このページの本文へ移動

3年校外学習(10/16)

2025年 10月 20日

  • 印刷する

10月16日(木)、3年生が広島へ校外学習に出かけました。

小学校の修学旅行がコロナ禍で県内だったため、大半の生徒にとって平和記念資料館や平和記念公園訪問は初めてでした。事前学習の甲斐あってか、資料館では全員が真剣に、時間をかけて見学していました。訪問に向け、1学期には社会科で太平洋戦争について調べ学習を行いました。2学期には総合的な学習の時間で、まず戦争と平和や核兵器について、日本の開国後から原爆投下に至るまでの歴史的流れを確認し、その後、多様な見方・考え方ができるよう、要約学習を取り入れた協調学習を行いました。さらに核兵器をなくしたり減らしたりする2つのアプローチと日本の関わりも勉強しました。当日は有志の生徒たちが千羽鶴を作って持参し、「原爆の子の像」に奉納しました。

これからの時代を創っていくみなさんの、今回の学習や今の平和を願う気持ちが、さらなる学習や行動につながっていってほしいです。

1  2  3

4

5  6  7

【生徒の感想から】

・何が正しいかはわからないけれど、自分なりの考え方をもてるように、学習しないといけないと感じました。核がない世界になることを祈って生活していきたいなと思いました。

・被爆して、体中にやけどを負った子供が、自分よりも自分を見てつらそうにしている母親のことを案じていたというエピソードが特に心に残った。やけどや原爆症に苦しんだ人々はもちろん、身近な人がそんな目に合っていた人々の心の傷も相当深いことに気づかされた。普段通りの生活が、一瞬にして破壊されてしまった事実を目の当たりにして、原爆の恐ろしさ、悲惨さがより一層強く感じられた。

・服の展示と焦げたお弁当の展示、亡くなられた方の家族の言葉を見て、本当にあの時広島にはたくさんの人が生きていたんだな、とやっとちゃんと感じて悲しかったです。教科書で見て勉強していても何となくしかイメージがわかなかったけど、展示を実際に見て本当にあったことだとわかりました。核とか平和についてあきらめない考え方をもちたいです。

・今回の見学を通して、他人事ではないということを改めて感じた。自分たちが原爆のことなどについて広めたり、知らせたりすると、(核兵器がなくなった時に消される)平和の灯が消える日が来るのかなと思った。

・人の焼けた肌や、服、物などを見て、事前学習の時よりもより核兵器や戦争の怖さなどを知りました。何かとこの世界は力によっていろいろなことが決まっています。そのようなことがなくなるように、できることをできるだけしたいです。

このページに関するお問い合わせ先

  • 第二中学校
    電話:0855-22-1268   FAX:0855-22-1269   メールアドレス:dai2@hamada.ed.jp

ページの先頭へ戻る