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5月9日(木)第2回読み聞かせ「春の苑紅にほふ はじめての越中万葉」

2019年 5月 10日

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5月9日(木)第2回読み聞かせ「春の苑 紅にほふ はじめての越中万葉」

       企画:富山県 文:高岡市万葉歴史館 絵:佐竹美保 (岩崎書店)

 

 今年度第2回目の「読み聞かせ」は、正田裕子先生が担当でした。

正田先生は、選書理由として「元号が変わったこのタイミングで、何か生徒の学びや力になるものをと考えて選んだ。新元号を迎えるにあたり、言葉を大切にすること、多様な人々の和歌が編纂されていることの意味にも触れたいと考えた。」と述べています。この本は奈良時代の有名な歌人・大伴家持が越中(現在の石川県・富山県)に赴任した時の様子を彼の和歌を交えながら描かれた絵本です。

読み聞かせ後、正田先生は「一生懸命聞いてくれてうれしく思いました。素朴な言葉の中にも人間の普遍的な思いが力強くまた鮮やかに読み込まれているのを感じてくれたら、という思いで読みました。大伴家持と一緒に雄大な自然や人々との触れ合いに思いを寄せて、旅をしている気持になってくれていたらうれしいです。」と感想を残されています。

生徒と一緒に聞いていた先生からは、「改元のちょうど良いタイミングだったので、生徒たちも興味深そうに聞いていました。所々、難しそうな言葉には補足もされていたので聞きやすかったと思います。より興味をもって自分から図書館で万葉集の本を手に取ってくれるといいですね。」というコメントがありました。2、3年生はちょうど国語の授業で短歌や俳句を習っているところです。磨かれた豊かな言葉の世界を楽しみましょう。

このページに関するお問い合わせ先

  • 弥栄中学校
    電話:0855-48-2239   FAX:0855-48-2647   メールアドレス:yasaka-j@hamada.ed.jp

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