2019年 4月 24日
△学校図書館司書の横山さん △背伸びをしない本の紹介
4月23日(水)読み聞かせ「本を読むとどうして賢くなるのか」(鴻上尚史)
~「ヤングアダルト図書総目録2019」より
今年度も、月2回、全校生徒は朝礼前の読書の時間に図書館に集合し、エンデの会の方、杵束公民館の方、本校の教職員から「読み聞かせ」をしてもらいます。たった15分間の短い時間ではありますが、中身の濃い、学びの多い時間です。
今年度の初めての「読み聞かせ」は、学校司書の横山さんが担当でした。
横山さんは、この「耳からの読書」に慣れ親しむ中で、「聴く」力はもちろん、「話す」「読む」「書く」力の向上につながってほしいという生徒への熱い願いをもっています。また、まずは「読む体力」を身につけることが必要だという考えから、生徒に伝えたいことがぴったりだったという内容の鴻上尚史さんのエッセイを朗読しました。
・・・でも、僕は本を読んだほうがいいですよと、あなたに言います。それは、「本を読むことが、一番、頭が鍛えられるから」です。これもスポーツと同じです。身体は、ちゃんと使えば使うだけ、鍛えられるでしょう。頭も同じです。使えば使うほど、賢くなります。・・・読書は、あなたにぴったりの本を探す旅です。・・・その時、一番大切なことは、背伸びをしないことです。・・・高校生なら中学生向けの、中学生なら小学生向けの本でも充分です。まずは簡単で面白い本と出会うのです。大丈夫。あなたを夢中にさせる本は、絶対にあります。諦めないで、読書の旅を続けてください。(一部抜粋)
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