2019年 3月 1日
2/28(木)読み聞かせ 「二十一世紀に生きる君たちへ」
司馬遼太郎 著(世界文化社)
今年度最後の、読み聞かせをしてくださったのは、郷原校長先生です。
校長先生は生徒(特に卒業間近の3年生)に広い視野からこれからの生き方を考えてほしいという願いを込め、この本を朗読してくださいました。
ちなみに歴史作家の司馬遼太郎さんが子ども向けに書いた本はこの一冊(2作品)しかありません。
この本は、いつの時代になっても人間が生きていくうえで変わらないことや心構えを教えてくれる本です。「子どもは何をしなくてはならないのか?」「人は何のために生きるのか?」日本人のすべてに語りかける心のメッセージが心に染みわたります。シーンと静まり返った図書館で、むだのない、考え抜かれた名文と頼もしくて温かい校長先生の語りが生徒たちを惹きつけていました。校長先生は他にも「10歳のきみへ-95歳のわたしから」(日野原重明著)、「泣いた赤鬼」(浜田廣介著)、「せかいのひとびと」(ピーター・スピアー著)をお勧めの本として紹介してくださいました。これら4冊は、内容を紹介するより、ぜひ、皆さんにも読んでいただきたいと思います。
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