる企業誘致に取り組むとともに、地元の大学生や高校生の地元就職に向けた企業説明会を開催する等、雇用の確保に努めてまいります。

意見・要望

2.公民館、自治活動などについて
(1)公民館は3人体制となっているが、3人とも休み休館になることがあり、市民サービスの低下となる。交代で休むことにより、公民館をいつも開けていただきたい。

執行部からの回答

 公民館は、社会教育施設として、市の施策の中で、ふるさと郷育の推進や公民館における人材育成を担っています。さらに、行政窓口業務や避難所運営、一部の公民館においては、まちづくり事務局や地区社協の事務局も持っています。
 このような中、公民館職員(館長・主事)は、そのねらいにあった事業を展開するため企画会議を開催し、または、研修を受講し、実施しています。
 また、場合によっては、現地確認や関係者との打ち合わせもあり、公民館の中だけでの業務ばかりではないため、なるべく2名体制としております。
 そこで、公民館職員には、勤務時間が決まっており、休館日を設定していますが、休館日でありましても、市民の方が公民館を使用する場合は、鍵の開閉等を管理していただける中で事前に申し込んでいただけましたら可能な限り利用を許可することとなっております。
 休館日は、公民館職員が在館しておりませんが、公民館施設を利用することは可能ですのでお近くの公民館にご相談願います。

意見・要望

2.公民館、自治活動などについて
(2)福祉のまちづくりを進めるには拠点が必要であるが、地区社協が公民館の 倉庫など借りて活動しており、公民館内に電話、資料印刷、倉庫など拠点としての整備をしていただきたい。

執行部からの回答

 地区社協が公民館の敷地を借用して倉庫を設置しているところや文書を置いたり、机を使用するといったところもあり、色々な形で公民館と地区社協は連携していると認識しております。
 しかしながら、公民館の予算で、電話、資料印刷、倉庫を整備することは困難であると考えています。
 なお、公民館敷地の借用や備品等の公民館への設置につきましては、各々の公民館の状況や環境に応じて相談させていただきたいと思います。

意見・要望

2.公民館、自治活動などについて
(3)市街地には公民館が少なく他に代わる施設がないので、石央文化ホールが 市民にもっと活用されるようにしていただきたい。

執行部からの回答

 市立公民館は、社会教育法の目的を達成するため、その多くの使用料を無料もしくは低額に設定しています。ただし営利・政党・宗教目的の使用は規制されています。これに対し、石央文化ホールは地方自治法に基づく公の施設として各種催物や集会、そして芸術文化の振興及び福祉の増進を図る事業に広く活用され、営利等を目的とする使用も認められています。
 ご指摘の内容は、石央文化ホールも公民館同様、市民の利用を無料としてほしいという意味と思われますが、石央文化ホールの利用料金を無料とすることは管理・運営の面から難しいと考えていますので、まずは、ほぼ飽和状態にある浜田・石見公民館を補完するため、会議室や小ホールをこれまで以上にご利用いただけるよう広報・PRに努めてまいります。
 

意見・要望

2.公民館、自治活動などについて
(4)公民館のコミュニティセンター化はどうなっているのか。早くコミュニティセンターを作っていただきたい。

執行部からの回答

 公民館のコミュニティセンター化につきましては、昨年度、全公民館を対象とした個別ヒアリングを実施すると共に、教育委員会との検討会議を重ねました。
 その結果、現段階では、社会教育の原点である公民館としての機能は必要であり、その中で、地域づくりの拠点施設、地域のプラットフォームとしての役割をどう担っていくかが課題との結論に至っております。
 今年度は、公民館ごとに「まちづくり推進委員会」と公民館職員の話し合いの場を設け、地域の実情に応じた施設運営を検討してまいります。

意見・要望

2.公民館、自治活動などについて
(5)自治会活動で同じような委員会や役割があり、次世代に引き継ぐため運営 しやすい自治会体制としていただきたい。

執行部からの回答

 自治会の運営につきましては、それぞれの地域で担っていただいており、行政から一 方的に廃止や統合をすることは困難でありますが、地域づくりのご相談や支援は積極的に行っております。
 現在、浜田市では、自治会や町内会を一定の規模でまとまっていただき「まちづくり推進委員会」を設立することを勧めており、このことが、役割の重複や担い手不足等の課題の解消の一助になると考えております。

意見・要望

3.まちづくり総合交付金について
(1)まちづくり総合交付金の課題解決特別事業は使いにくく、素人でも使いやすい事業としていただきたい。

執行部からの回答

 浜田市では、これまで、地域の自立を目標に、5年間にわたり、一定の交付金を交付してまいりました。
 しかし、一方的な交付金の交付では、地域活動への取組状況に関わらず、均一に配分され、一生懸命取り組んでいる団体にとって不公平感があるとの意見がありました。
 そこで、よりがんばっている団体には、加算できるよう、新規事業として「課題解決特別事業」を設けたところです。
 素人でも使いやすい事業に・・・とのご指摘ですが、地域の皆さんで、地域の課題についてしっかり話し合っていただければ、申請については、行政職員がお手伝いできますので、ご理解を願います。
 今年度につきましては、16の地区まちづくり推進委員会から、30の申請があったところです。

意見・要望

3.まちづくり総合交付金について
(2)まちづくり総合交付金が、意味のない使われ方、むだ遣いをしているのではないか、第三者によるチェックが必要である。どのように使われたのか、市民に分かるようにしていただきたい。

執行部からの回答

 まちづくり総合交付金は、地域コミュニティの強化や市民主体のまちづくりを推進するために、有効に活用していただくこととしており、一定の要件はあるものの、その使途については、それぞれの地域に任せております。
 地域の課題はそれぞれであり、市街地と中山間地域でも大きく異なっております。他の地域から見ると、意味のないと感じられる活動でも、その地域においては、必要な場合もあります。
 そのため、実績報告については、それぞれの組織において監査を受けた書面を添付していただくほか、内容については、報告時に、窓口において、担当職員が聞き取りを行っております。

意見・要望

3.まちづくり総合交付金について
(3)まちづくり総合交付金は浜田自治区と中山間地域では、状況や考え方が違 い、減額は集落の活動に影響が出る、現状維持としていただきたい。

執行部からの回答

 浜田市では、これまで、地域の自立を目標に、5年間にわたり、一定の交付金を交付してまいりました。
 しかし、一方的な交付金の交付では、地域活動への取組状況に関わらず、均一に配分され、一生懸命取り組んでいる団体にとって不公平感があるとの意見がありました。
 そこで、よりがんばっている団体には、加算できるよう、新規事業として「課題解決特別事業」を設けたところです。
 基礎額の部分については、減額となっておりますが、地区まちづくり推進委員会を設立しておられる地域においては、この加算事業を申請していただければ、ほぼ、これまでと同額となるよう調整しております。
 

意見・要望

4.中山間地域への対応について
(1)大型ハード事業(瀬戸ケ島、浜田城資料館など)は止め、中山間地域へのきめ細かい事業(まちづくり総合交付金など)を実施していただきたい。

執行部からの回答

 浜田市の全体の予算枠の中で、調整を行って実施しております。
 今年度は、まちづくり総合交付金のほか、敬老乗車券事業も市全域に広げたところです。
 この他、地域振興基金を活用して、中山間地域の活性化のための事業を創設し、地域振興を図るための取り組みも、実施しております。

意見・要望

4.中山間地域への対応について
(2)中山間地域の公共交通の確保、敬老乗車券を含め交通弱者対策をお願いし たい。敬老乗車券制度を知らない人がおり、周知していただきたい。

執行部からの回答

 中山間地域等における交通弱者対策につきましては、昨年度策定した「浜田市地域公共交通再編計画」に基づき、「敬老乗車券制度」の実施や新たな交通手段の確保に取り組んでまいります。
 また、7月から本格実施しました「敬老乗車券制度」につきましては、広報はまだや町内回覧、ホームページでの周知に加え、民生児童委員や行政連絡員などにも制度をお伝えしているところです。
 また、バスやタクシー内でも乗務員から声がけを行っていただいております。
 今後も、機会を捉え、引き続き周知に努めてまいります。
 

意見・要望

4.中山間地域への対応について
(3)滅びる可能性のある集落があり、調べて町内の統合を進めていただきたい。

執行部からの回答

 町内(自治会)の統合、分割については、それぞれの地域からの申し出によって行っており、行政から、一方的に進めることは困難であります。
 しかし、統合に向けての相談には、行政連絡員や町の区域に関する担当である総務課と連携して当たってまいります。
 

意見・要望

5.火葬場ほかについて
(1)三隅火葬場に統合することは、議会も了承していたと思うが、なぜ浜田火葬場の整備を見直すことになったのか、浜田火葬場を修繕する時には、弥栄や旭の火葬場も整備していただきたい。

執行部からの回答

 平成25年2月に策定しました「浜田市火葬場整備計画」では、行財政改革の観点から施設の統廃合を目的に、市内4か所の施設の中で一番施設の新しい三隅火葬場に1炉増設し、一番施設の古い浜田市火葬場を廃止、旭・弥栄火葬場については大規模修繕が発生するまでは存続させる計画としていました。
 しかし、平成27年9月議会定例会において、浜田市の火葬場を残してほしいとの意見がある中、市民の皆さんの理解が進んでいないのではないかとの懸念があること、その後の葬祭事業者等の意見聴取を行う中で、現在の葬儀のあり方を最低限維持する観点からは、現計画の整備規模では待合室等の床面積が不足している可能性があることなどから計画の見直しを行いました。
 見直し前の計画をA案とし、三隅火葬場の待合エリアを拡張するB案と、浜田市火葬場を現地大規模改修するC案を作成し、比較検討したところです。
 環境課といたしましては、財政的な観点から、C案により浜田市火葬場を大規模改修し、20年程度の延命を図りたいと考えています。
 なお、旭・弥栄火葬場につきましては、大規模改修が発生するまでの間の、小規模な修繕については、これまでどおり適切に対応してまいります。

意見・要望

5.火葬場ほかについて
(2)三隅霊園にはトイレがなく、三隅火葬場のトイレを使わざるを得ないが、トイレの整備と柄杓や水桶などを整備していただきたい。

執行部からの回答

 三隅霊園のトイレの設置につきましては、トイレの設置形態にもよりますが、約400万円~700万円程度の設置費用が必要と試算しています。また、年間の維持管理費用も数十万円が必要となり、これらの追加費用は霊園永代使用料・管理料で賄わざるを得ません。
 したがいまして、現在の利用区画数や利用人数、利用形態などからの費用対効果や、市の課題であります公共施設再配置計画との整合性などを総合的に判断した結果、三隅霊園への新規設置は難しいと考えています。
 なお、柄杓・水桶・バケツにつきましては、現在2か所の水汲み場に2個ずつ計4個を設置していますが、それぞれ2個ずつ増設し、計8個を設置いたします。備え付けの物品につきましては、今後、利用者の推移をみながら、必要があれば随時、増設したいと考えています。

意見・要望

6.その他
(1)広報はまだなど行政広報に横文字が多く、高齢者には分かりにくく、分かりやすい広報としていただきたい。

執行部からの回答

 「広報はまだ」など市から市民の皆さんにお送りするお知らせや文書では、一般的に広く使用されている外来語などにつきましては、カタカナで表記する場合があります。これまでも、専門的で分かりにくい言葉や、まだ広く一般的に使用されているとまでは言えない言葉につきましては、できるだけ注釈や括弧書きの説明を加えるなどしているところです。
 読まれる方の年齢等によって分かりやすさには違いがあると思いますが、カタカナ表記に限らず、文書の作成に当たっては、読んでいただく方の立場に立った分かりやすいお知らせや文書を作成するよう、今後一層努めてまいります。

意見・要望

6.その他
(2)浜田訓練校の跡地を無料開放するよう、県に要請していただきたい。

執行部からの回答

 浜田職業訓練校(高等技術校)跡地の利用につきましては、地元町内会が跡地の半分程度を町内活動に使いたいと要望されてこられたと伺っています。
 町内会長が県の担当部局に直接ご相談をされた結果、現地立ち会いと協議が行われる運びとなり、立ち会いには市の担当課として同行させていただきました。草刈りなど維持管理に関する部分を町内会が行うことを条件に、島根県と町内会との間で利用契約を締結することの合意を確認いたしました。
 後日、町内会長より契約締結が完了した旨の報告もいただき、ご要望に沿った結果を迎えることが出来ました。

意見・要望

6.その他
(3)お金がなくて施設に入れないことがあり、高齢者施設の整備が必要であり 進めていただきたい。

執行部からの回答

 自宅での生活の継続が困難な人に対応するため、浜田地区広域行政組合と連携して、多様な居住系介護施設の計画的な整備に取り組んでまいります。

意見・要望

6.その他
(4)年間を通じ医療機関にかからなかった場合の報奨金等について検討していただきたい。

執行部からの回答

 浜田市では過去に、国民健康保険の健康世帯として、保険料を完納し1年間医療機関を受診されなかった世帯に対し、記念品あるいは商品券を贈呈する事業を平成19年度まで実施していましたが、以下の点を鑑み同年度をもって事業を終了した経緯があります。

・介護施設入所者は、実際は医療を受けていても介護保険から給付され、国保の療養給付実績としてあがらない。
・以前は国庫補助対象であったが、平成16年度から補助事業ではなくなり、県内他市の状況をみても実施をしていない。
・この健康世帯表彰事業は財源を保険料に求めることとなっている。

 また、無受診世帯となるために、必要である時に受診を控えることが重症化に繋がるリスクがあることや、健診も医療も受けていない人が必ずしも健康であるとは言えず、中には自身の健康状態を把握する機会を持たないうちに生活習慣病のような自覚症状がない病気が悪化する恐れがある人も存在するといった観点から、このような制度の趣旨に懐疑的なご意見も多いため、単に一定期間無受診であったことに対する報奨金等について現時点で実施することは考えていません。
 一方で、平成20年度から40歳以上の人に対する特定健康診査が始まり、受診率の向上や特定保健指導での生活習慣改善の成果といった医療費適正化策に対して国も交付金額増により評価していることから、他の自治体の事例を参考にしながら、疾病の早期発見・重症化予防と、それによる医療費削減の効果が得られる制度のあり方について研究したいと考えています。

意見・要望

6.その他
(5)BUY浜田運動は新しい事業であり、ネーミングが分かりにくく、事業内容など市民に周知していただきたい。

執行部からの回答

 「BUY浜田運動」は、市内で生産、製造、加工された商品を多くの市民の皆さんに買っていただき、地場産業の育成と消費の拡大により地域内経済の活性化を図ることを目的としており、今年10月を目途に実施する予定です。
 これに向け、市民の皆さんに理解していただき、浜田のモノの消費が進むよう、商工団体や金融会、農林水産団体等で構成する「BUY浜田運動」推進委員会が主体となって市民の皆さんへの周知に努めてまいります。
 周知にあたっては、「BUY浜田運動」ロゴマークを公募して作成し、ポスターやリーフレット、バッジ等の運動グッズを活用してまいります。

意見・要望

6.その他
(6)浜田港長期構想について、地元の意見と現況を把握していない。特にP-7の埋め立ては問題がある。

執行部からの回答

 貴重なご意見ありがとうございます。
 伺いましたご意見は、浜田港長期構想検討委員会の幹事会に情報提供をさせていただきます。

意見・要望

6.その他
(7)下府町5町内の貯水槽がある地域の下水道整備について配慮していただきたい。あわせて、貯水槽の耐震性および損壊した場合の補償の有無について回答願いたい。

執行部からの回答

 下府5町内の下水道整備工事については、未着手となっておりましたが、本年度または、来年から工事着手する予定としております。
 本年6月には、受益家屋の接続意向調査を始めております。対象となる世帯のうち2世帯を訪問し、接続の意向を確認させていただきました。
 その中で、早めに説明会をしてほしいとの要望もあったことから、事業着手前の説明会を行う予定としております。未確認の世帯についても、その時までに確認する予定です。
 また、下水道工事にあわせ、道路側溝の改修や、上水道の水圧などの要望も聞いたところであり、市役所内部で調整しているところです。
 繰り返しになりますが、事業予算の調整により、今年度からの着手の可能性もありますので、地元の皆様と相談し工事を進めていく予定です。
 貯水槽については、震度6程度の揺れに耐えられる設計となっています。日常点検でもひび割れ等は見当たらず、良好な状態を保っています。
 仮に損壊し周囲へ被害を及ぼした場合は、その原因や被害状況を精査し、補償等を検討してまいります。

意見・要望

6.その他
(8)旧浜田CCのINコースでメガソーラーの開発が進められており、雨水、排水処理、道路修繕などの問題があり対処していただきたい。

執行部からの回答

 現在、浜田カントリークラブの跡地において、民間事業者が太陽光発電事業を展開されています。
 ご意見をいただきました水路については、浜田カントリークラブが島根県の開発許可を得て設置したものであり、現在は同クラブの財産を引き継いだこの事業者が管理しています。
 したがって、土地の用途がゴルフ場から太陽光発電施設に変わったことに伴い、安全確保等のために水路を改修する場合は、この事業者が行うこととなります。
 また、市道については、本件に限らず、路面等の損傷が生じた場合は当事者に修繕していただくべきと考えております。
 太陽光発電施設の整備は現在も進んでおり、市道を工事用車両が通行している状況ですので、市としては工事完了後に現地の状況を確認し、場合によっては修繕を指示することとなります。

意見・要望

6.その他
(9)下府地区の通学路は、踏切と国道9号を横断しなければならず危険であり、今年度、特別な措置ができなければ、交通指導員を配置していただきたい。

執行部からの回答

 交通指導員は、市から委嘱して活動していただいており、委嘱の要否について検討し、委嘱してきています。
 現状、市内で活動していただいている場所を地区ごとにみると、交通指導員が絶対的に不足し、優先的に確保・配置したい地区があります。
 これまで、他地区からも交通指導員の配置要望や推薦を受けておりますが、不足地区とのバランスと要望現場の交通状況を勘案し、配置の要否を決定してきています。
 要望についてみますと、配置人数は、国府小学校の通学路では現在すでに3名の交通指導員に活動していただいております。
 また交通状況については、下府地区の通学路にある国府踏切の電車の往来数は、特に通学時間帯をみると4本ほどです。国道9号の横断については、押しボタン式信号機が設置されています。
 以上の状況を踏まえたうえで、交通指導員の配置の必要性・緊急性を判断し、配置の要否について決定します。

意見・要望

6.その他
(10)学校給食は地産地消の観点から分散すべきであり、地産地消は大事であり徹底を図っていただきたい。

執行部からの回答

 学校給食施設につきましては、浜田市全体の地産地消の動向等を踏まえて浜田市の給食施設としての在り方を検討してまいります。
 学校給食の地産地消については、食育とともに重要であると認識していますので、今後も給食における地産地消の推進に努めてまいります。

 ※意見・要望について重複する内容は、まとめて掲載しています。

  今年度、秋には地域井戸端会~市民と議員の意見交換会~を開催予定としています。

 

 

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